HGUC No.106 D-50C ロト ツインセットです。
HGUC ロト ツインセットを成形色仕上げ+αで作ってみました。今回はAVALANCHE .t.i様のツイッター上の企画であります「俺達のUC」に参加する為に一機目はシナンジュを完成させました。お一人様二作品までというルールがあり「俺達のUC」の自称実行委員(笑)であります自分が二体目を作らないと示しがつかないので・・・二体目は連邦系というのは最初から決まっていましたがシナンジュに時間を取られた為に「それほど複雑じゃないのを」と考えます。候補はリゼル、デルタプラス、バンシィのユニコーンモード、A2ジェガン、そしてこのロトツインセットでした。Z系は時間掛かるのとジム系はジム・カスタム作る予定があったのでリゼル、デルタプラス、ジェガンはパスし残ったのはバンシィのユニコーンモードとロトなのですが同じツインセットでしたボールの時は10日も掛からず完成した記憶があり、それで小さい機体のロトに決めたのですが・・・小さい機体は去年F91を作った時に細か過ぎて大苦戦した事をすっかり忘れていて、一週間という期限の中で時間に追われて作る事になるのです(笑)。
塗装箇所とカラーレシピ
ロングキャノン、4連メガ・マシン・キャノン本体、25mmマシン・キャノン本体部等→(クレオス)RLM75グレーバイオレット
スラスター、25mmマシン・キャノンマズル等→(ガイア)フレームメタリック(1)
キャタピラ→RLM74 グレーグリーン
最後に(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールDX02 機動戦士ガンダムUC MS用からエコーズのマークを使い、オリジン用やナイチンゲール、閃光のハサウェイ用からなるべく小さめのコーションデカールを使い、スケール感を合わせています。特殊部隊という秘匿性を考量し、地球連邦宇宙軍の英語表記でありますEFSFのマーキングは入れてません。
ロトが出た頃のガンプラはABS全盛でタンクに変形するのでポリキャップレス仕様になっています。なので関節が壊れやすく、ボールジョイントをマスキングしたり、なるべく無理にハメない様にして大変気を付けました。腕や股関節、脚のボールジョイントは受け側もABSなので塗装の際に必ずマスキングしないと固くなり、破損する可能性が極めて高いと思います。ただ、ABS関節だとポリキャップ無い分、キャパシティが取れやすいという利点もあり、じゃないとあんなに綺麗にタンクモードに変形出来なかったと思います。
昔は第二次世界大戦時の戦車のプラモをよく作っていて、タイガーやシャーマン、4号戦車、T-34などの有名どころは全て作りました。なので履帯は焼鉄色、転輪は別の色で塗りたかったのですが・・・履帯と転輪が一体成型で塗り分けが非常に大変な為に諦めました。説明書見ますと履帯の指定色がRLM74 ダークグレーと記載してあったのですが・・・ラッカー、水性共にそんな色は無く(汗)、RLM74 グレーグリーンしかなかったのでそれにしました。履帯に色を吹き、墨入れしますと情報量が増えて転輪を塗り分けなくても見れる様になりました。
ロトは劇中ではダグザ隊のでしたから設定通りに920隊仕様にしています。小さくてもディテールが素晴らしいのでかなり細かい箇所まで塗り分けてデカールを貼りますと精密感が抜群になります。ゴットハンドの神筆を使うと楽に細かい所まで塗れます。頭のカメラは全てホイルシールで目と耳のセンサー以外は無いので余白のオレンジの部分をカッターで切り取り貼っていますが・・・小さいから0.5mmぐらいの感覚で切るのにも貼るのにも相当苦労しました。
最後は説明書と。
二個セットのを作るのはボールで経験していて、その時はそんなに時間が掛からず完成したのですが・・・ロトは人型なのでボールとは比べ物にならない位に細かく、ばらすのも組むのも大変苦労しました。俺達のUCの締め切りまで実質一週間しかなく、睡眠を削って突貫で仕上げましたが同じ小型のF91を作っていなければギブアップしていたかもしれない位に繊細な作業の連続で予定していた一体はウェザリングする事が出来ませんでした。最初にロトのデザインが発表された時はダークグリーン一色で物凄くカッコ良かったのですが「プラモ化しても小さそうだから作らないんだろうな」と思っていたのですが一週間とはいえ二体とも手抜きは無しで作り、今も箱にしまわず飾っている程に気に入っています。ガンダムユニコーンは小説に比べてアニメは最後がオカルト過ぎて、あまり好きでは無かったのですが・・・ツイッター上の「俺達のUC」で様々な素敵な作品を見て「新しいガンプラ世代の認識を見習わないと」と思い、またアニメを見返して魅力を再認識したので来年は月一位で作っていきたいと思います。
ご覧して頂きありがとうございました。
一体はタンクモードにしました。タンクと言えばロングキャノンなのでそれを装備させています。
後ろから見ても非常にカッコ良くて、カトキハジメ氏のデザインの凄さを再認識しました。
シナンジュと。ロトと比べますと大人と子供の様なサイズ差があります。
オプションも全て作り、デカールも貼っています。
4連メガ・マシン・キャノンの先端はメタリックで塗ったので強そうに見えます。
ミサイル・コンテナの先端はラッカーのオレンジを爪楊枝で塗り、その後にエナメルのジャーマングレーで塗りつぶし、模型用綿棒でミサイル部分だけ拭き取りました。シナンジュのエングレーブ塗装の応用です。
サブアーム内にあるビーム・バーナーもグレーやフレームメタリックで塗り分け、デカールも貼り精密感を出しました。
「俺達のUC」のおかげでロトを完成させる事が出来たので主催者のAVALANCHE .t.i様にはこの場を借りてお礼を申し上げます・・・ありがとうございました。
HGUC No.106 D-50C ロト ツインセットを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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