【放課後ガンプラグリモワール】EX2：ガンドライバー【プラス】

EXissue2「揺るがすニュース」

前回のあらすじ：シイナ・アマミチは初めての決闘に何とか勝利･･･
しかし、「エバーランド」での冒険はまだ何も始まっていないのです。

･･･202X年。世間は夏休み。
アマミチ達「ガンプラ部」の3人はテストを無事に･･･まぁ無事に･･･終えたところ。
今日は、アマミチの父・マサミチの模型店・「ネバーランド」で今後の作戦会議です。

「これが、かつての俺のガンプラだ！」

そう言って出してきたのはぼろぼろの武者Ｚガンダム、それも元祖ＳＤの方！
マサミチはかつて、199X年、「エバーブック」を使ってエバーランドにログインし、6人の仲間と共に世界を救ったそうです。
当時は携帯とかそう言った時代ではないので、他のエバーブック所持者の連絡先などは交換しなかったそう。
しかし、模型店店主として生活するうちに出会った知り合いはいました。
コテサシ・ユイ･･･現シイナ・ユイ。アマミチのお母さんに、横浜動くガンダムのチケットをくれたトコロザ・ミツグさん。
そして･･･シャクジイ・ゲンゾウさん。

「シャクジイさんは俺達のリーダーだったんだよな。二代目頑駄無大将軍を使って戦ってた。憧れもしたよなぁ･･･」

マサミチはそう回想します。

「シャクジイさんは今、運送関係の会社の社長なんだ。そして、多分･･･他のエバーブック所持者のことも知ってるんだと思う。」

「エバーブック」は7冊。今もどこかにあり、そして･･･古本屋に売るとかしなければ･･･かつての所持者は今も大切に所持しているはずなのです。

「･･･ま。俺は･･･あんま、思い出したくなかったかなぁ･･･。」

マサミチはそう言って頭をかきます。
アマミチ達の目標は、「エバーランド」とこの現実世界をつなぐ扉を再び閉じること。
謎のログイン者やガンプラもいます、まずはナイトリージョンで手がかりを探すことになりました･･･

･･･ちなみにアマミチ達は、シイナ・ユイがかつてのマサミチの仲間でガンプラ婚したことをまだ知りません。
当然ながら、彼女の持っていた「エバーブック」のことも知らないのですがこれはまだ先にとっておいて･･･

･･･一方その頃、エバーランド・ムシャリージョン。
一人のガンダムが、その情報をキャッチしました。
ガンドライバー【プラス】。エバーランド自警団・「ガンプラフォース」のリーダーです。
彼はかつて、シャクジイさんの二代目大将軍の力と知力に憧れて･･･自らを鍛え直して今の姿を得たのでした。
現在はムシャリージョンで建築の仕事をしつつ、襲いかかる「ミスク」からＳＤガンダム達を守っています。

「（･･･ガンニッパーからの報告･･･シイナ・アマミチは本物のエバーブック持ちだった、かァ･･･）」

彼の背中のアンテナは、他の6人の「ガンプラフォース」からの情報を適宜受け取ります。
「エバーブック」の所持者が、今また集まっている。
ただならぬ気配を感じます。
まだその総数が揃っていないことが気がかりで･･･それ以外にもいくつか、いやいっぱいの「ガンプラ」がいるほうが問題なのですが･･･

「（･･･とにかく、こんな戦は早く終わらせるに限るんだがなァ･･･）」

その「いっぱいのガンプラ」とは、一体何なのでしょうか。
日々考察はしていますが答えは出ません。
彼らはあくまで「エバーランド」を守ることを念頭に置いており、他ガンプラとのガンプラバトルは専門外だったからです･･･

202X年夏、福島。
シャクジイさんに会うため、マサミチは「寄り道」をしていました。
どうしても、ここで覚悟を決める必要があったからです。

「（･･･まさか、エバーランドよりも凄い物に、巻き込まれちまうなんてさ･･･）」

そこには、未だに復興の気配はありません。
いくつか残る遺構と、わずかに元に戻った道路。
そして今も頑張っている人々が、その被害を物語ります。

「（キヨセさん。お前が今の状況見たら･･･どう思う・・・？）」

実はもう一人、マサミチは知っていたのです。
2011年。かつてのマサミチ達の仲間は、おそらくエバーブックごと、ここで･･･

（次回を待て！次回もＥＸ回予定）

前回から大分時間が経ったり、体調やストーリー構成の都合でビルダーズノートの方に上げてから随分経ちましたが一応元気です。筆者です。
ともかく俺のνガンダムです。「ガンプラフォース」6人目。
ガンドライバー【プラス】は、当初からνガンダムベースで行くこと自体は決まっていました。
先んじて登場していた【マイナス】がエアリアルで、お互い超常的な力的な意味で。
最終的には「放課後」の世界観に寄せつつ、今後のトライアルも兼ねた一作となりました。

ところで二代目大将軍って某ライダーＲＸとか某トラマン的な設定だったのね･･･今後の更新で登場します。

【ガンプラデータ】
配役：ガンドライバー【プラス】
演者：なし
所属：エバーランド自警団「ガンプラフォース」
仮想GP（ガンプラパワー）：400
使用ガンプラ：ＳＤＥＸ　νガンダム
　　　　　　　ＳＤ三国創傑伝　関羽雲長νガンダムなど
レギュレーション：オフィシャルレギュレーション
機体解説：「ガンプラフォース」の一人でありリーダー的存在。
常に冷静かつ大胆、どんなときも諦めない不屈の闘志の持ち主である。
他の「ガンプラフォース」とは背中のアンテナで繋がっており、彼らが見たことを適宜受け取ることができる（通信機能ではない）。
現在はムシャリージョンで大工として活動中。

後ろから。
今回も素のνガンダムにνジオンガンダムの余りパーツなどのアーマーとＫＰリアクターその他を組み付ける方式。
右肩は窮奇ストフリから。左肩を使った【マイナス】と合わせます。
最大の武器である大型プラスドライバーは背中に背負わせてロングフィン・ファンネル装備的な感じに。

大型プラスドライバー：
ドライバー【プラス】の最大の武器であり工具。
電動式で、後部には大型ジェネレーターが内蔵されている。
先端パーツを変更することも可能。

基部はＳＤ三国伝、孫策サイサリスから。

左腕に接続すればさらにパワーを上げることも可能。
 

マスプロしゃばろアイ：
一時期配布されていたしゃばろくさん製作「しゃばろアイ」を元に筆者が自ら作製したもの（本来の配布しゃばろアイはＳＤＥＸには非対応）。
筆者はデジタルペイントが一番苦手なので苦労はしたもののとりあえず基本・左右目線の3種作成。

いくらか予告はしていたデジタル目。今後も機会があったら使用予定。
製作工程は後日製作記録項で。

兄妹：
ガンドライバー【マイナス】とは兄妹。
「エバーランド」では【マイナス】はコマンドリージョン、【プラス】はムシャリージョンに所属。
離ればなれだが背中のアンテナで心はつながっているのだ。

左平手はかつてのサダルスランダー（ＧＢＮＷ：ＥＸ）から流用。
ＰＣ－３０３用に基部を変えたＳＤＣＳ平手です。
肉抜き穴埋めなど今後改良予定。

ツインドライバー組。
ＳＤＥＸνは設定身長のせいか結構身体が大きめでいい感じ。
ＳＤＥＸエアリアルは言わずもがなの良キットです。

ツインドライバー：
緊急時には【マイナス】からドライバーを借りて両腕に装備。
どんなものもばらばらにしてしまうぞ。

「ガンプラフォース」はあと一人･･･ガンジャンクのみ：
しかし、その前に現われたのはガンペインター。
なんと全身をリペイントして現われたんだ。
これがどういう事かはずっと後の更新で･･･
※ちなみにガンペインターもコマンドリージョン所属。
先にビルダーズノートの方に投稿しておきます

このため集合写真はお休みです。
ところでガンペインター、よく見てみるとガンドランダーライクで作ってたのね当時の自分･･･
角！胸の穴！髪の毛！

次回はそんなガンドランダー。「放課後」本編への登場はずっと先のためまたしてもＥＸ回、そして全ギミックの紹介はずっと後になります･･･
ご了承ください。