[麒麟]クロノスナイトガンダム(ナイトコアガンダム&麒麟)

[ナイトコアガンダム]
ダイバー[クロノ]が麒麟を守護する目的で騎士型に改修したコアガンダム。全身に超硬質クリスタルを装備しており、見た目以上に防御力が高い。
剣をメインに戦うが、忍者型のハヤテと同様に斬撃を飛ばすことで遠距離にも対応する。
他にも拳での格闘やランスビットも扱えるなど、オールラウンダーな一面もある。

最初は騎士や剣士、勇者などをモチーフとして作っていましたが、いつの間にかゼルダの伝説(ブレスオブザワイルド)のリンクの要素がチラホラ。弓矢も持たせれば、よりそれっぽい感じになりそうですが、その場合マントは邪魔か。

[クロノ]
本機を駆るダイバー。
彼は至って普通の少年だが、X-ELダイバー[チー・リン]との出会いによって運命が大きく変わったダイバーの一人でもある。
以前イブキとともにヒロトからコアガンダム(の予備)を譲り受けたが、その後彼らが再び出会う頃には数年の月日が流れていた…。

戦術あれこれ
強豪フォース[四神]に所属してまだ1年足らずなクロノだが、戦闘センスの高さも相まって実力は幹部クラスにまで成長する。
また覚えも早く、指導にも熱が入るらしい。
白虎からは拳による格闘、青龍からは槍術と魔法(に近い感じの[気]の使い方)、朱雀からは剣術、玄武からは盾などを使った防御術など、諸先輩方からさまざまな戦い方を習得している。

四足獣型MB(モビルビースト)[麒麟]
X-ELダイバー[チー・リン]専用のMB。
チー・リンの特殊能力である[時間操作]を増幅•強化する目的で作られ、時間操作を行うための大きな半円状の装置[順転ノ輪]と[逆転ノ輪]により、時間の加速•遅延を可能とする。
そのかわり自機で扱う武器の類は一切搭載しておらず、単独での戦闘力はゼロに等しい(時間が操作できるだけあって、逃げ足は速い)。
やむを得ず戦闘に介入する場合は時間操作を用いて、ナイトコアガンダムのサポートに徹する。

もちろん騎乗も可能です。アーマーの接続部で固定しているので、ポロリの心配は無し。

X-ELダイバー[チー・リン]
ある日GBNで生まれた特殊能力を持つELダイバー兄妹の妹の方。
争い事を好まず、ガンプラが傷つく事を極端に嫌う。
[時間操作]という能力を持つ為辛い目にも遭ってきたが、自分を護ってくれた兄やクロノへの信頼は厚く、また自らも彼らを護りたいという想いから[麒麟]に乗り、戦場を駆ける。

麒麟から武装を受け取り、如何なる状況に於いてもチー・リンを護る。
ソードビットを射出したり、ビットを剣と合体させた大剣で攻撃力アップを図るなど、「攻撃は最大の防御」を地で行く事もしばしば。
また、順転の輪・逆転の輪を装備した状態ならば、ナイトコアガンダムでも時間操作が使用可能となる。

X-ELダイバーとフォース[四神]
ELダイバーで特殊な能力を持つ個体をX-EL(エクスエル)ダイバーと呼称する(という設定)が、彼女はその中でも[時間操作]という極めて稀な能力を持っており、悪用しようと画策する者達に狙われていた。
同じく[空間操作]という特殊能力を持つ兄[ファン・ロン]と共にとあるフォースに身を寄せるが、そのフォースはその特殊能力の危険性の高さ故、二人の存在を隠す事に。
同時にフォースとしての活動を停止、しばらくは平穏な日々が二人に訪れた。
しかし、特殊なELダイバーの存在の噂が流れ始めたのをきっかけに、兄[ファン・ロン]は表舞台へと姿を現す。
妹をこれ以上危険な目に遭わせない、という強い意志を持って…。
チー・リンを護る為、そのフォースはファン・ロン改め[黄龍]率いる『四神』として再出発を果たす事となる。

さてさて強敵と戦う二人…。

クロノ「手強いな…チー・リン、鎧も頼む！」

チー・リン「まかせて！コアチェンジ・ドッキングゴー！」

[クロノスナイトガンダム]
ナイトコアガンダムが麒麟のアーマーを装着した形態。
全体的な能力強化に加え、時間操作というチート級の能力を麒麟から継承する。
ただしクロノが時間操作を使用するには相当の集中力が必要な為、長時間・広範囲での使用は難しい。
背中の順転の輪(小型の方)には時間の速度をアップさせる[ファスト]、逆転の輪(大型の方)には時間の速度をダウンさせる[スロウ]という術が組み込まれており、どちらも麒麟か本機でのみ使用可能。

余談だが、兄であるファン・ロン(黄龍)の[空間操作]と合わせることで、時間と空間を支配する無敵の能力となる(と理論上は予想されているが、現在まで二人が同時に能力を発動した事は無い)。
これこそ兄妹が狙われる原因であり、その力を我が物にしようと近づく輩が後を絶たない。

戦闘スタイルは片手剣と盾での近接戦闘を基本とし、拳闘や槍、杖による魔法(のように見えるエネルギー操作)などを組み合わせて戦う。
自身にファストの術式をかける事で、速度において優位に立った状態を作り出す戦法を得意とする。
スロウに関しては対象に直接触れた方が効果は高く持続時間も長いが、粒子状に放出して使うことも可能。ただし粒子状の場合は定着が薄く、術式の範囲外になると効果は消えてしまう。

必殺技は剣にエネルギーを集中させることで十字架の様な形状となった、ビームクロスソードでの一閃、
『クロノス・ジャッジメントスラッシュ』。

クロノ「これで斬れないものはない…覚悟するんだな」

[ムゲンクロノスモード]
２つの輪を組み合わせて∞の形を取ることでより強力な時間操作が可能となり、時の流れを止める[ストップ]、時を巻き戻す[リバース]などの超高度な術も使えるようになる。
ただ、これだけ強力な装備があったとしても、いずれの術も操作範囲や効果時間などは限定的なものとなる。

後ろはこんな感じです。
時間操作ということで時計をモチーフとした強化形態を考えていましたが、輪が二つになった時「∞の方が強そう」と閃いて今の形に。
あと、分かりにくいですが手で輪っかを二つ繋げたポーズ=∞ポーズにしていますwうーん地味w

アーマーをパージした麒麟はキリンバスターカノンに変形。
砲撃によって敵を殲滅する…のではなく、射線上に時を停止する術式［ストップ］をかけ、広範囲の対象を無力化する。

チー・リン「みんな、これ以上争うのはやめて…！クロノ、[ストップ]をかけるわ…！エネルギーのチャージを…！」
クロノ「…わかった。もうこれ以上、誰も傷つけさせない！エネルギー充填…、キリンバスターカノン発射！時よ…止まれぇぇぇぇ‼︎‼︎」

さらに麒麟はバイクモードに変形可能。
タイヤ型のエネルギー塊を高速回転させ、とてつもない推進力を得る。
そして、バイクモードで得られるスピードと背中の2つの輪が持つ時間制御能力を合わせる事で、
なんと「時間転移」(いわゆるタイムトラベル)が可能となる。
だが、膨大なエネルギーが必要である事と、偶然発動した際の条件など不明な点が多いことから、残念ながら未だ実用には至っていない。

〜ちょっと寄り道①騏驎〜
一日に千里を走る馬のことを[騏驎]と言うそうです。麒麟とは微妙に字が違いますね。
千里=3900kmを一日で走る→時速162.5kmでペースを崩さず24時間走り続ければ可能、途中休憩するとしたらもっと速く走る必要が有る、と。うーん…生き物として考えたら化け物。MSならまあ無理ではないか…いやパイロットの体力的に厳しいか…。

〜ちょっと寄り道②タイムトラベル〜
時間を操る能力の終着点としては、やはりタイムトラベルかなぁ…と。現実では不可能とされる説が多いみたいですが、遠い未来でいつか出来る様になるんですかね…？
仮に未来でタイムトラベルが可能となって未来人がやって来てたとして、絶対に見つからない方法があるか、僕らが接触できても記憶を消されてて覚えてない、とか様々な方法で秘密にされてたり？

制作工程です。
コアガンダム・ハヤテ(忍者)とほぼ同時にスタートしたものの、気がつけば1年以上完成時期に差が出てしまった…。
ギミックも早い段階で固まってはいたんですが思うように組めず、試行錯誤を繰り返しながらゆっくり作っていった感じですね。
そして、塗装してから撮影するまでがまた長かったw
紆余曲折ありましたが、なんとか完成まで辿り着けたので良かった。

最後はフォース[四神]勢揃いで〆！

当初は四人で完結するはずだった四神モチーフですが、黄龍と麒麟も作ろうと決めてから、なんやかんやで完成まで2年以上かかってしまいました…。特に麒麟は色々と難航したので、ようやく揃った感が大きいです。
拙いですがストーリーなんかも考えていて、忍者たちとの絡みもあるのですが…もし機会があれば投稿したいですね。

ここまで閲覧いただきありがとうございました！次回はSD系の作品を投稿したいと思います。

次回を待て！(*´∀｀)ﾉｼ