HGUC No.7 RX-75 ガンタンクです。
HGUC ガンタンクを成形色仕上げ+αで作ってみました。ガンタンクもHGUCでは一桁のナンバリングですが形状としては全く申し分ない上に合わせ目は多少ある物の簡単に作れてしまう好キットだと思います。ガンダム、ガンキャノンの二つはリバイブされましたがガンタンクがされないのはこれで完璧だからというネット上の噂もある程です(笑)。自分も今回が二度目のHGUCのガンタンクでMGも買う程に好きな機体の一つで08小隊に出ました量産型ガンタンクもキット化を切望しております。今はヤクト・ドーガを作っているのですがデカール貼りが終わり、すぐにはクリアーを吹く事が出来ないので・・・ガンタンクにらいだ~Joe様のお気軽汚しを施して、戦車的な仕上げをする事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
メカ部のグレー→(クレオス)ニュートラルグレー
キャタピラ→(クレオス)焼鉄色
パイロットスーツ→(クレオス)新ガンダムカラーMSイエロー
クリアーパーツ以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けて、その後にらいだ~Joe様のお気軽汚しを参考に(クレオス)水性ホビーカラー焼鉄色をスポンジを使ってチッピング、(クレオス)ガンダムマーカー リアルタッチマーカーブラウン1でエッジやへこみ部分に塗って神ペンでぼかし、(タミヤ)ウェザリングマスターでオイルとススを全体的に付けています。
デカールはガンダムデカールのMGのガンタンク用をメインにガンダムデカールDX01、RGガンダム用などをメインで使ってカトキ風を目指しました。黄色と黒のラインデカールもガンダムデカールDX01に付いていたものです。
自分が成型色仕上げでガンプラを作るきっかけになりましたのはガンプラ好房様というブログがきっかけでした。ガンダムマーカーで多少の部分塗装以外は素組みなのですが・・・とてもカッコ良い作品が多く、特にデカールやマーキンギシールが貼ってある物は唸る物があり「素組みでデカール貼ってもいいんだ」と思う様になり、似た様な物を作る様になりました。特にガンプラ好房様のガンタンクは素組みにシールだけの物とは思えない程にカッコ良くて、ガンタンクに109のナンバーデカールを入れたのはガンプラ好房様のオマージュです。ただ、パイロットは人の形をしているだけでパイロットスーツの塗り分けは大変苦労しました。
自分の模型のお師匠様はミリタリーモデラ―でガンプラは作らず、第二次世界大戦のドイツや日本のレシプロ機、戦車などを中心に作っていました。自分は弟子入りする前からガンプラを作っていて、当時は筆塗りだったのですが「模型作りを長くやるならエアブラシとコンプレッサーは絶対に買った方がいい。筆塗りも細部の塗り分けには必要だけど、広くて大きい面は筆塗りだと限界があるよ」とよく言われ、ドイツ軍のタイガーやⅣ号戦車、Ⅳ号突撃砲などを一緒に作ってもお師匠様の方が遥かに上手い仕上がりでした。その時に戦車のキャタピラ周りや転輪の汚し方も教えてくれたのでその時はエナメル塗料で汚しましたが今回はパステルを使います。
キャタピラにはまずエッジにシルバーのパステルを付けた後に全体をサンドとマッドを付けて土汚れを再現し、最後に僅かにアカサビとグリーンのパステルをちょこちょこ付けています。転輪などの足周りもサンドとマッド、オイルなどのパステルを付けて汚れを再現しました。あまり汚し過ぎると下品に成りがちなので、適度な所で止めて上品さを目指した汚しにしました・・・ちょっと言葉が矛盾しますが(笑)。
最後は説明書と。
見栄えのする汚しをするという事は相当難しく、模型誌でプロモデラーの作品での汚しを見ますと細かい汚しの上に薄っすらとした程度の物が多く「ウェザリングは派手に汚すよりも化粧を施すぐらいの加減さが丁度良い」とお師匠様に言われた事を思い出しました。パステルを使った汚しは付け過ぎてもメラニンスポンジで落とせますからコントロールしやすく、初心者の方も最初の汚しはパステルを使った方が良いと思います。そして、らいだ~Joe様のお気軽汚しは最初の焼鉄色のチッピングこそ難しい所がありますが神ペンを使ったリアルタッチマーカーやパステルの汚しは修正が簡単に効くので失敗が少ない上に上手くいけば効果抜群なのでお勧め出来ます。ガンタンクは税込み880円と大変安い上にキャノピーはクリアーパーツでパイロットの塗装以外は簡単に作れてしまいますから戦車のテイストを入れた汚しの初体験に丁度良いので是非作ってみて下さい。
ご覧して頂きありがとうございました。
今回使用しましたタミヤのウェザリングマスターでもう必需品です。
転輪やキャタピラには薄っすらとした土汚れになり、こういうウェザリングはパステルの強さを発揮できます。
ダクト周りにはススのパステルを使用しています。
らいだ~Joe様のお気軽汚しは最初の焼鉄色のチッピングを派手にしなければ誰でも上手くいくので本当にお勧めの技法です。
HGUC No.7 RX-75 ガンタンクを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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