【放課後ガンプラグリモワール】EX3：機竜士フォーミュラルアップリフト

EXissue3「出会いはアップリフト」

～エバーランド・コマンドリージョンの近くの沼地～

･･･おぉ。その豪華な姿は･･･シャクジイ・ゲンゾウ。
知ってるよ、･･･ん。違う。
中に入っている人格は･･･別のものかね？シャクジイ・カイン？
ふん･･･俺（おで）の見間違い？いや･･･お前さんが、ゲンゾウの子どもか。
「エバーブック」は外見の見間違いが多くて困るね･･･。

で、お前さんは何のために？･･･ふん、「エバーランドの今」か。
ひどいものだよ。ゲンゾウ達がかつてこの世界を平和にした後･･･もっと邪悪な何かがこの世界を覆っている。
偽物の「エバーブック」もそうだ。あんな改造ガンダム、エバーランドでは目立つからねぇ。
それ以外にも、元々の問題に加え、「ミスク」だのあれだのこれだの･･･

･･･何か、知ってるって？さぁ。
そのカードは、本当に信頼している者にしか切らない。お前さんがゲンゾウならともかく･･･俺（おで）は簡単にはヒトを信用しない。
信用されたいなら･･･救ってみせることだ。お前さんなりの方法で。
「エバーランド」を。

･･･一つだけ、忠告しておく。
本物のエバーブックを持つ物同士が戦えば、エバーランドは滅ぶ。
･･･まぁ、ちょっとした予知みたいなものだよ。信じるか、信じないかは･･･お前さん次第だ。
俺（おで）はこの「エバーランド」、どうなっても構わないからね･･･

～シャクジイ・カイン、「エバーランド」での最初の一日の一コマ。
シイナ・アマミチ達が初ログインする半年ほど前～

（次回を待て！）

あの豪華大将軍･･･一体何者なんだ･･･筆者です。

とにかく今回は難産というかこれでも理想の６～７割しか出せてないというか･･･
何というか、自分は先人達のようにはうまく作れないんだなと思う次第です。
それくらい苦労した今回はガンドランダー。
過去にサダルスランダーとかを上げましたが、今回はガンドラ本編のフォーミュラル一族にインスピレーションを得た物。
当時っぽいドラゴンフュージョン、そして筆者独自のドラゴンクロスフュージョン（これについては後述）を備えた大作となりました。

その前にフォーミュラル一族：
「ガンドランダーＩＩＩ」に登場するガンダムＦ９０をモチーフにした一族。
作中では６人（Ｆ９０のミッションパックがモチーフ）が登場し、伝説のアイテムを守護していた。
それぞれが機竜士（メタルファイター）であり、対応するガンドラゴンと合体（ドラゴンフュージョン）することにより神竜士（ゴッドファイター）となる。
合体後は１００倍のパワーを持つ。･･･これ主役級はさらに２００倍とか３００倍とかなるので･･･

･･･というどマイナーキャラです。
現行ＳＤにはＦ９０はおろかＦ９１もいないので、ベンジャミンとエドワードをベースにいろんなキットから持ってきて全身を作り起こし。
頭部の角はムシャサイコガンダムです。

Ｆ９０AtoZプロジェクト：
そんなガンダムＦ９０にも近年新たな展開が訪れた。
元々ガンダムＦ９０にはＡからＺまでの２６のミッションパックが存在することになっていたが、それら全て、特に未設定だった物を大河原邦夫氏の協力で再設定することになったのだ。
ＭＧによるプラモ化（プレミアムバンダイ）と漫画展開が中心。
現在プロジェクトはほぼ完走され、謎に包まれていたガンダムＦ９０の実体が明らかになりつつある･･･

要するに、Ｆ９０の可能性は「今だからこそ」無限大なのである。

後ろから。
思えば当時プラモとして立体化されていなかったマリンもいたのよねフォーミュラル一族。
筆者が選んだのはアップリフト（Ｆ９０Ｕ）。大気圏脱出用パックです。
まぁこの時点ではフォーミュラル一族としての基本形態を維持しつつ筆者なりのエバーランドスタイルになるわけですが。

【ガンプラデータ】
配役：機竜士（メタルファイター）フォーミュラルアップリフト
演者：なし
所属：なし
仮想GP（ガンプラパワー）：35（自己申告、実際は220）
使用ガンプラ：ＳＤＷ　ベンジャミンＶ２ガンダム
　　　　　　　ＳＤＷ　エドワードセカンドＶなど
レギュレーション：オフィシャルレギュレーション
機体解説：フォーミュラル一族の末裔･･･かどうかは定かではないが、「エバーランド」の沼地に住む科学者。
自らを卑下し、人を信用せず、しかし与えられた仕事はきちんとやり遂げる。本当は忍耐強いのだ。
コマンドリージョンの大気汚染問題を解決するなどの功績は、特にコマンドリージョンのリーダー・コマンドジャスティスガンダムが一目置いている。
相棒・ライトグリーンガンドラゴンとドラゴンフュージョンできるが、戦いは苦手（と自己申告している）のためめったにその力は使おうとしない。
また、フォーミュラル一族の特有の力として、部分的な予知能力を持つ。

さらっとコマンドジャスティスとか出ましたが今はまだ水に流して･･･
肩アーマーを外すとネイキッドタイプかな？これは合体時に使います。
のちに登場するガンプラ（ガンドランダー）のドラゴンフュージョン模索の意味もあり･･･今回は相当苦労しました。
右目を閉じ気味にして卑屈感を出しつつ。
 

アシッドダガー・アシッドブレイカー：
基本装備となるダガーと棍棒。合体させることも可能。

武者冒流刀から。チェーンは使おうかと思いましたがこの時点で可動に干渉するのでやめました。
ドラゴンフュージョンだとほとんど可動域が死にます･･･

合体させて。このあたりはキットのままです。

･･･ここで俺（おで）の相棒を紹介しよう！

ライトグリーンガンドラゴン：
正式には竜機神ライトグリーンガンドラゴン。
猛毒の沼地に生息していたがフォーミュラルアップリフトと仲良くなり彼の守護竜に。
吐き出す強酸の息（アシッドブレス）はあらゆる敵を腐食させる。

本体よりも相当でかいガンドラゴン。前から。
･･･身体部分はＧボトムイナバ（「GBNW:NEXus」）を分解して使用。要はハイゼンスレイＩＩの腰パーツです。
それにガンダムダンタリオンの足とかプラ板製翼とかを使って、アーマーを擁する一大プラットフォームになりました。
ヴァルキランダーなどでは変形にアレンジされていましたが、本来のガンドラゴンは「素体に合体用アーマーを着せる」方式。

製作記録参照ですが、翼の位置がその時と異なります。これは単純なミスというか塗装してはめ戻した時に向きを間違えちゃったからです。
とはいえのちに発表する予定の形態以外にはそんなに影響がないので間違えたままにしておきました。
当時のガンドラゴンに近づけるべくアーマー部分はメッキ調ですが･･･全身はかなりさび付いています。
それだけ過酷な環境で生きてきたと言うこと。

ハイゼンＩＩ、つまりウーンドウォートの腰パックで構成された頭はドラゴンと言うよりサンショウウオ感を出して･･･
スタンドにも対応。そして腰パックをちょっといじったことで口の開閉が可能に。

もちろんアップリフトが乗れます。この状態でエバーランドを移動したり。
アクションベース７は丈夫ね･･･

そしてガンドラゴンからパーツを分割、ドラゴンフュージョン！その正体は･･･
下手したら２年後くらいになっちゃいそうだけど･･･ごめんね。
写真は一応撮ったけど例のあの形態の翼位置･･･

と言うか本編再開が非常に遅れており申し訳ありません。なんとか自分を元気づけながら作業自体は進んでいます。
次回は秋～冬予定です。次回を待て。