神の眼を持ったザク

まずは全身画像から。

測距手（スポッター）とはスナイパーの狙撃の手助けをするために観測を行うことが仕事で、他にもスナイパーの護衛を行うことも役割の一つみたいです。また、立ち位置的には見習いスナイパーが射撃を勉強するためにその任に就くようなのでその辺のイメージから自分なりに改造を加えました。

「ん？なんかDBの写真、レベルアップした？」と思ってくれた方、その通りです。すっかり忘れてたのですが一眼レフ持ってたんですよね。10年前くらいに買った安物ですが…撮影した写真の編集などはまだ難しくてやってないんですが、普通に撮っただけでもスマホとは違うなぁと個人的には感じています。その辺の違いにも注目していただけると嬉しいです。

【注意】画像が回転します！

全体的な改造コンセプトとしては迷彩塗装にチャレンジしようということで、サバゲーをやっていたときにクリプテック迷彩というものを使っていたのですが流石にこれはガンプラ界隈では見つけられなかったので雰囲気が似ているヘックス迷彩を採用しました。

スポッターということで迷彩とともにカラーは当然視認されにくい色をイメージして選びました。

NATOブラック、インターミディエートブルー、ニュートラルグレー、グレーバイオレット、ジャーマングレーなどを使用し、緑の部分はNATOグリーン、エアクラフトグレーグリーンなどと、グレー系の塗料を色々調色してみました。

また、ディテールアップには筋彫りの追加といつものフックかけ、ブチ穴、0.5mm穴、1mmメタルボール、レッドポイントなどです。色々書いてあるので詳しくは一つ前のRGジオング見てください笑

スポッターは見習い兵ということを知り、本来の設定資料にあったアンテナブレードは必要ないということを考えました。もしかしたらアンテナなんで通信的なことに使うのかなとも思いましたが、つけてない方が見習い感出ていいんじゃないかなーと思います。

また、今回はモノアイの代わりにバイザーアイ風の加工を行いました。セリアのネイル用の偏光シールを貼るだけで結構いい感じになるのでジムとか作りまくる人にはオススメかと思います。

胸部ですが、逆エッジがあるので、ゴッドハンドのかまぼこヤスリを購入し、逆エッジ処理に挑戦してみました。うまくいったかどうかは分かりませんが今後も練習します。

さっきと同じような写真ですが、ピントの合い方が違うんです。この辺が一眼の素敵なところですね。肩アーマーの加工になります。

もともとあったスパイクを切り取り、ウェーブのステップドリルで穴あけ、前回の時には肩アーマーを接着して合わせ目消した後にやったらやりにくかったので先に穴を広げて面取りしてから接着しました。塗装後にコトブキヤのマイナスモールドを入れました。

バックパックです。

元の資料ではもう少し細いロケットみたいなものがバックパックの側面にくっついているんですが、今回はスペースシャトルとかロケットについている固体ロケットブースターというものをイメージしてスクラッチしました。

バーニアはいつもの焼け塗装をクリアブルー、クリアパープル、クリアオレンジのグラデーション塗装で行っています。

バーニア部分には逆向きにしたICソケットピン、バックパック上部には順付けでICソケットピンを刺してます。いろんなサイズに対応するために3種類くらいICソケットピン持ってるのはナイショにしておきます。

シールドは設定資料に基づき、角を斜めにしました。いろんな鉄やすりで頑張り、最後はゴッドハンドのエッジ出しやすりのお世話になりました。ヤスリ関係は本当にゴッドハンドさんのお世話になりまくってますねぇ。ここ以外の全身も基本的に神ヤスの10mmを使って面処理、エッジ出しをしました。

全然個人の性癖ですが、シールド中央のブチ穴のところをガンメタにしたんですが、工業製品感あってたまんないんですよね。

脚部です。ちょっと見えにくいんですが太もものスジボリのデザインはオリジンのザクが最強だと思っているので真似して掘ってみました。昔一度挑戦して諦めたことがあったので個人的には成長したなぁって思ってます。

スラスターとかアポジモーターがしっかり塗り分けられてる作例ってかっこいいよなぁって思ってるんで左側はエナメル黒の後にスターブライトゴールド、1.5mmのカシメ玉を取り付け。右側はガンメタサフの後、カバー部分を本体と同じ緑で筆塗り（薄く、何度もを意識して頑張りました！）、一番小さいサイズのICソケットピンをつけました。

武装その１、スポッタースコープです。最初は最新式のスポッタースコープを作ろうと思ったのですが、なんか形がガンダムっぽくなくてかっこよくなかったので、結局設定資料と同じスコープの形にしました。

台座となっている銃のところはザクマシンガンがベースなんですが、ガンべ限定のやつでM4っぽいイメージになるようにしました。このガンベ限定のやつ、パーツ分割が優秀すぎますね。

武装その２、ガトリングです。設定資料ではグフカスのシールドガトリングを流用しているのですが、ここは違いの見せ所だ！と大きく変更し、ジャンクパーツの組み合わせでM134ミニガンのイメージで作成してみました。（砲身はグフカスじゃねーか！ってところは目をつぶっていただけると助かります。）

サバゲーやっててミニガンに出くわした時の恐怖感ってすごいんで、自分の中では強いガトリング＝ミニガンになってるんです。

砲身はスターブライトジュラルミンとスターブライトゴールドで塗装しましたがあまりにもギラギラだったため、スモークグレーを吹いておとなしくさせました。

さてさて、ジオラマです。今回は過去作の流用なんでそんなに熱量はないんですが、この格納庫に入れると個人的には「おぉっ…！」とテンション上がりました笑

設定的には今回のザクに右奥あたりにいるザクスナ

の相棒というようなイメージですかね。

こちらの写真は通常のレンズで撮ったんですが、昔カメラを趣味にしてかっこつけようって１週間くらいだけ思ってた時に、別売りの単焦点レンズ（背景がボケてかっこよくなるやつ）を買ってたのでそちらも試してみました。

ってのがコチラ。かっこいい！！

前作のサムネの構図でも撮ってみました。背景がボケると見せたいところが分かりやすくていいですね。

言わなきゃわからないシリーズ①

仮組みとの比較画像です。F2ザクはもともとかっこいいキットなんですが、先人の方たちの記事が豊富で、そちらを勉強して今回は腰、膝で改修を行い腰の入った姿勢（S字立ちでいいんですかね？）になるようにし、アゴをひく加工は頭部底面をポリキャップがはまるところを削り込み、胴体に首が少しだけめり込むようにしました。

言わなきゃわからないシリーズ②

パーツ側面の厚みを削ってリアリティを出すらしい工作、通称「うすうす攻撃」に挑戦してみました。

やってる時はかなり薄くしたなーと思っても実際組んでみるとまだ出来たかもなぁと思う部分もあり、ここもまだまだ修行ですね。

一眼デビューをしたということで撮影環境も変えてみました。描画ソフトでA3サイズのグラデーション画像を作り、セブンで印刷。８０円でグラデーションペーパーが作れました笑

１００均の撮影ブースも作成してたんですが、作業机が一番光量あるんでコチラで撮ってみましたがいい感じでした。

今までは有料カメラアプリで撮ってたんですが、一番の違いは色々調整しながら撮って肉眼で見えている色味にかなり近づけられたことや、説明が難しいんですけど、レンズの違いなのか直接見えている作品と形が違うなぁと感じることがなくなったことですかね。あと、一眼で撮ってるとテンション上がりますね笑

ということで以上になります。一眼レフを発掘した日に背景紙使わず色々撮ってた中の１枚なんですが背景いい感じにボケててお気に入りの１枚なんです、これ。

今月の終わりにザクパーというザク好きな凄モデラーさんたちが集うオフ会があり、玉砕覚悟で参加させてもらうので、そこに持っていく作品ということで近くで見られてもいいようにとにかく面処理やスジボリのバリの処理など丁寧に作った（つもりの）作品でした。

迷彩塗装のイメージがわかず、今回はベタ塗りでやりましたが、なんとなくわかってきたので黒立ち上げ塗装＋迷彩塗装も今後挑戦してみたいなぁと思いました。

なんかガンスタの評価の基準が変わったみたいで、ちょっとガンスタへの情熱が無くなってしまったんですが（2023年最新作、いいね数４位くらいだったのに選外だったのはちょっとショックでした笑）、最近は制作記事を読んでくれてる系のコメントが多く、それが嬉しいのと、ここでしか繋がれていないモデラーさんたちとの交流をメインに今後も頑張ります！

最後までご覧いただきありがとうございました！