HGUC No.161 MSM-08 ゾゴック (ユニコーンVer.) です。
HGUC ゾゴック (ユニコーンVer.)を成形色仕上げ+αで作ってみました。ゾゴックを作ったのは40年以上ぶりです(笑)。ガンプラにハマり始めた小学校低学年の時にアッグシリーズが出始めて、当時でも奇抜なデザインだからビックリした記憶があります(笑)。ジャブロー攻略作戦に使う特務用MSの中でアッガイ系列のジュアッグ、アッグガイ、大きいドリルあるアッグには当時はそれほど魅力を感じなかったのですがズゴック系列のゾゴックだけは人型であの三機に比べたらスタイリッシュですから(笑)一番最初に1/144も1/100も買った記憶があります。今回は展示会で参加するふかサミの水コンペがあるのでエントリーする為に作るのですが・・・コンペなのでインパクトある目を惹く作品にする為に丁寧に作りながらもハードなウェザリングして面白く作ってみようと思うのです(笑)。
塗装箇所とカラーレシピ
フレキシブル・ベロウズ・リム(手足の蛇腹状の多重関節構造)、ダクト等→(クレオス)新ガンダムカラーMSグレージオン系
頭部ブーメラン・カッター、ヒート・ソードの一本→(ガイア)ブレードシルバー
モノアイ基部、バーニア外部→(ガイア)フレームメタリック(2)
手足ライン部→(クレオス)ガルグレー
シュツルム・ファウスト先端→(クレオス)ガンダムカラーMSレッド
クリアーパーツのヒート・ソード→(クレオス)GXクリアーオレンジ
メタリック以外の部分は三層のウォッシング(一層目:ウェザイングカラーステインブラウン、二層目:タミヤエナメルグレイ、三層目:ウェザリングカラーライトグレイッシュ)をし(クレオス)ガンダムマーカー リアルタッチマーカーブラウン1や(タミヤ)ウェザリングマスターのスス、4Bの鉛筆を粉末にした物をエッジやモールドに擦り付けています。
デカールはガンダムデカールのHGのシナンジュ用とMGシナンジュスタイン、ベルテクスのデカールをメインになるべく細かく貼ってます。
ゾゴックがガンダムUCに出て驚きましたがヒートソードでジムIIを一突きしバイアラン・カスタムとも激闘を繰り広げるなどかなり活躍して更に驚きました(笑)。キットは出てからすぐに買ってありましたから良かったのですが今の時期だと再販されてもいつも瞬殺されるほどの人気で作ってみるとわかると思います。ほぼ完璧な色分けかつ非常に組み易い構造、クリアーパーツをふんだんに使い精密感を出してる、そしてプロポーションも良さとほぼ欠点が無い作りで作るのは楽しいです。合わせ目は多少あるのですが鎖骨、腰、脚の付け根は段落ちにし手首や手の甲、手の延長パーツ、脚の蛇腹、シュツルム・ファウストはキチンと合わせ目を消しています。
手の延長パーツ、脚の蛇腹は合わせ目消したのですが白化してしまったので腕の蛇腹共々、MSグレージオン系で塗装しました。腕に明るいグレーのラインがあるのでそこも別パーツになっている脚共々、ガルグレーで塗装し同じ色合いにしています。面白いのはヒートソードが普通のとクリアー成型の二本付いていますからクリアーの方は王道のクリアーオレンジ、成型色のはブーメラン・カッター共々、メタリックのブレードシルバーを塗って目立たせる様にしました。墨入れ、デカール共々それほど時間は掛からずウェザリングに時間を掛けられます。
ウェザリングは今回はウォッシングを基本にしたいのでまずはラッカーの艶消しクリアーを吹くのですが今回の一層目は塗膜の強いMr.カラーGGXの艶消しクリアーをラピッド薄め液で割ったのを吹いています・・・感想が早いからビックリしました。二層目にいつものスムースクリアーを吹いて一日乾燥させてまずはウェザリングカラーのステインブラウンをメタリックで塗った個所以外に筆塗りし、溶剤付けた綿棒やキムワイプで重力を意識して上から下へと拭き取ります。次に明るめのグレーを使いたかったので墨入れ用のエナメルのグレイで同じく筆塗りをし溶剤付けた綿棒で拭き取ります・・・薄いので塩梅が良くこれだけでも深い色合いになりました。更に砂埃に近いウェザリングカラーのライトグレイッシュを足回りは全体にそれより上の箇所は筆でランダムに点付けして溶剤付けた綿棒で拭き取ると・・・元が成型色とは思えない程の深い色合いにありビックリしました(笑)。後はリアルタッチマーカーのブラウンやウェザリングマスターのスス、紙やすりで粉末状にした4Bの鉛筆などをエッジやモールド周りに付けて完成です。
最後は説明書と。
自分はいつもウェザリングする時はらいだ~Joe先生提唱のお気楽汚しがメインなのですが先生もウォッシングしているので今回は自分も真似し派手目に汚してみました。キチンと艶消しクリアーを吹いていればエナメルでも割れる事なく安心出来ました。今回はウェザリング、メタリック、デカールの三重奏で違う情報量を出す事が出来たから自分のイメージ通りの作品が作る事が出来ました。まだコンペ前なので結果はどうなるかはわからないのですが・・・綺麗に作るのも良いですがウェザリングもやると楽しくまたウォッシングやろうと思います。
ご覧して頂きありがとうございました。
今回ウェザリングで使用したツールで鉛筆も使用しました。
粉末状の鉛筆をエッジに付けて剝げチョロ風にしています。
三層のウォッシングのおかげで深みがある色合いになりました。
オプションもキチンと塗装してあります。
アーム・パンチ。ジムなら一撃で撃破されそうです(笑)。
ヒートソードのは光沢クリアーを吹いています。
ウォッシングしたおかげでかなり自分のイメージした物が出来ました。
おかげ様で水コンペ6位入賞しました・・・嬉しいです(泣)
HGUC No.161 MSM-08 ゾゴック (ユニコーンVer.)を作ってみました。
コメント
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コメント失礼します。
基本成型色仕上げというのがすごいですね。ウェザリングもカッコイイです。ハゲチョロ懐かしいです。入賞おめでとうございます。仲間たち2人も丁寧な仕上げでジオン水泳部をもり立ててくれますね。
しかしゾゴックも店頭に並ぶと瞬殺という恐ろしい世界です。
コンペ入賞おめでとうございます✨ウサ男さんのウェザリング作品ってあまり見た事ないですが、ゾゴックというキャラの立った機体にリアリティを与える汚しが流石ですね😆✨
めちゃくちゃ丁寧な仕上がりでクオリティ超絶UPですね!
入賞おめでとうございます(≧∀≦)
ウサ男さんのウェザリング珍しいですね!三層のウォッシングで雰囲気のある色合いになっていてカッコいいです(gundam-kao6)
入賞おめでとう御座います🎊
いつもは成型色仕上げのウサ男さんが、ウェザリングするのを見ると少し新鮮な気になります
使い込んでいるけど、載るパイロットのゾゴックへの愛着が感じられました☺️
ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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