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pixivに小説あげてます

自分が作った武者が出てくる七人の超将軍の二次創作小説をアップしてますので気になられたら‪(っ ॑꒳ ॑c)

ハイニューガンダム制作中!

RG、SD、ミキシングでフル装備予定!

【試し読み】陰キャアイドルはGBN〈惑星〉を救いたい。第一巻《ワタシノユメ》第五章-【星屑の彼方に】-【期間限定公開】

さてさね今日も今日とて気楽にビルドダイバーズRe RISE 二次小説を投げている神宮寺Re⑦です。

***

「陰キャアイドルはGBN〈世界〉を救いたい。」

あらすじ

自分は救世主になれない──そう思っていたのに。

第一次有志連合戦の裏で行われた不定期開催イベント〈ゲリラレイドボスミッション〉、その中でエリカは義姉であるアカネが巻き込まれたことで復讐を誓った。その巻き込んだそのダイバーを見つけるためにエリカは根暗で陰キャの性格とは真反対の明るくて眩しいアイドル活動をはじめることに。いまだにアカネとの距離がありながらも謎の転校生ハルナが現れ、そしてGPD全日本大会決勝で負けたかつての宿敵〈蒼穹のプリンス〉にも再会を果たす。互いの想いが交錯する世界でエリカは自分の本当の夢を見つける。

これは自分と世界とその裏側に向かい合う物語──。

***

前回→

***

《ワタシノユメ》第五章 -【星屑の彼方に】-

***

「……やぁこんなところで会うなんて奇遇だね?デートかい?」

そう、再び現れたのは橘輝夜生徒会長そのひとだった。

(……また会うのかよ、偶然かなんか知らないけどこう立て続けに出てくると怖さのほうが勝っちゃうよ……)

(というか用事でもあるの……?)

「……げっ」

あっなんかハルナが心底嫌そうな顔してる。

……いやまぁ、あんなこと言われたらそりゃあねぇ?

そこんところどうなんですか?生徒会長?

「嫌われてしまったようで、申し訳ないことをしたと思っている。ただひとつ知らせたいことがあってね?ここで会えてよかったよ」

「知らせたいこと──……ですか?私たちになんかあるんですか会長?」

アカネが懐疑心満載の表情で返す。

「廃部されていたガンプラバトル部の再興を、もししたいと思うのなら、してあげてもいいよ?」

「なんか煮え切らない言い草ですねカグヤ生徒会長?……どういう意味ですか?」

(……わたしですか?運ばれてきた付け合わせのライスを食べてますけど、わたし会話に入らなくてもいいよね?お腹減ってるし)

(あ、お米おいしい……カップラーメンばっか食べてたせいで味覚がおかしくなってたのかな)

(……サラダも食べちゃおうかな、この和風ドレッシングうま……!あっ、やばいこぼしちゃった……とりあえず拭いておかないと……)

「先日のバトル、おれは君たちを侮っていたようだ、それに君たち三人になら部員不足で深刻化している模型部も任せられると思ってね?詳しいことは学校で話そうと思うんだが……どうかな?」

「どう思うエリカ?……って食べるの早くない!?」

(わた、わわわわわわ……わたし!?ごめんなにも考えてないんだけど……あ〜!フォーク落としちゃったよぉ!)

「い、い、いいんじゃない!?」

「まぁエリカがいいならあたしもいいですけど、ハルナは?」

「私プラモデルのことわかんないし、いいよ別に?……そこの人は好きじゃないけど」

お〜……さすがに手厳しいなぁ……ハルナ……

「了承したとみていいのかな?それじゃあまた学校で会おう」

……と、帰る仕草をしているカグヤ生徒会長に──。

「ちょっと!どこ行ってたんですか!生徒会長!」

「なにも言わずに置いていかないでくださいよ〜!」

「待たせてしまってすまなかったね、カオリくん、ユイくん?」

……彼女?二人も一緒に来てたのね、なんだこの相変わらずのリア充……爆発してくんないかな。

(わたし……?リア充継続クエスト失敗しましたけど……?この話はもういい?……それもそうですね)

◇◇◇

テーブルには注文したワンプレートとワンポンドハンバーグと付け合わせのサラダとライス、そしてトマトスープ三人分が並べられていた。

わたしはデミグラスソースをアカネは和風ソースを付けていた。

「……ハンバーグ冷めちゃうよぉ〜もう!こんなときくらいゆっくりさせてほしいよね〜!エリカ」

「そ、そう、だね……?」

「とりあえずハンバーグにはデミグラスソースをかけ──」

「ハンバーグには和風ソースでしょ!?なんでデミグラス!?濃くて食べづらいじゃん!」

(……はぁ!?ハンバーグにはデミグラスって決まってんじゃん!和風……?和風もいいけどいまはデミグラスの気分なんだよ!)

「ハルナはデミグラスと和風どっちがいいと思う!?」

アカネがそう問いかけると……

「……あのえっとあんましお肉とか食べな──」

「「どっちがいいと思う!?」」

「あの……だから私そんなに食べないからわからないって……」

「ハルナが決めて!」

「ひぇぇぇぇぇぇ…………」

たじたじになっていたハルナは先日組み上げたガンプラのことを話し出した、それとGP・デュエルのことも。

「ところでさ?ガンプラって説明書通り組み上げるだけで……いいの?展示されてたやつなんかかなり手が凝ってたけど?」

「はじめてなのに、そんないきなりすごいの作れるわけなくない!?考えすぎだよ!」

「……わたしもそうだったからいいんじゃない?」

そりゃまぁ凄いと思われる作品をつくりたいよ?……てか、はじめてでそれは無理ゲーじゃない!?歩きはじめたばかりのひとにフルマラソンなんて出来るわけなくない?

「そ、そう?……ちょっとなんか安心した〜!あとGP・デュエルのことなんだけど、私不思議なことに”一度”触ったことあるような感覚だったんだよね?なんでだろ?」

GP・デュエルの普及前にあったアーケードゲームみたいなやつをやったらことがあるってこと?それならわかるけど。

「そんなこともあるんだね〜、これからどうする?プラネタリウムでも観に行く?」

「ぷらねたりうむってなに?」

ハルナってプラネタリウムも知らない……?そんなことある?

「360°広がる大きなスクリーンに映し出される星々を解説ととまに楽しむところだよ!ついでだし三人で行かない!?」

「……へぇ〜?楽しそうだからいいよ」

そうしてわたしたちは昼食を食べ終えて施設内にあるプラネタリウムへと足を運んだ。

***

プラネタリウム〈アルビオン〉。

ショッピングモール〈アウドムラ〉の中にある唯一の宇宙を体験できる大型施設。

映画館のスクリーン三つ分を占める会場には多数の席とそれを見渡せるドームがわたしたちを迎えた。

「……わたしたちのいるこの星──地球は太陽からおおよそ一億四九六〇万キロメートルもあります──」

解説をしているのはネームタグ「アキナ」と書かれている大人の女の人だった。

「そして太陽から海王星まである惑星がそれぞれの周期を辿りながら、この宇宙を何度も回り続けています──」

「なお、冥王星は二〇〇六年に再定義されたことによって第九惑星から準惑星へと格下げされています──」

解説を聞きながらわたしたち三人は見上げた星の映るドームに感激を受けていた。

「……すごくきれいだよ!エリカ!」

(う、うん!それはわかるから!……おとなしくして!」

そんなわたしたちが星を楽しんでいた頃──。

***

GBN運営管理室。

ここは日々ダイバーたちから送られる要望や問い合わせ、バグの処理やイベント企画作成などに使われている重要なところである。

「今日だけで報告書がこんなにあるのか……いつもいつもこれだとさすがに対処がしきれないな」

デュランダル。

このGBNで管理を任させれている人間のひとり。

今日も減らない書類仕事に嫌気が差しながらも彼女は取り組んでいた。

「……それで捜索活動中の”IRIS-9999″の特定位置はどうなっている?」

「そのことにつきましてですが、現在サイド6付近を航行中との連絡が要請したフォース〈SLEEVE ENGEGE〉から出ています。どうされますか?」

と、デュランダルの補佐官であるメイリンが報告書とともに知らせる。

「引き続き捜索活動を続行のうえ、もし攻撃があったら捕縛も視野に入れて対処するようにと伝えろ──」

「かしこまりました、そのように通達しておきます。それとこのGBNで不可解な情報がありまして……」

「なにがあった?いつものバグか?バグの対処ならリボンズに任せ──」

「バグとは違います、このGBNに直接介入してくる者がいるようでして……以前として原因特定ができないとこまねいているようです」

「いたずらではないのか?このGBNのサーバーは何十もの固いプロテクトをかけているはずだが──?」

そもそもこのGBNは独立したサーバーが各所に設けられており、直接介入できるほど簡単には入れない構造となっていた。

「そちらのほうも引き続き検証作業を続行するとのことです、それでは失礼いたします」

メイリンがそう言うと部屋の扉を開けて退出していった。

「いったいなにが起こっているんだ……このGBNに……?」

***

サイド6近傍。

フォース〈SLEEVE ENGEGE〉はGBN運営管理室から届けられたIRIS-9999の捕縛要請を受けて、無限に広がる宇宙を探索していた。

「IRIS-9999……GBNからの高額報酬が貰える仕事を引き受けたとはいえ、こんなのいったい誰がやるんだ──」

フォースリーダーである〈紅蓮のブラスト〉のことシキヤ・カナデは、GBNで出来たであろう存在そのものを秘匿するほどの重要な要件に関してどこか疑心暗鬼になっていた。

「カナデ隊長!……IRIS-9999が現れました!左舷から急速に接近中──!」

フォースメンバーであるタイモから、慌てた声とともにカナデに知らせる。

「なに!?現れただと!?……都市伝説じゃなかったのか!?」

『……あなたたちはだれ?なにしにきたの?』

発せられる高い声によって、ダイバーがいるのは確実と……そう思えた、はずだった。

「IRIS-9999!いますぐにGBNの運営に戻れとの通達が出ている──!こちらの要請に従わない場合は攻撃の許可も得ている!航行目的を教えたし──!」

(……ダイバーの姿がないだと!?それなのにガンプラは稼働している……どうなっているんだ!?)

『…………あなたちはきらい、アタシに付き纏わないで──そうじゃないと──』

IRIS-9999が操るガンプラの全身に配置されたビットがライフルへと結合していく。

(……お!おい!まて!話を聞いてくれ!敵じゃない!おい!話を聞いてくれ!)

ビットが結合されたライフルを対するフォース〈SLEEVE ENGEGE〉の五人へと向けるIRIS-9999。

『……アタシの邪魔しないで──!』

「散開!散開しろ!大型の砲撃が来る──!」

放たれた砲撃によって散らばっていた隕石を一瞬にして焼き尽くし、五人のダイバーはその攻撃に腰を抜かした。

「こんなの!こんなの!人のやる仕事じゃありませんよ!GBNはなにを考えてるんですか!」

フォースメンバーであるチアキが怯えながらIRIS-9999の異常なまでのガンプラの威力に足を掬わせる。

「実戦テストともなしにあの威力なのか……?GBNはなにを隠しているんだ?」

砲撃を回避したカナデだったが、GBNで起こっているこの出来事に疑念が拭えなかった。

この出来事がGBNに新たな戦いを告げる一端だったことはまだ誰も知らない──。

***

WAVEがついに1/35ツヴァーク発売!?いい時代になったもんだ…(勿論予約しました!)

バンダイのスコープドッグも悪くないと思いますけど、細部までの拘りはタカラから脈々と引き継いできたWAVEが先を行ってると思います。

※ガンプラネタじゃなくてすいません。

最新話更新!

SDルエーダ

我が子であるルエーダのSDバージョンのデザインを描いてみました

今後立体化する予定です

ピンクパンサーって…

またまた忘れた頃のプレバン😅高機動型シャアザクは身内に誕プレ用に購入しました。映画は回想シーンだけだったような…よく立体化したなバンダイ😸それと、ピンクパンサー隊を発売日にポチりましたがデザートザクがピンクって…😅ウチの息子(小4)は砂漠カラーじゃないと認めないと言ってます😸 

昨夜は気楽に楽しんでました

ザクとかザクとかザクとか色々作ってる合間に素組みしたりゲート処理したり、少しずつ進んでいたズゴックを気楽に弄って楽しんでました。特にこれと言う工作をしないでも、格好良く出来上がるガンプラの進化って凄いと改めて思いました。何となくシールを貼っただけなので、今夜はゆっくりと格好良くデカール貼り出来たら良いなと思います。

そろそろ梅雨かな?

雨降っとるやんけ!クリア吹けんよ!

たまには善と悪について考えることも大事ですね。(考えることは大事でもこの投稿の先の文章を読む必要は無いです)

普段の生活を、ただなんとなく「周りの人がこうしているから」とかで生きていると、人としてどう生きるのが正しいのかを見失いがち。アニメなんかについても、何も考えずに「どちらにも正義がある…って言っておけば戦争のことを分かっちゃってる感じがして俺カッコいい」みたいなのは人として恥ずかしいだけ。アウシュビッツにも原爆の投下にも正義なんてない。

それこそガンダムという作品は、正義とは何かについて悩んでいた時代の作品だ。戦時中は日本が正義で米英は鬼畜だと言っていたのに、負けたらコロッと手のひらを返してアメリカ万歳マッカーサー元帥万歳ギブミーチョコレートになったわけで、そうした親世代を見て育った戦後の子どもたちにとって正義とは何かは悩ましいところ。

アメリカ様が正義でナチスが悪であることが当たり前という中で育った子どもにとって、そのアメリカと戦争をした親世代は間違った悪い人間なわけだけど、その親と同じ日本人であるというだけで自分たちも間違った民族の間違った国民であるというコンプレックスがある。

なんだかんだ人というのは自分のことを正しいと思って生きたいものなんだろうと思う。それなのに自分たちがしたわけでもない戦争によって、生まれた瞬間から間違った存在としての生きなくてはいけない、それは凄いストレスだろう。そうした原罪に対して「あなたは救われました」と言ってくれたのが当時のアニメ作品だ。戦艦大和であったり、アメリカ国旗カラーのスーパーロボットであったりが、世界の希望を背負ってナチスモチーフの敵と戦う。言ってしまえば「この前の戦争もアメリカの下でナチスと戦っていれば正義の勝ち組になれたのに」という都合のいい妄想とも言える。なんでホワイトベースのMSパイロットたちの名前が日本軍機の名前をもじったものなのか(アムロレイ:零戦れいせん、リューホセイ:流星りゅうせい、ハヤト:疾風はやて、カイシデン:紫電改しでんかい、セーラ:晴嵐せいらん)といったら、やっぱり彼らが「日本」を表すものだからだ。間違った戦争をして負けた現実は親たちの歴史で、アメリカ国旗のカラーリングでナチスみたいな敵と戦った宇宙世紀こそが俺たちの歴史だと執着する人は今でもいるものだし、大人は大人でそんなアニメを見続け自分たちを見下してくる子どものことをオタクという変態のレッテルを貼ってバッシングしたりした。

アニメ文化というのは戦争の影響がとても強い。日本に限らずアメリカでも、核の投下に対する批判を抑えるために、放射能によってスーパーパワーに目覚めるアメコミヒーローなんかが描かれた。核を正義の兵器だと子どもに刷り込むために。

さらに言うとガンダムの場合はそこにベトナム戦争も加わる。戦時中は日本が正義、戦後はアメリカ様が正義と信じていたのに、そのアメリカでさえ正義ではないというのが分かってしまった。そこから自分たちが正義ではなかったことへのコンプレックスは「そもそも正義なんてこの世に無い、人間なんて愚かな悪ばかりで、だから自分たちが正義でないのも仕方がない」という形で心の支えに昇華する。こじれたガンダムオタクが嫌われる理由がここにもあって、正義なんてないんだからと最初から諦めて、正しくあろうと努力する人を嘲笑い、何もしない自分こそカッコいいと勘違いしたりする。平和な世界でアニメを見ながらガンプラを作れることの有難さをただただ享受しながら、「戦争は人間のサガ」とか言っちゃったりする。

戦争の影響はとても大きい。戦前までは竹久夢二のような浮世絵美人が現役だったのに、戦後はディズニーのバンビなどに影響を受けた手塚治虫をはじめ、海外のアニメ絵に一気に移行する。サブカルにおいても戦前の文化の否定が行われたりしたのだ。戦争の敗戦によって起きたジェネレーションギャップはすさまじいものだったのだろう。

普通なら子どもは親を見て育つけれど、その親が見本にならない場合、何を目標にして大人になればいいのか分からない。だからガンダム作中でも主人公は親と仲が悪い。そして、その中で求められたのが「ニュータイプ」、親とは違う新しい生き方をする世代。僕たちはどう生きるか。

まぁ今の時代は親と子の仲も良いことが多いので、親とは違うニュータイプではなく、イオリ・セイくんみたいに親に憧れる主人公もいますね。

その後もガンダムは時代に合わせてそれなりにいろいろなものを描いてきた。環境問題があらわになった時代には、公害怪獣や植物のモンスターが人類に復讐する話が多く作られ、ガンダムでも東方不敗とデビルガンダムが地球環境のために人類を抹殺しようとした。大体どの主人公も「人間もまた自然の一部」「これからの人類は環境と共存して」と言って止めたりしたけど、そうした作品群から30年経って、実際に地球温暖化がさらに進み、夏は気温が35度を超えても普通…みたいな時代になると、やっぱりあの時人類を滅ぼしておくべきだったのかもしれんな…と思ったりする。

で、話が今放送中のGQuuuuuuXに飛ぶけれど、シャアがガンダムに乗っていたらジオンは連邦に勝って…というのは、ドイツに零戦や戦艦大和があれば…と言っているようなものなわけで、いやその現実の歴史が負けたからifの話としてガンダムのアニメをやってたんだろ?って考えると、なんかとても恥ずかしい設定のような気がするんである。

ガンダム作ってるよー

デジラマ楽しい

ビルダーズノートのデジラマで遊んでみた!

運営の力は絶対か。

善悪はなんなのかを問いかけて、どちらにも正義がある。

コメントしたら、消されたわ。

誤解するような企画しないでと言ったら、消されたわ

どうせ、これも消されるんだろうな

いま話題の、、

PBから「ジークアクス」がすでに届いているのだが、いまだにどういうカラーリングにするか決めかねている、と共に、なんやこのパーツ細かっ!ちっさっ!!ってなってる。

むしろ「軍警ザク」が欲しくなってきてたまらない。

TG

近況報告

近況報告です。

無事、目の手術は成功しまして、退院もしました。

が、完治には3ヶ月ほどかかるらしく、プラモ復帰は早くても夏〜秋になりそうです。

やっとこ

中古のなるべく欠けてない刃を選んでは使い回してましたが、ようやく新調しました。

切れ味抜群なのでお手手切らないように気をつけます。

誕生日に頂いたストライクガンダム♯45

足裏にはスラをつけてみました!

かっこいい

【試し読み】陰キャアイドルはGBN〈惑星〉を救いたい。第一巻《ワタシノユメ》第四章 -【蒼穹のプリンス】-【期間限定公開】

さてさて、気長にビルドダイバーズRe RISE二次小説を投げている神宮寺Re⑦です。

とりわけ、続きです。

***

「陰キャアイドルはGBN〈世界〉を救いたい。」

あらすじ

自分は救世主になれない──そう思っていたのに。

第一次有志連合戦の裏で行われた不定期開催イベント〈ゲリラレイドボスミッション〉、その中でエリカは義姉であるアカネが巻き込まれたことで復讐を誓った。その巻き込んだそのダイバーを見つけるためにエリカは根暗で陰キャの性格とは真反対の明るくて眩しいアイドル活動をはじめることに。いまだにアカネとの距離がありながらも謎の転校生ハルナが現れ、そしてGPD全日本大会決勝で負けたかつての宿敵〈蒼穹のプリンス〉にも再会を果たす。互いの想いが交錯する世界でエリカは自分の本当の夢を見つける。

これは自分と世界とその裏側に向かい合う物語──。

***

前回→

***

《ワタシノユメ》第四章 -【蒼穹のプリンス】-

***

「──かくれんぼなんて!」

そうアカネが言葉を発したとき───。

「まったく……君たちは部屋の片付けを頼んだというのに、備品を許可もなく勝手に使用するとは──聞き捨てならないな」

「「カグヤ生徒会長!?」」

現れたのは廊下で出逢った橘輝夜、そのひとだった。

(えっ……!?ちょっ……!?このタイミングで!?)

突如として因縁の相手であるカグヤがガンプラバトルに乱入してきたことによって、エリカは戸惑っていた。

「……やりあおうっての!?生徒会長!?」

アカネがカグヤにむけて挑発するような発言をした。

「──君たち如き、このおれの相手にならないということを教えてあげようか?」

(……いや!あの!ちょっと!勝手に話進めないでよ!アカネ!……アカっ)

疲労感が限界値に達しつつあるエリカは、この事態をなんとかすべく隠れていたビル影から飛び立つ。

「……っ!?」

カグヤの操るガンプラが目前と迫るエリカ。

見覚えるのある龍を思わせるシルエット──。

「ガンダムエピオングレイシャー──。カグヤ、処理を開始する」

***

ガンダムエピオングレイシャー。

カグヤの使用するガンプラ。

原典機では一振りだけだった〈ビーム・ソード〉を二振りに増加させ、両腕に強化用追加エネルギーパックを装備。

最大出力時の〈ビーム・ソード〉は原典機の三倍、いやそれ以上の威力と長さを誇る、すべてを切り裂く彼の剣である。

カラーリングはシルバーを起点として空色を組み合わせている。

OZ-13MS ガンダムエピオン

機動戦士ガンダムW終盤に登場。

数多くの戦場を駆け抜けたゼクス・マークスが操る決戦使用機。

ウイングガンダムゼロと同等のインターフェイス〈ゼロシステム〉を搭載している。

リーブラ攻防戦にてヒイロ・ユイが操るウイングガンダムゼロとの対決では、最後の一振りで勝とうとするが敗北してしまう。

「……ちょっと!カグヤ生徒会長!はなしを聞いてください!」

(こうなったら……わたしがやるしかない……!あと一歩まで追い詰めたことがあるわたしが──!)

そう、エリカはカグヤに制止するよう試みるが……

「無断で稼働させたのにも関わらず、やめるそぶりも見せないとは──どういう了見だね君たちは……!」

頼みごとをしたのにもかかわらず、それを無視されたカグヤはキレていた。

(……あぁもう!やるしかないのこれ!やるし──)

視界がぼんやりし始めるエリカ。

意識がいつ無くなってもおかしくない状態でエリカは攻撃をしようとしていた……

だが──その攻撃をしようとした瞬間……。

「──GP・デュエルの時代はァ!すでに終わりを告げている!いつまでもいつまでも!思い出に引っ張られているのか!」

長大な粒子の二振りの剣を形成させたカグヤ。

その剣をエリカのガンプラへと一気に振り下ろす。

「……話を聞いてくださ──」

健闘もむなしく両腕を削ぎ落とされていくエリカのガンプラ。

行動不能状態に近くなっていたエリカのガンプラを目にしたアカネは……

「あたしのエリカに──!それ以上!手を……出すなぁァァァァァァァァァァァァァァ!」

両腕に搭載されている実弾を放ち、距離を詰めていくアカネ。

「君は所詮!一回戦で負けた!哀れで!未熟な!デューラーだろう!……誰に喧嘩を売っているか!知りたまえ!」

「……生意気ほざけよぉおぉ!!」

激突する二機のガンプラ。

ビルに叩きつけられるアカネのシュヴァルゼッテ。

(……くそがぁぁぁ!こんなの!こんなのであたしは──!また負けるのか……またあのときみたいに……)

***

「…………下ばっか向いてないで!前に!出なよ!アカネ!」

アカネの操縦する手のコンソールを重ねてハルナが鼓舞させる。

「……ハルナ!?」

「ここは──!私がやる!」

「ぽっと出の初心者風情が!世迷言を!」

操縦の入れ替わったアカネのガンプラ。

その中でハルナはスロットのなかに”○○”のアイコンがあることに気づく。

「…………これを使えば!」

「往生際がぁぁぁ!悪いな──!アカネくんもエリカくんも!全日本大会の厳しさを知らない!半端者どもの癖して!」

「…………いま、なんて言った?」

「おれに口答えする気か──オイ!?」

ハルナのなにかがこのときはじけた。

「……いまなんて言ったっていってんだよ!もう一度言ってみなよ!」

「半端者ども!と言っただろう──!」

「……よかった、これであんたを倒す理由が──できたから!」

スロットにある”鎌”のアイコンをクリックしたハルナ。

そして──。

「こ……こいつ!?狙撃機じゃなかったのか!」

上から見下ろすように〈スナイパーライフル〉を銃身を逆手に持ったハルナ。

ハルナの意思に呼応したかのように煌めき出す赤いツインアイ。

「しねええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

体を大きく捻らせたそのガンプラは二連に連なる鎌の形状の剣先をカグヤのガンプラの胴体めがけて切り裂いていく。

「私の友達を!侮辱するやつは!ぜっっっったい!許さない……!」

「こいつは──悪魔……いいや!死神かよ!」

「──〈BATTE ENDED〉!」

***

(あは……はははははは……なにこれ……なにこれ……わたしが勝てなかった相手をついさっきはじめたばかりの初心者のハルナが倒しちゃうとか……はは……ははは…………はははははは……)

(わたしの存在価値なんて……もう、ないじゃん……)

(……わたしなんてもう、もう……いる意味ないじゃん)

(あっ……なんだろこれ……視界が突然暗くなっ──)

涙模様を浮かべるエリカはその場に倒れ込んでしまう。

「……ちょっとエリカ!?エリカァァァァ!」

***

あれから数分後、わたしは保健室のベッドにいた。

ふかふかのベッドで寝るのはいつぶりだろう。

「……ちょっと!疲れてるならそう言ってよ!心配かけさせないでよ!」

アカネがわたしのことを思ってかそう言葉をかける。

「だ、だいじょうぶ……だから──わたしのことはいいから」

「よくないよ!なんでなにも言ってくれないのエリカ!」

ハルナも続けてわたしに話しかける。

そ、そう……は言ったって──。

(もう……いいよ、もうどうでもいいよ……こんな世界なんて……わたしは必要とされてないんだから……)

「少しは私たちのこと頼ってよ!なんでいつも自分で全部背負おうとすんの!」

(そんなこと言われても……言える状態なんかじゃなかったじゃん……どうすればよかったの……)

「そういえばあんたが前に行ったクリスマスデートのときあたしどこに居たとおもう?」

と、アカネが話す。

「……家?」

「あんたがリア充してたときあたしはケーキ屋のバイトしてたんだよ!……だから!この埋め合わせしてもらうからね!?わかったね!?いやとは言わせないよ?エリカ」

「……ぇぇぇぇ」

(いや、なんでここでいうの?……い、い、いいけどさぁ)

「それ、私もいっていい?」

と、ハルナも同調する。

「いい?エリカ」

「まぁいいよ……とりあえず寝かせて……」

「よし!そんじゃ!どっか行こっか!三人で!」

そうしてわたしたちは三人でのデート?の約束をすることになった。

***

寒さも少しづつなくなり、暖かくなってきた二月。

週末に会うことになったわたしとアカネ、ハルナはショッピングモール〈アウドムラ〉にきていた。

ショッピングモール〈アウドムラ〉。

都内から少し北に離れた場所にある大型商業施設。

衣服類をはじめとする店から日用品、映画館などの娯楽もすべてここで賄えるほどの憩いの場所である。

「……小さい頃に三回くらい来たことあるけど、結構リニューアルされてるんだね〜かなり綺麗になってるし」

アカネが首を上を向けて建物を見ながらそう言っていた。

二十年前に建設されたこのショッピングモールは幾度かの改修を繰り返して、いまこの時も現存しているかなり長寿地元の人たちから数多くの思い出とともに愛されている建物だ。

「とりあえずお腹すいたしさ?ごはん食べようよごはん!」

ハルナがおもむろにパンフレットを手に取り、飲食店を探す。

「なに食べよっか?エリカ」

「え……?わたし……?べつになんでも──」

「なんでもは、いくないよ!?食べたいやつある?」

カグヤ生徒会長とのGP・デュエルの一件で倒れてしまったわたしのことを気にしてか、アカネはずっとこの調子だ。

「……じゃとりあえずハンバーグとかで」

「うしっ!じゃそれにしよう!レッツゴー!」

「お、……おー」

あんま気乗りしないけど……アカネがいつもと違うから。

***

わたしが提案したハンバーグが食べられるお店、ステーキ&ハンバーグ〈アレックス〉へとやってきた。

店内は明るく、多くのテーブル席が並んでいた。

お昼どきというのもあって店内は活気に満ち溢れていた。

「……三名さまでご来店のアカネ様〜」

店員さんが名簿からわたしたちを呼ぶ。

「「「はぁ〜い」」」

案内されたのは奥のテーブル席。

三人ということもあって余裕のある広さが確保されていた。

そそくさと椅子に座るハルナとソファー側に並んで座るわたしとアカネ。

「……さぁーて!食べるぞォ!」

「相変わらず元気だねアカネ」

「ちゃんと食べなきゃやっていけないからね!ところでハルナは大丈夫なの?」

「私はポテトとジュースだけでいいよ……?」

「ここはあたしが奢るから好きなの食べなよ!ほいさ!ほいさ!」

「…………んーじゃあこのランチワンプレートで、ドリンクつきのやつ、あとさっきの」

そうハルナが答えるとアカネはわたしに話しかける。

「エリカは?なんでもいいよ?食べなきゃしんじゃうよ?」

このショッピングモールにくるまで歩きで十五分かかっていたため、かなりお腹が空いていた。

バスはあったけどアカネが「歩いてこ?」なんていうもんだから……

「そうさせたのアカネじゃん……」

「あははっ!ばれチャッタかぁ〜!めんご!めんご!」

そうして注文のブザーを押して店員さんを呼ぶ。

「ランチのワンプレートと、あとワンポンドのハンバーグを二つにサイドに唐揚げとポテトお願いします」

アカネが店員さんにそう伝える。

店員さんの名札には「サユリ」と書かれていた。

「かしこまりました、では少々お待ちくださいませ」

注文を受けた店員さんは厨房のほうへと歩いていった。

そんなとき──。

「……やぁこんなところで会うなんて奇遇だね?デートかい?」

そう、橘輝夜生徒会長だった。

(……また会うのかよ、偶然かなんか知らないけどこう立て続けに出てくると怖さのほうが勝っちゃうよ……)

***

2次!!

今度こそ今度こそ!!

清水圭さん筆塗り動画

塗りTribe 清水式筆塗り部員のみなさん、体験入部のみなさん、ホビージャパンのチャンネルで清水さんの筆塗り動画があがっているので御覧になってください。零戦だけど。各自気になっている工程の「あんばい」確認されたし。

プロモデラー・清水圭さんによる水性ホビーカラー筆塗り生配信! 出演:清水圭、フミテシ【筆塗りとLive #05】【零戦】【月刊ホビージャパン】
(URL変わるかも)