ザクⅡ〜終戦処理〜

機体はどのみち壊すし汚すし…ということでHGUC版のザクⅡを使用し、流石に見えそうな脛の部分だけは合わせ目消しをしたくらいですかね。

機体は成形色つや消しの後、ウェザリングカラーのラストオレンジ、ステインブラウン、マルチブラックで全体が錆に侵食されているような表現にしました。

放置された後、風によって機体に土が積もり、そこから植物が芽吹くことで、すっごい時間が経ってる感じを意識してます。

足首のパイピングは100均のプラレールのパーツとぶった切ったイヤホンのコードです。

前作の銃撃戦でも撤退し、最後の手段でヒートホーク一本で特攻したが、あえなくやられてしまう…という脳内設定で、この地面にめり込んで風化してるところが個人的には好きなところです。

電源？エネルギー源はとっくに切れているので力が抜けてだらんとしているようなポージングを目指して首や腕の角度を調整しました。

ピンボケしてますが、なんかしらの兵隊さんたちが、「見つけたぞ！」ってしてますね。

右側に見えるのはガンダムの腕です。負けはしたけど腕一本くらいはもらったぞ！って感じです。

ダメージは半田ごてで入れました。首はこの角度を出したかったのでプラ棒を入れて接着。

左腕は千切れて内部のパイプが飛び出た定番のやつをやりました。

とにかく色々やってみて、どんな感じになるかを試すつもりでガンガンやりました。反省はしていません。

ウェザリングカラーの乾燥待ちの時間でジオラマを作りました。

木粉粘土、スタイロフォーム、前作のビルの残りパーツ、バークチップ、ジオラマ用のパウダーを使いました。

なんらかの兵隊さんは公式から出ているものを筆塗りしました。

とにかく深夜にやる作業ではないことはわかりました。

ジオラマのみだとこんな感じです。

正月に友人とガンプラ久々にやろう！となってすぐに出来た構想で、前々作、前作とあわせてザクが作られ、戦闘で使用し、そして敗戦後放置されるというザクの一生を表現しました。

普通に作る→ウェザリングとチッピングをやってみる→ダメージ表現といろんな技術を練習するためにも同じ機体をコンセプト違いで3体作れたのは大きかったなぁと思いました。

この作品が完成したのがちょうどガンプラを再開して1ヶ月、これは続けられる趣味だ…！と本気になった頃で、また修行のための次回作のコンセプトを決めたのを思い出します。(ここから今日までで4体のザク作ってますのでしばらくザクの投稿が続きます笑)

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