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使用キット:HGUC No.064 1/144 ザクI
使用塗料: GSIクレオス
      Mr.サーフェイサー1000 スプレー(徳用)B519
      ガンダムカラースプレー SG06 MSグリーン
      SG07 MSディープグリーン
      SG15 MSファントムグレー
      水性ホビーカラー H63 青竹色
      H18 黒鉄色
      H322 フタロシアニンブルー
      H513 ジャーマングレー/ドゥンケルグラウ ドイツ陸軍戦車色
      H514 ジャーマングレー/グラウ ドイツ陸軍戦車色
      アクリジョン N88 メタリックブルー

はじめ硬化促進剤ケチってイージーサンディングの自然乾燥が良くなかったのか、キット既存のアレンジモールド埋めに矢鱈苦労。促進剤&ベビーパウダーは必須らしい。
アニメ版を意識した塗装なつもりで、安直に関節色を外装色と同一色でベタ塗りした前回の反省を踏まえ、今回はザクⅠ色に。
ソリッドカラーの基本色+金属色でドライブラシみたいな技法への憧れはあったものの、間を取ってメタリックブルーにて。結果は内部フレーム感が強調されて失敗(モノコック設定)。アクリジョンの筆ムラも想像以上。
おらが設定的には、ザクⅡカラーに再塗装された時に、分解や養生の手間が大変な関節周りまでは塗り直されなかった。という感じ。
あとマインレイヤーの型式番号からするとザクⅡのランドセルは交換前提の選択式兵装っぽいので、装備扱いで原則的には塗装対象にならないと解釈。敢えて塗ったシャア等が独創的なだけ。
ちなみに『機動戦士ガンダムZZ』第40話登場のタンパ・ハロイ個人蔵の機体ではランドセルも本体濃くない方のグリーン色で、公式設定としては恐らくこちらが正解。
ただこの場合、全体が相当濃い目のザクⅡJ型系カラーなので、今回みたくF型系の淡い色調には青の方が合ってるのかも。

ところで。ザク・マシンガンのストック形状云々の解釈は、劇場版『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』で、ア・バオア・クー地表を哨戒する旧ザクが左手にザクⅡ用マシンガン持つ有名な場面から。
要塞地表といった低重力環境では少しでも反動を抑え可能な限り集弾率を上げる必要があったという事だろうが、このシーンで殊に重要であるのはゲルググと旧ザクによる新旧2機1組のバディチーム。
敵味方とも掩体が利用可能な地表での戦闘において、旧ザクが実弾マシンガンで牽制射撃で加圧しつつ、ゲルググが一撃必殺のビームによる精密射撃、もしくは空中からの瞰射という、互いの弱点を補った基本戦術が看取出来る。
最新鋭機ゲルググの推力による安定した空中姿勢からの射撃であれば、空間機動戦闘より遥かに低い難度であり、練度不足パイロットでも十分戦果が期待出来る。と見抜いた現地指揮官の判断に脱帽。
ちなみにゲルググの古くからの設定にも「前腕部に地上戦のためのジェットエンジン補助推進システムを内蔵する」とある通り、地上戦では跳躍によって遮蔽物を無効化する滞空攻撃が想定されていた模様。
そしてこれこそ、かつてツィマット社がYMS-08A《高機動型試作機》で目指していた、地上における対MS戦を見越した立体機動戦術そのもの。ツィマット、脅威の先見性。
ア・バオア・クー上での戦闘に、グフのランドセルを装備したザクF型やJ型が参加しているのも決して偶然ではない。かもしれない。


20250711 20250711

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