HGUC No.3 AMX-011S ザクⅢ改

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HGUC No.3 AMX-011S ザクⅢ改です。

HGUC ザクⅢ改成形色仕上げ+αで作ってみました。ザクⅢ改はHGUCでも初期中の初期のキットでガンキャノン、ギャンの次に出たのがこのキットで20年以上も前の事でした。当時は「なんでガンダムからじゃないの?」と思い、カトキハジメ氏がリファインするギャンが二番目に出たのも驚きでしたがその次のリリースがザクⅢ改と模型誌で見た時は本当にHGUCのコンセプトがわからないと思いました(笑)。しかし当時、ザクⅢ改はSDかガレージキットしかなかったのでこれは本当に嬉しくて「ZZガンダムもでないかな」と思いながら買った記憶があります(しかもザクⅢ改の次がキュベレイでしたから余計に欲しかったです)。当時はその前にリリースされましたギャンと違い、ちゃんと関節カバーもあり中々のデキだと思いましたが・・・200を超えるシリーズになりますと進化が凄まじくそのままですと後発のキットに比べますと明らかに見劣りしてしまいます。自分に大改修出来る程の腕は無いので取り敢えずは可動は考えず、劇中の相棒機でありましたリゲルグと同程度のディテールは入れようと思い、ある程度は改修する事を決意して今だから出来る素立ちが本当に決まるカトキ風のザクⅢ改を目指し作る事にしました。

HGUC ザクⅢ改成形色仕上げ+αで作ってみました。ザクⅢ改はHGUCでも初期中の初期のキットでガンキャノン、ギャンの次に出たのがこのキットで20年以上も前の事でした。当時は「なんでガンダムからじゃないの?」と思い、カトキハジメ氏がリファインするギャンが二番目に出たのも驚きでしたがその次のリリースがザクⅢ改と模型誌で見た時は本当にHGUCのコンセプトがわからないと思いました(笑)。しかし当時、ザクⅢ改はSDかガレージキットしかなかったのでこれは本当に嬉しくて「ZZガンダムもでないかな」と思いながら買った記憶があります(しかもザクⅢ改の次がキュベレイでしたから余計に欲しかったです)。当時はその前にリリースされましたギャンと違い、ちゃんと関節カバーもあり中々のデキだと思いましたが・・・200を超えるシリーズになりますと進化が凄まじくそのままですと後発のキットに比べますと明らかに見劣りしてしまいます。自分に大改修出来る程の腕は無いので取り敢えずは可動は考えず、劇中の相棒機でありましたリゲルグと同程度のディテールは入れようと思い、ある程度は改修する事を決意して今だから出来る素立ちが本当に決まるカトキ風のザクⅢ改を目指し作る事にしました。

塗装箇所とカラーレシピ濃緑色箇所の合わせ目部→(クレオス)旧ガンダムカラーグリーン1黄緑箇所の合わせ目部→(クレオス)旧ガンダムカラーグリーン2バックパック、ビームライフル本体部等→(ガイア)風群青関節、動力パイプ等→(ガイア)メカサフライト各部バーニア、ビームライフル先端部→(ガイア)フレームメタリック(2)プロペラントタンク→(ガイア)ニュートラルグレーⅡ

塗装箇所とカラーレシピ

濃緑色箇所の合わせ目部→(クレオス)旧ガンダムカラーグリーン1

黄緑箇所の合わせ目部→(クレオス)旧ガンダムカラーグリーン2

バックパック、ビームライフル本体部等→(ガイア)風群青

関節、動力パイプ等→(ガイア)メカサフライト

各部バーニア、ビームライフル先端部→(ガイア)フレームメタリック(2)

プロペラントタンク→(ガイア)ニュートラルグレーⅡ

メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。 

メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。

 
デカールはガンダムデカールのHGのシナンジュ用をメインに市販の様々なガンダムデカールやコーションデカールを満遍なく貼り、カトキ風にしました。S-01のナンバーはRGサザビーのデカールの余りでS型の1番機という意味にしてMS-14Jの2番機という意味にしたJ02の機体ナンバーにしましたリゲルグと合わせています。 

デカールはガンダムデカールのHGのシナンジュ用をメインに市販の様々なガンダムデカールやコーションデカールを満遍なく貼り、カトキ風にしました。S-01のナンバーはRGサザビーのデカールの余りでS型の1番機という意味にしてMS-14Jの2番機という意味にしたJ02の機体ナンバーにしましたリゲルグと合わせています。

 
当初は腕と股関節の位置を変える、細いウエストの幅マシ、脚の付ける位置の修正は覚悟していたのですが・・・仮組みして思いましたのはプロポーションは思った程に悪くなく、弄りましたのは太腿のボールジョイント取り付け部を削って腿が広げられるようにしましたのと首を1.5mm程に延長して顔がうつむける様にしただけです。ただディテールは20年以上前のキットというだけあり、関節はプラの箱ですし、手の造形は大き過ぎの上に甘く、モールドは甘い所だらけでしたのでその辺りを重点的に改修する事にしました。

当初は腕と股関節の位置を変える、細いウエストの幅マシ、脚の付ける位置の修正は覚悟していたのですが・・・仮組みして思いましたのはプロポーションは思った程に悪くなく、弄りましたのは太腿のボールジョイント取り付け部を削って腿が広げられるようにしましたのと首を1.5mm程に延長して顔がうつむける様にしただけです。ただディテールは20年以上前のキットというだけあり、関節はプラの箱ですし、手の造形は大き過ぎの上に甘く、モールドは甘い所だらけでしたのでその辺りを重点的に改修する事にしました。

まず関節にはタガネやビットブレードでスジボリやディテールを昨今出ていますHG風に掘ってみました。更にひざの関節はプラ板でディテールを作って、スジボリの上から貼りメリハリを付けました。後は前腕や足、上半身、後ろのスカート部などにスジボリを入れて、のっぺり感を減らしています。後ろのスカート部のスジボリは以前に出てましたB-CLUBのガレージキットを参考にしています。モールドやパーツの境目などは全て0.2~0.3mmのタガネで彫り直し、別パーツ感を出しています。初期のHGUCは手の造形が甘くて大きいのが多く、ザクⅢ改は特にそうでしたから、ガレージキット並みのディテールがありますビルダーズパーツHDの1/144 MSハンド02(ジオン系)に差し替えて小型化にしましたら相当良くなりますがボールジョイントの径が合わないのでキットの手のボールジョイントを切り取り真鍮線を通して接着してあります。ビームライフルもMSハンドですとポロポロするので穴を開けて真鍮線で脱着出来るようにしてあります。

まず関節にはタガネやビットブレードでスジボリやディテールを昨今出ていますHG風に掘ってみました。更にひざの関節はプラ板でディテールを作って、スジボリの上から貼りメリハリを付けました。後は前腕や足、上半身、後ろのスカート部などにスジボリを入れて、のっぺり感を減らしています。後ろのスカート部のスジボリは以前に出てましたB-CLUBのガレージキットを参考にしています。モールドやパーツの境目などは全て0.2~0.3mmのタガネで彫り直し、別パーツ感を出しています。初期のHGUCは手の造形が甘くて大きいのが多く、ザクⅢ改は特にそうでしたから、ガレージキット並みのディテールがありますビルダーズパーツHDの1/144 MSハンド02(ジオン系)に差し替えて小型化にしましたら相当良くなりますがボールジョイントの径が合わないのでキットの手のボールジョイントを切り取り真鍮線を通して接着してあります。ビームライフルもMSハンドですとポロポロするので穴を開けて真鍮線で脱着出来るようにしてあります。

ザクⅢ改は古いキットなので至る所に合わせ目があり、接着しても成型色が濃い緑色の為にどうしても白化が目立ってしまいます。こういう時に役立ったのが20年物のガンダムカラーで固まっていたので溶媒液で一日溶かして、合わせ目にやや弱めの圧でエアブラシでぼかしながら吹きますと・・・ほぼ成型色なので良く馴染みこの後につや消しクリアーを吹きますと殆どわからなくなる程に違和感が無く、安い時に買っておいて正解でした。手や関節を塗装する際に今回はサーフェイサーのメカサフライトを使ったのはこの塗料なら相当に剥げにくく、今回は各部グレー部に使っております。バックパックの部分は一度使ってみたかったバーチャロンカラーの風群青にしましたら、サフの上からも奇麗に発色して一部はマスキングしてメカサフライトを残し塗り分けたので古いキットとは思えない位に見栄えが良くなりました。腰にはコトブキヤのディテールアップパーツを貼って少しは幅が広くなるか・・・と思いましたがそうでもありませんでしたが(笑)、情報量は増えた気がします。後はショルダーアーマーや腕にもボルト上のパーツを接着しています。

ザクⅢ改は古いキットなので至る所に合わせ目があり、接着しても成型色が濃い緑色の為にどうしても白化が目立ってしまいます。こういう時に役立ったのが20年物のガンダムカラーで固まっていたので溶媒液で一日溶かして、合わせ目にやや弱めの圧でエアブラシでぼかしながら吹きますと・・・ほぼ成型色なので良く馴染みこの後につや消しクリアーを吹きますと殆どわからなくなる程に違和感が無く、安い時に買っておいて正解でした。手や関節を塗装する際に今回はサーフェイサーのメカサフライトを使ったのはこの塗料なら相当に剥げにくく、今回は各部グレー部に使っております。バックパックの部分は一度使ってみたかったバーチャロンカラーの風群青にしましたら、サフの上からも奇麗に発色して一部はマスキングしてメカサフライトを残し塗り分けたので古いキットとは思えない位に見栄えが良くなりました。腰にはコトブキヤのディテールアップパーツを貼って少しは幅が広くなるか・・・と思いましたがそうでもありませんでしたが(笑)、情報量は増えた気がします。後はショルダーアーマーや腕にもボルト上のパーツを接着しています。

最後は説明書と。20年選手でありますザクⅢ改ですが再版されますとすぐに売り切れるのはカッコ良さとボリュームさが両立されていて、そのまま組んでもある程度は再現されていると思います。合わせ目が多いですし、可動もそれほど広くはないですが、素立ちが決まる事だけを考えたので可動については考えず、合わせ目も専用のガンダムカラーのおかげで問題が無くディテール入れに専念出来て、おかげでリゲルグに近いそれなりのザクⅢ改が出来て手間は掛かりましたが大変満足しています。今のHGUCのキットは手が小さめなのが多く、市販のパーツで造形の良い手のパーツが多数有りので、やや小さめの手に取り替えますとカトキハジメ氏の設定画風になるので古めのキットを作る際はこれからも変える事が多いと思います。ザクⅢ改が販売された当時はBMCタガネやビットブレード、メカサフ、M.S.G モデリングサポートグッズ、ガンダムデカール、そしてスムースクリアーと高性能の塗料や工具、プラユニットは全く無く、成型色仕上げも殆ど無い状況でしたが今はそれらのおかげで全塗装しなくてもある程度のクオリティの作品が作れる事は出来ると思うのでこれからもSNSや模型誌なので勉強して全HGを同じ品質で作っていきたいです。最後にこのザクⅢ改でGUNSTA5周年記念コンテストにエントリーさせて頂きます・・・下手でも参加する事に意義があるので(笑)。ご覧して頂きありがとうございました。

最後は説明書と。

20年選手でありますザクⅢ改ですが再版されますとすぐに売り切れるのはカッコ良さとボリュームさが両立されていて、そのまま組んでもある程度は再現されていると思います。合わせ目が多いですし、可動もそれほど広くはないですが、素立ちが決まる事だけを考えたので可動については考えず、合わせ目も専用のガンダムカラーのおかげで問題が無くディテール入れに専念出来て、おかげでリゲルグに近いそれなりのザクⅢ改が出来て手間は掛かりましたが大変満足しています。今のHGUCのキットは手が小さめなのが多く、市販のパーツで造形の良い手のパーツが多数有りので、やや小さめの手に取り替えますとカトキハジメ氏の設定画風になるので古めのキットを作る際はこれからも変える事が多いと思います。ザクⅢ改が販売された当時はBMCタガネやビットブレード、メカサフ、M.S.G モデリングサポートグッズ、ガンダムデカール、そしてスムースクリアーと高性能の塗料や工具、プラユニットは全く無く、成型色仕上げも殆ど無い状況でしたが今はそれらのおかげで全塗装しなくてもある程度のクオリティの作品が作れる事は出来ると思うのでこれからもSNSや模型誌なので勉強して全HGを同じ品質で作っていきたいです。最後にこのザクⅢ改でGUNSTA5周年記念コンテストにエントリーさせて頂きます・・・下手でも参加する事に意義があるので(笑)。

ご覧して頂きありがとうございました。

今回使いましたBMCタガネ、ビットブレード、ディテールパンチ、ガンダムカラー、そして自分のアイコンのブタウサギです(笑)。

今回使いましたBMCタガネ、ビットブレード、ディテールパンチ、ガンダムカラー、そして自分のアイコンのブタウサギです(笑)。

スジボリは長い箇所はガイドテープを使いましたが短い箇所はデザインナイフで数回切り込みを入れた後にタガネで彫りました。BMCタガネの切れ味は最高でもう無いと作れないです。

スジボリは長い箇所はガイドテープを使いましたが短い箇所はデザインナイフで数回切り込みを入れた後にタガネで彫りました。BMCタガネの切れ味は最高でもう無いと作れないです。

胴体や関節もスジボリ入れています。膝関節にはディテールパンチで抜いたプラ板を貼っています。

胴体や関節もスジボリ入れています。膝関節にはディテールパンチで抜いたプラ板を貼っています。

表面処理が終わった状態です。手や脛、太腿が白化しているのがわかります。

表面処理が終わった状態です。手や脛、太腿が白化しているのがわかります。

シールドの裏なのですがビームサーベルはガンダムカラーで塗装して、シールド本体は無塗装ですがほぼ同色というのがわかります。

シールドの裏なのですがビームサーベルはガンダムカラーで塗装して、シールド本体は無塗装ですがほぼ同色というのがわかります。

スカートが大きくて見えにくいのですが脹脛はディテールを彫り、メカサフで塗装してメリハリを付けています。オリジナルな配色なのですが精密感は出たと思います。

スカートが大きくて見えにくいのですが脹脛はディテールを彫り、メカサフで塗装してメリハリを付けています。オリジナルな配色なのですが精密感は出たと思います。

後方部から。一部オリジナルの塗り分けとスジボリ、メタリックのバーニアと白のデカールのおかげで最新キットと遜色ない物になれたと自分は思います。

後方部から。一部オリジナルの塗り分けとスジボリ、メタリックのバーニアと白のデカールのおかげで最新キットと遜色ない物になれたと自分は思います。

最後にリゲルグと。この二機を並べたい為にザクⅢ改を制作したので自分的には大満足しています。ZZに出て来ました第一次ネオジオン戦争時のMSは大好きなのでライバル的なドーベンウルフも作りたいのですが・・・やはり同スケールのクイン・マンサやゲーマルク、量産型キュベレイのHGUC化は是非とも出して欲しいです。

最後にリゲルグと。この二機を並べたい為にザクⅢ改を制作したので自分的には大満足しています。ZZに出て来ました第一次ネオジオン戦争時のMSは大好きなのでライバル的なドーベンウルフも作りたいのですが・・・やはり同スケールのクイン・マンサやゲーマルク、量産型キュベレイのHGUC化は是非とも出して欲しいです。

HGUC No.3 AMX-011S ザクⅢ改を作ってみました。

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