【放課後ガンプラグリモワール】07：豪華頑駄無大将軍　ゲンゾウ仕様

Page7「電子書籍のメモリー」

シャクジイ・カイン。
先の戦いでリーダーとして活躍した、シャクジイ・ゲンゾウの息子です。
基本的には真面目なのですが、少し子供っぽいところもあったりで…
特に「100倍」とか言う言葉には弱いのです。
演じるのは…あ、これは少し先のネタバレになりますがフリーダムランダー。
ビルドされるのはまだ先の話です。
エバーランドに来訪した初期から使っていた豪華大将軍は、かつてゲンゾウさんが使っていたものでした。

「あるんだよ…電子書籍、が…」

電子書籍の「エバーブック」。
シイナ・マサミチは、ゲンゾウさんからその存在を耳にしました。
どこかの誰かが「エバーブック」を解析して作ったとおぼしきプログラムが、ネットのどこかで売られている。
数年前から、人々はこれにより「ガンプラバトル」を楽しんでいる、と。
その中心格となっているチームが「ブリッジ」というらしいのです。
それは、エバーランドを平和な場所として閉じたいというマサミチの思いとは反する事態でした。
エバーブックを平和のために使ったかつての7人の思いとはまるで異なるものでした。

そして、先んじてこの件を調べていたゲンゾウとしても看過できないものになっていたのです。
電書エバーブックは、オリジナルのエバーブックのように「救世主」としての力を持ちません。
乗機が撃墜されたとき、データを内蔵したスマホやＰＣは、謎の力によって爆発しガンプラごと失われるのです…
それは、「死」と同義でした…
 

「私たちは、この場所を…守りたいんだ。
エバーブックのデータを電子化した誰かを突き止め…それを、打ち砕く。」

豪華大将軍はその力で児雷也シナンジュ・スタインを撃退。ユマは撤退を選択し、戦いは終わりました。
ぼろぼろのアマミチの前に、巨大な大将軍がたたずみます。

「僕らは僕らの道を行く。それが、たとえ…昔の仲間であっても、だ。」

カインは、アマミチ達とは別の道を取ることを宣言します。
今のお前ではエバーランドを守れない。そう口にしながら。

「僕は…僕は、あの人に…勝ちたい…！」

アマミチはー

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一方、「ガンプラ部」でも新たな動きがありました。
アシガクボ・サトル。元吹奏楽部の彼が、カスガ・コウシロウの誘いもあって加入したのです。

それとともに、コウシロウはもう一つ、新たなガンプラの製作に取りかかっていました。
自分はまだエバーブックを持っていません。
しかし、彼には、アマミチ達を助けたいという強い思いがあったのです…

（次回を待て！次回は来年冬頃以降）

今年夏当時。
本当なら9月再販予定だったＬＧＢＢ二代目大将軍を待つという手もあったけど…やっぱり当時ものだよね！とガンダムベースで買ってしまった豪華二代目頑駄無大将軍。
ＳＤ戦国伝、最初の大型キットです。
キットとしては当時相応ですが、ギミックの再現やメッキパーツの多様、そして当時らしい解説文と魅力が盛りだくさん。
今回は腕に横ロールとビルハン対応を行い全塗装（メッキクリアパーツ・目シールのみ除く）して登場です。

【ガンプラデータ】
配役：豪華頑駄無大将軍
演者：シャクジイ・カイン
所属：シャクジイコーポレーション
GP（ガンプラパワー）：620
使用ガンプラ：ＳＤ戦国伝　豪華頑駄無大将軍
ＨＧＣＥ　ストライクフリーダムガンダム　など
レギュレーション：オフィシャルレギュレーション
機体解説：かつて、「エバーランド」を巡る戦いでシャクジイ・ゲンゾウが使用していたガンプラ。
7人の「エバーブック」使いのリーダーとして指揮・戦闘の双方の力に長け、あらゆる「ミスク」を打ち倒したという。
息子のカインも「エバーランド」に慣れるために本機を使用（若干改造箇所が増えている）。フォーミュラルアップリフトに出会いある啓示を受けた…
…とはいえ、この姿のままだと目立つし父の威光に頼るからと、現在オリジナルのガンドランダー・フリーダムランダーのビルド中。

前から。
今回は塗装と腕部分の改造のみ。とはいえ、多くの部分は成形色のままで事足りる上金メッキ部分が多いから素組みに見えちゃうね。

後ろから。
こちらは若干シール部分の塗装あり。
肩鎧と腕は独立しており、腕の可動を妨げない構造です。

演者・シャクジイ・カイン：
シャクジイ・ゲンゾウの息子。
幼い頃からゲンゾウに「エバーランド」での冒険の話を聞かされ、それに憧れていたこともあってガンプラ、特にＳＤ関係に精通。
高い工作技術を持ち、父の大将軍に若干の改造を加えることにも成功している。
なお、「100倍」など明確に「強い」ものに興奮し狂喜乱舞する傾向。「100倍だぞ、100倍！！」
※エバーランドではＧＰの都合で威力100倍にはなりません
それ故、能力の倍加を喧伝しがちなガンドランダー、特に「ガンドラＩＩＩ」あたりに惹かれる。
余談だが、シャクティ・カリンとは特に関係はない。
見て下さい！

※以下、豪華大将軍の説明書から引用※

日輪剣：
ふりかざすだけでパワーが大気を伝わり衝撃を与えるという名刀。

兜の銀部分は金メッキを落として。

ボーガン：
銃本体が敵を狙い撃つ高性能なのだ。
オメガキャノン：
威力は武者ＺＺのハイメガキャノンの何百倍もあるぞ！
…「何百倍だぞ、どんな敵も一撃だ！」とシャクジイ・カインは自慢している。
バトルマスク：
戦闘時に使う鬼面だ！
光の軍配：
原典では武者五人衆（実は農丸・斉胡は含まない）の兜飾りを追加することでパワーアップすることができるが、かつてのエバーランドでは単純に指揮用に使っていたようだ。

さすがに当時最大のアイテム、スプリングは合計6つ（オメガキャノン用の大型×4、ボーガン・ヘッドバスター）。
ＢＢ弾を三連射するオメガキャノンはまさに最強。

シールド：
少しくらいの爆撃には、びくともしないぞ！
ガンダム結晶（クリスタル）：
大将軍に受け継がれてきた不思議な宝石。
光をエネルギーに変えるという不思議な石だ！
この力を応用すると自分の体を巨大化することもできるぞ。
サンバスク：
肩のパネルは太陽光を吸収し武器のエネルギーに変える仕組みである。
肩鎧：
本来の二代目大将軍の肩鎧は鳳凰が描かれているが（本キットだとモールドなしのシール、ＬＧＢＢだと別パーツ処理）、本機は左肩に騎士ガンダムでよく見る紋章が描かれている。
エバーランドすべてを背負って戦うというゲンゾウの決意の表れであろうか…

サンバスク…某太陽の子…ちょうど年代も一緒だし…

ヘッドバスター：
ピンチ！体の自由がきかないときに発動する隠し武器だ！

大蝦蟇グシオンの舌に捕まったときのイメージで。

フェニックス・武者フェニックス：
大将軍の鎧を分解することでサポートメカになる。
フェニックスとの連携で巧みに分解装着をこなすのだ。

武者フォートレス：
軽装タイプと武者フェニックスの合体した高速移動形態。
エバーランドをどこでもひとっ飛びできるほどのスピードと航続距離は、完成度以上の思いの強さが表れている。
カインはこの形態で飛行し、各所の「ブリッジ」メンバーを撃退（撃墜してしまうとそのトップを割り出せないのでできる限りしない）しながら、ついにアマミチ達に出会った…

のちに豪華初代大将軍も発売。二大豪華大将軍は近年までガンダムベースにも残っていました（現在在庫不明）。

こんな連携は…まだできる仲じゃないね…

この後、「まとめ」を上げた後また休みというか製作期間に入ります。
ナイトリージョン終了までにあと2Chapterくらい…まだまだ続くね…