HGUC プレバン RMS-099 リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)です。
HGUC リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)を成形色仕上げ+αで作ってみました。リック・ディアス・・・デザインは完全にドムのイメージを踏襲していて、ドムに地球連邦軍のガンダム系の機能をミックスした機体は大変魅力のある機体です。こちらはプレバンのビルドガンマガンダムがベースになっていて、各パーツの形状は勿論、可動範囲なども改良されて非常にポージングも決まります。この所、前作のパラス・アテネを始めボリノーク・サマーン、メタス、ジムⅡ、ガザⅭとZガンダムの機体をずっと作っていて、先日ありました展示会も全てZガンダム関連にした程にZの機体にハマっていて(笑)、四月位までは作り続けたいと思っています。今回はZガンダムの冒頭で見せたシャアことクワトロ・バジーナの圧倒的な性能差とエゥーゴのフラグシップさを目指して作る事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
脛裏、肩、手首等赤部→(クレオス)旧ガンダムカラーレッド1
バインダー合わせ目部→(クレオス)旧ガンダムカラーブラウン2
ビーム・ピストル本体→(クレオス)旧ガンダムカラーグレー9
各動力パイプ→(クレオス)エクストラダークシーグレー
クレイ・バズーカー→(クレオス)旧ガンダムファントムグレー
肩ダクト、スカート裏等→(クレオス)ミッドナイトブルー
バーニア、ビーム・ピストル先端→(ガイア)フレームメタリック(1)
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはデカールはガンダムデカールのHGのユニコーンガンダム用と機動戦士Zガンダム/機動戦士ガンダムZZ汎用1のデカールをメインに市販のデカールも多数使ってカトキ風にしました。モノアイの裏にラビーを貼って光を拾うようにしてます。
前回作ったリック・ディアスは旧HGUCでしたから、合わせ目が大変多く、しかも成型色のメインがダークブルーと接着すると確実に白化する色ですからハードなウェザリングで誤魔化し、何とか完成させました(笑)。しかし、今は白化した箇所は説明書通りに調色してその箇所にぼかす様にエアブラシを吹けば綺麗になるテクニックを開発したのでもう怖くはありません。赤も接着すると白化するので脛裏と肩は案の定、目立ってしまいましたが・・・旧HGUCのカラーを持っているので白化した箇所にレッド1を薄めに吹くとほぼ同じ色合いになりました。バインダーの合わせ目もブラウン2で薄く吹き、やはりほぼ同じ色合いなのでわからなくなります。武器も接着するとほぼ白化しますが、ここは全塗装した方が早いです。
頭と上腕の合わせ目は0.3mmのダンモを使って段落ちモールドにしました・・・上腕は挟み込みのオンパレードなので、この方が確実に楽出来ます。いつも凹モールドをなるべくグレーで塗るので、今回はバインダーの真ん中の色に近いミッドナイトブルーにしました。成型色の部分はラッカーで食み出してもラッカー溶剤で修正出来ますが・・・問題は脛裏と肩の白化した箇所をラッカーで塗った部分でそこは水性塗料のミッドナイトブルーで塗り、食み出した箇所はマジックリンで拭き取りました。今の水性塗料はかなり塗膜が強く、上からラッカーの艶消しクリアーも最初に砂吹きすればコーティング出来ますから、本当に塗装の幅が広がりました・・・マスキングする手間が少しづつ減っています。
クレイ・バズーカを持たせてみて。腕の可動は旧HGUCとそんなに変わらない感じがしましたが、脚は股関節に新しい軸があり膝が二重関節なったおかげで素立ちもポージングもかなり決まる様になったと思います。デカールはMGのガンダムMK‐ⅡやZガンダムの余りが結構あり、その辺りも使ってます。古いので少し退色してるのですが・・・スムースクリアーを吹けばかなりわからなくなるので今でも全然使えます。基本的には前に作った青リック・ディアスやシュツルム・ディアスを参考にはしてますが・・・もう在庫の無いデカールもあるのでその辺りは臨機応変に貼りました。機体番号の01は勿論クワトロ機のイメージで良く仕上がったと思いました。
最後は説明書と。
20年以上前のHGUCの可動範囲は最近出たHGUCに比べたら・・・と前のリック・ディアスを投稿した時に記載したのですがビルドガンマガンダムが出た恩恵を受けて、様々な箇所がアップデートされてますから大変作り易かったです。特に太腿と下腕の合わせ目消しが無くなったのは作業性が上がりました。重量級のMSは設置性が良くないのが多いのですが、このリック・ディアスは全く問題なく、良い感じに決まるポーズが取れると思います。こういうアップデートは大歓迎なので初期のHGUCのを出して頂きたい物です。
ご覧して頂きありがとうございました。
旧HGUCのガンダムカラーを持っていたので全て使いました。
ミッドナイトブルーはラッカーと水性を使い分けて塗ってます。
なるべく細かくデカールを貼りました。
バインダーの裏もディテールアップパーツ貼りました。
サーベルを持たせてみて。
モノアイは裏にラビー貼っているので光を拾います。
これでテレビや劇場版でシャアが主に乗った機体は全て作りました。
HGUC プレバン RMS-099 リック・ディアス(クワトロ・バジーナ機)を作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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