ご無沙汰しております、約一年ぶりの新作お披露目です。
今回は、三国伝の前日譚として俺設定モリモリでお送りする物語【SDガンダム四神伝〜三国伝異聞録〜】の主人公、龍帝のご紹介!
龍帝とは、【SDガンダム三国伝】に登場する古文書「G記」に描かれた、三璃紗神話に出てくる三人の神の一人。
破壊神・蚩尤を封印した[三候]であり、[三国伝]の主人公・劉備の先祖にあたる人物です。
モチーフはその「龍帝」と、四神「青龍」。
さらに今回も三国伝の設定に倣い、演者としてセカンドVを選択(理由などについては後述)。
[四神伝]についても少しずつ出していく予定ですが、演者が揃わないと話があまり進まないので…長い目で見て頂ければ幸いです。
今回も例に漏れず、駄文長文が続きます。読み飛ばし全然OKですが、読んで頂けるとより楽しめるかと思います。
それでは、龍帝スタートです!
劉雲セカンドV •発明家の姿(軽装タイプ)
---大陸の東、海に面し商業が盛んな港街に、とある天才発明家が居た。
普段は街の人々のために様々な発明品を作りながら、平和な日々を送っていた。
ある日、謎の人物から[青龍剣]を託された事で、彼の人生は一変する---
龍帝になる前、劉雲という名で発明家として暮らしていた時の姿。
心技体のうち「心」が最も強く、超が付くほど前向きな性格。所謂主人公。
発明などで培われた高い技術力に加えて、天性の器用さも併せ持つ。
しかし旅立つ時点では戦闘経験は無く、身体能力は一般人とさほど変わらないレベルだった。
・劉雲と劉備
劉備は龍帝の血を継ぐ者=子孫という事で、龍帝剣を使えたり、天玉鎧・蒼龍を呼び出したり出来ますが…今回の劉雲では未登場。劉雲(龍帝)がそれらを使う事になるのは、もう少し先のお話…ということで(^^;
・ネーミング
物語の流れを考えた際に、"龍帝"になる前の名前が欲しかったので、新しく命名。最初から龍帝って名前だと変だな…というのが正直なところです笑。
劉備の先祖的な繋がりとして"劉"を持ってきて、セカンドVの再現に同じくV系列である趙雲(V2モチーフ)のパーツを多用した経緯から"雲"を取り、合わせて"劉雲"となりました。
劉雲セカンドV・武将の姿(鎧を装着)
[青龍剣]を託された劉雲は、蚩尤を封印するという使命を背負う事となる。
皆を守るため戦う事を決意した彼は、自ら装備を整え故郷を後にした。
[水龍の鎧]
劉雲が自ら拵えた鎧。丈夫だがとても軽く動きやすい作りになっている。
武器類を懸架しているアームは劉雲の発明品で、彼曰く自分から出ている不思議なエネルギー(=闘気)によって操作しているらしい。
・モチーフについて
劉雲のモチーフをセカンドVにしたのは、単純にデザインが好きなのが一つ。V2よりもVの方が好きなんですが、セカンドVは強化改修した Vって感じがたまらんのです。
あと一つは、四神伝の演者に「比較的マイナーな機体を選ぶ」という謎の縛りを設けた結果、セカンドVに辿り着いたからですね。
セカンドVはWHでも海賊として出たので、もうマイナーとは言えない気もしますが…。
[神器・青龍剣]
とある人物から劉雲に託された剣。神獣が封印されている神器の一つで、蒼龍の魂が宿っている。
刀身に龍の刻印が施されており、そこから蒼龍の力が漏れ出して青く輝いている。
同調する前(=心が通じ合う前)は、鍔にある龍の頭を模した装飾を介して発声し、意思疎通をしていた。
虎暁と同じく劉雲もまた剣に関しては素人であったが、仲間との修行の中で持って生まれた才能が開花。努力家な性格も相まって、瞬く間に剣術の腕が上がっていった。
・舞台となる大陸の歴史的背景
神農が蚩尤を倒して数十年が経ち、大陸の中央に彼の治める国があった時代(=三国伝の時代より遥か昔)。その東西南北に大きな都市があり、それぞれ帝である神農に任命された領主が統治を任されていた。(神農とは、蚩尤を退治し大陸を纏め上げた伝説の英雄。その子孫が代々名を受け継ぎ、統治し続けていた。)
劉雲が住む東の街には海に面した商業都市、虎暁が暴れていた西の街には、雄大な自然に囲まれた農業都市がある。
北と南には軍事都市があるが、北は高い山々が連なる雪深い地域、南は広大な砂漠地帯と、どちらも過酷な環境に重要な軍事拠点が設けられている。
(後々物語が展開する際の、設定メモとして置いておきますw)
[龍吼砲](りゅうこうほう)
劉雲の発明品の一つで、使用者の闘気を弾丸として射出する特殊な銃。弾丸の性質は闘気の使い方次第で、溜め撃ち、連射、散弾などの撃ち分けが可能。
アームを用いて展開し、剣を使いながらの射撃が主な使い方となる。
また、闘気の供給が有れば取り外して手持ちでも使える。
モチーフはメガビームキャノン。
弓が射撃の主流だった時代に、これほど脅威となる武器はおそらく無いだろう。しかし特殊な仕様故に劉雲にしか扱えず、その技術が後世に伝わる事は無かった。
それでも諦めきれない劉雲は、いつか役に立つ!という強い思いから、他三人の装備に同様の機構を“無理やり”組み込んだらしい。(後々とても役に立つ事になるのだが…)
[龍鱗盾](りゅうりんじゅん)
同じく劉雲の発明品で、様々な機能を備えた大型の盾。先端には仕込み刃[逆鱗]があり、カウンター攻撃に用いる。
また、中央の宝玉は闘気を吸収•蓄積する力を持ち、防御力の底上げや龍吼砲への供給などに使用される。敵の闘気攻撃にも有効。
モチーフはミノフスキーシールド。
本家の方は畳めて少しコンパクトになりますが、さすがにギミック的に厳しかったのでオミット。
蒼龍の力を借りる事で、各武装の強化が可能に。
それぞれ強化に使っているのは同じパーツで、組み替えて見た目を変化させています。
蒼龍
青龍剣に封印された水の神獣。
劉雲との[魂の同調]によって現世に具現化し、口から様々な属性を付与した息吹(ブレス)による中〜遠距離攻撃で戦う。
普段は冷静沈着な性格なのだが、いざ戦闘が始まると一転して熱血漢に。その勢いに釣られて劉雲も士気が上がる為、相性は上々の様だ。
ある理由により関節が各所にあるので、思いの外ウネウネ動きます。まあ龍型あるあるというやつですねw
劉雲「蒼龍、新しい発明を思いついたんだ!武器に活かせるかは、まだ分からないけど」
蒼龍「なるほど…やはりお主の発想は面白いな。それなら、こういう方法で使えそうではないか?例えば…」
普段からとにかく仲が良く、発明やら戦術やら延々と話をしている二人。探究心が強い劉雲と、(今まで披露する機会に恵まれず)知識を与えたくてウズウズしている蒼龍は、まさに理想の師弟コンビと言えよう。
それでは皆さんお待ちかね。
合体して、『龍帝』に成っていただきましょう!
劉雲・蒼龍「「神・獣・合・体‼︎‼︎」」
獣神形態
同調レベルが上がり、二人が合体した形態。
元々火力の高かった装備に、さらに大砲を二門背負い火力をプラスするという狂気。
尚且つ蒼龍の体(パーツ)を全身に配置し、全体的に能力が向上している。
モチーフはセカンドV+ちょっとだけVダッシュ。
パッと見では分かりづらいですが、実は胸鎧が変わっています。
初見で気付いた貴方はスゴイ!
行くぞ!必殺、蒼龍一閃!
龍の形をした闘気を剣に纏い、強力な斬撃を繰り出す必殺技。
今更ですが目に関して補足。
武者閃光丸の時と同じ構造で、目(緑の部分)にステンレステープ、瞳(白黒部分)にマグネットシートを使用。
瞳が自由に動くので、目線の変更が簡単にできます。必殺技時の反転した瞳や、笑顔用のニッコリ目に差し替えたり出来るので、アイデア次第でもっと色んな事が出来るかも?
流行れ、ミズノ屋アイ!
砲撃形態
劉雲が蒼龍の体(パーツ)を組み替える事で生まれた、闘気を極限まで充填して超強力な砲撃を放つ事ができる形態。
実は蚩尤を封印するための形態でもある(詳細は現在のところ不明)。
余談だが、後に他3組も同様に組み替える事が可能となるようだ。
モチーフは(一応)ビームスマートガン。
これのどこがビームスマートガンなのか?とお思いでしょう、私もです笑。
あくまでもBB戦士的(半ば強引な)ギミック=遊び心として、生温かい気持ちでお楽しみくださいませ。
力を合わせ、蚩尤を封印せよ!
さらに力を解放!
翼と龍エフェクトが追加され、より神々しい姿に。飛行能力も追加され、もはや龍帝に死角なし!
ちなみにGBWCにはこの形態で応募しました。
前回の武者閃光丸はスーパーモードで行くはずが、何故かノーマルモードで応募しちゃってモヤモヤしてたので、今回は間違えない様に気をつけました(何の話だ?)
さて皆さん、ここまで来たらもうお分かりですね?
はい、その通り。さらにおかわり(変形)ございます!
神獣・青龍形態
同調の最終段階[神獣化]によって龍帝と蒼龍が一心同体となり、伝説の神獣•青龍となった形態。
蒼龍の本来の姿でもあり、今まで使えなかった[雨や風を呼び、天候を自在に操る能力]も復活する。
背景が合成になってますが、最後なので少し派手にしたいという目的と…
悪目立ちするスタンドを消す為と、横に長過ぎて撮影ブースを余裕ではみ出してしまい残念な背景になったのを修正する、という目的もありますw
・制作に関して
最初は四神4体同時スタート!なんていう無茶から始まり、サクッと組んだ時点では弓使いでした。これが実に2年くらい前w
で、色々練っていくうちにパッと見Vっぽいな…と感じ、段々セカンドVに近づけていく流れに。
・材料
主に趙雲ガンダムと武者飛駆鳥を使用。セカンドVにはV2と同じ部分もあり、再現する際にはどちらも重宝しました。
・カラーリング
主人公感を分かりやすく出すには…?と考えたら、結局セカンドVに近い色合いに。漢(おとこ)は黙って、トリコロール!(後々部分塗装に苦労する羽目に…)
最後は虎暁とツーショットで。
龍虎相見える…!熱いッ…!熱いぞォォォッ…!(個人の感想です)
ここまで見て頂き、ありがとうございました!
今回の龍帝(劉雲)は、自分が創作した物語上での主人公という事で、見た目や色合いで分かりやすくなる様にしてみました。
劉備の先祖としての記号(各所の龍やチョンマゲなど)も取り入れつつ、セカンドVらしさも出せたので、個人的には大満足です。
さて次は3人目、燃え盛る朱き鳥を従えたアイツが登場⁉︎お楽しみに!
それでは最後のお約束…
次回を待て!
龍帝セカンドV、ようやく推参!
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
おつですー。
三国伝本編だと金色の龍になってるのでいまいち青龍感がない龍帝、やはり青くするべきですね。クリアパーツもマシマシで素敵だぁ。相変わらずギミックもモリモリで遊び心が重量過多してますね。マグネットを使った目の表現は自分も過去作でモノアイに使いましたが、複雑な機構がないからとっても簡単、便利ですよね。SDだと更に応用が効きますな。
これまでの演者が外伝だったりちょっとパラレルの機体を意識してるのだろうか。燃え盛る、鳥なので羽つき、まさかあのMS!?
おひさしぶりです〜。
今回は青龍をモチーフにしたのでがっつり青にしました!金の龍も大将軍的な魅力があるので好きですけどね😅
ギミックモリモリは仕様ですw
目≫なるほどモノアイにも使えるんですね。目線が動くと表情が出るので、愛着が湧くのが良きです。
演者≫比較的マイナーな機体を選んでるのは、単にオリジナリティを出したい、というのもありますが…
一応、虎暁→孫権との繋がりでGP系、というような自分ルールがあります。
龍帝の場合、劉備の先祖→UC系→ガンダムの先祖とは…?→迷走→ではマイナーかつ自分の好きな機体を選ぼう!→セカンドV、君に決めた!
…という具合に難産でしたw
さて次回、上記の法則に当てはめると少し見えてくるかもしれません…お楽しみに!
(ちなみに羽付きの機体ではないですw)
現在でも三国伝を楽しんでいる同志がいて嬉しい限りです。
虎暁の方も拝見しましたが、いずれもアイデア溢れるギミックとそれをカッコ良く立体化出来る技術をお持ちで羨ましい!
また設定・ストーリーでも楽しませてもらいました。
オリジナル作品を作る際、自分なりの設定やストーリーを考えるのは、モチベーションを保つためにも重要ですよね。
おお、三国伝好きな方が!いらっしゃいませ〜!
虎暁共々お褒めいただきありがとうございます😊設定云々まで目を通していただけるとは…‼︎頑張って描いた甲斐があるというものです、嬉しい。
自分なりの設定やストーリーを考える>>仰る通りモチベ維持にもなりますね。脳内では彼らが大暴れしてますw
近いうちに次も投稿しますので、お楽しみ頂ければ幸いです。
完成おめでとう御座います!
Xでも拝見させて頂きましたが、練られた設定とギミックがいつもながら素晴らしい!
相棒の蒼龍も可愛いカッコいいです。是非連れて歩きたい。
順番でいくと次は朱雀ですね。次回作もお待ちしてます!
あと、GBWC一次通過おめでとう御座います!
ダブルでありがとうございます!
いまだに審査基準がよく分からない…まあ通過したので深くは考えますまい。
設定についてはうまく文章化するのがとても難しくて、時間がかかってしまいました。
ガンプラ作りには直接関係ないとは言え、拘りたい部分ではありますね。
蒼龍さんの中身は[おしゃべりおじさん]という裏設定がありますので、連れて歩くと退屈はしないと思いますw
朱雀担当も、お楽しみに!
二児の父にして、ギミック大好きなザコモデラーです。
ミキシングすると大抵動物がセットになってます。
工作や塗装は人並み以下ですが、アイディアや発想には自信があります。
どうぞよろしくお願いします\(´ω`)
82meさんがお薦めする作品
[朱雀]ガンダムヴァーミリオン・前編
[白虎]ガンダムシャイニングタイガー
[青龍]ガンダムダブルオースコール
窮奇ザンスパイン
窮奇「私は蚩尤様の配下[四凶]が一人、窮奇と申します。早速で…
[朱雀]雀瞬エックス&炎鳳
みなさんこんにちは。 何気に今年初の投稿となりますな…。 今…
武者閃光丸
シャァァイニングゥ…フィンガァァァァァァ!(あいさつ) 皆さ…
[白虎]虎暁ブロッサム
皆さんこんにちは。今回は自身初、オリジナルSDガンダムを制作…