【放課後ガンプラグリモワール】06：児雷也シナンジュ・スタイン＆大蝦蟇グシオン

Page6「立ちはだかりしトード」

エバーランド・ナイトリージョン。
不思議な本・「エバーブック」に導かれてここにやってきたシイナ・アマミチとナガサキ・シルヴィア・サクラ、それを支える「ガンプラ部」。
彼らの冒険は、まだ始まったばかりです。
彼らは「エバーランド」を再び閉じる「鍵」を探さなければならなかった…のですが、その手がかりが見つかりました。
ロンデニオン山。そこで、いくつもの戦い…ガンプラバトルが行われているのです。

アマミチ達はそこへ向かい…一体のガンプラの襲撃を受けました。
児雷也シナンジュ・スタイン。ＧＰ（ガンプラパワー）は…550！
明らかに格上の相手です。
シナンジュは慣れた手つきと何かを知っていそうな言動でこれを翻弄します。

これは、シナンジュが所属している組織・「ブリッジ」のトップの命令でした。
アマミチ達のエバーランドでの行動は別のメンバーによって筒抜けになっており、シナンジュはここで待ち伏せてオリジナルのエバーブックを持つ彼らを潰しにやってきたのです。
当然ながら、オリジナルエバーブックはやられても復活します。
しかし、その演者の心を折ることは可能だ…と、トップは考察していたのです…

「さあさあ、どうしたね！？」

アマミチ達は、「ガンプラ魔法」と同じ理屈で召喚された大蝦蟇グシオンのパワーに圧倒されます。
ベースのガンダムグシオンはＨＧのガンプラですが、本体側のＥＰ消費を限りなく少なくすることでグシオンにパワーを振り分けているのです。
サクラの張飛ゴッドガンダムは毒にやられているところを吹き飛ばされ、アマミチもすべての「ガンプラ魔法」が通用しません。

「呑んじまうんだなぁ、これが！」

シナンジュのバズーカで、地に伏したアマミチ。
もう駄目か…と思われたその時！

「…「ブリッジ」を、駆逐する！」

謎のきらびやかな大将軍が、アマミチを守りました…！ー

ー一方その頃、アマミチの父・マサミチは、かつてともに戦った男・シャクジイ・ゲンゾウの元を訪れました。
ゲンゾウは、今エバーランドに起こっている真実を語り始めます。

「エバーブック」は7冊（うち1冊は消滅したと思われる）。
しかし、それよりももっとたくさんの「エバーブック」が、この世界には存在すると言ってきたのです！
それは、電子書籍という形でしたー

（次回を待て！）

謎の豪華大将軍とは一体何者なんだ（これ二回目）…
久々の本編更新。筆者です。というかずいぶんと遅れてしまいました。
本体であるシナンジュは遙か昔の公式ＳＤコンの頃に完成はしていたのにね。
「放課後」Chapter3はPage6～7まで。そして「まとめ」作成です。
今回もＥＸ３と同様、だいぶ後で出す展開ありです。仕様上16枚だと微妙に足りないので…

ちなみにナイトリージョン編はまだまだ続きます。

【ガンプラデータ】
配役：児雷也シナンジュ・スタイン
演者：ウノスマイ・ユマ
所属：ブリッジ
GP（ガンプラパワー）：550（大蝦蟇グシオンとの合算）
使用ガンプラ：ＳＤ三国創傑伝　呂布シナンジュ＆赤兎馬
ＨＧ鉄血　ガンダムグシオン　など
レギュレーション：オフィシャルレギュレーション（パテ・レジン・ワイヤーなど一部使用）
機体解説：ウノスマイ・ユマの演じるガンプラ。
「ＳＤＷ」のムシャワールドにいたかもしれない別のシナンジュとしてビルドされた。
武装・装甲面は軽装で身軽な身のこなしが特徴。というよりこれ自体の防御力はもろい。
武装プラットフォームである大蝦蟇グシオンを召喚し、それとの連携で相手を捕食する。

前から。一部をエドワードなどから持ってきたり足が独自の構造だったりする以外は呂布シナンジュです。

演者・ウノスマイ・ユマ：
「ブリッジ」所属の女性演者。
蛙が大好きで、ブログ「蛙人（かわずびと）」を運営。何匹か飼っているという噂もある。
エバーランドでは思いっきり男性になりきって演じるのが快感だという。
現在その詳細を明かすわけにはいかない「ブリッジ」のトップとはある縁で結ばれ、電書「エバーブック」でログインしている。

電子書籍エバーブック。ようやく出すことができたこのワードです。詳細は次回に。
手首は指差し手を除きビルハンに置換。
右足に巻いているのはガーゼ。

脚部はボールデンやプラ棒などを組み合わせて構成。足を擬似的に組むことができます。

鎖蝦蟇（くさりがま）：
通常時では唯一の手持ち武装。中距離に攻撃可能。

獣王頑駄無から流用。今回はメタルチェーンも使用。

重火砲（バズーカ）：
懐かしき香りの漂うバズーカ。威力はもちろん高い。
通常は大蝦蟇グシオンの肩に懸架。

撃っちまうんだなぁ。殺駆三兄弟のＢＢ弾バズーカ（再販分ながらスプリングを当時威力に取り替え済み）。

大蝦蟇グシオン：
「さあさあ、お立ち会い！」
「ガンプラ魔法」と同様のプロセスで「召喚」される蛙型プラットフォーム。
基本的にはガンダムグシオンを寝かせて蛙っぽくしただけとはいえ、本機のパワー面はこちらに集中される。
ナノラミネートアーマーによる全身の防御力に加え、目部分はメリクリウスのプラネイトディフェンサーであるため（「カエルの目ってかわいいよね…」）正面からの攻撃にはめっぽう強い。
反面、蛙型メカにありがちなジャンプ力など機動性は皆無。「ヒキガエルは待ち伏せ型、そういうもんなんだよ」とはユマの弁。
塗装時のモデルはアズマヒキガエル。

前から。グシオンを寝かせて一部をパテで埋め、前足を董卓ザクから、後ろ足を（ちょうど良く手に入った）ＢＢデビルガンダムから流用。
口は開きっぱなしで固定。

後ろから。後ろ足浮いちゃってる。
体のイボイボは油性色鉛筆で。

舌毒鞭（ぜったいべん）：
柔軟性と堅牢性を兼ね備えた舌は自由自在に動かすことができ、相手を打ち据え捕獲する。
先端には粘着力を持ち、獲物を逃がさない。
酸灸羅（スキュラ）：
舌の下部、下顎に当たる部分にはビーム砲を内蔵。口まで運ばれた相手を確実に破壊する。
毒腺：
背中には猛毒を吹き出す毒腺を持つ。グシオンのスラスターを使い、ガスのように拡散させることも可能。
獲物の体力を奪うことは演者が成り代わって演じる「エバーランド」では特に有効である。
隠し腹：
グシオンの腰アーマーの裏には多目的発射管を内蔵。νジオンのあまりフィンファンネル接続パーツから。

舌は自遊自在3.2ミリ。その先は（これもちょうど良く手に入った）黄蓋グフから。

舌毒鞭は取り出して使用することも可能。

蛙の生態には忠実なので獲物（ミスク）を捕獲。
手は大砲などの機能はありません。

あっしの相棒を紹介し…あそれ前回やったやつなので…

…とはいえ、グシオンのカエル化はガンスタ内でも既出ネタなので（グーグルレンズだと似たガンプラを探すことができるよ）、ここはＳＤらしく…

蛙人（かわずびと）モード：
緊急時に発動させるシナンジュとグシオンの合体形態。
シナンジュがグシオンに呑まれる様に合体、シナンジュ用の大型外骨格となりそのパワーを存分に振るう。
一体いつ発動させるのか。それはずっと後で…

次回は豪華大将軍。素組みに見えますが一部改造しています。