HGUC No.126 RGM-86R ジムⅢです。
HGUC ジムⅢを成形色仕上げ+αで作ってみました。ツイッター上でAVALANCHE様が主催の俺達のRGMというイベントがあり、二体上げて良いルールなので前回アップしましたジム・スナイパーIIが一体目、このジムⅢが二体目になります。ジムⅢもキット化に恵まれない機体で原典のガンダムZZ本放送時にはキット化されず、HGUC化されるまでは立体物はガレージキットの改造パーツだけで大変敷居の高い物でした。ガンダムUCの様々な機体がHGUC化された時に恩恵を受けて出た物で後にジムⅡがHGUC化されましたがどちらも出た時は嬉しくて、発売日当日に買いに行った記憶があります(ジムⅢが出た当時は朝早くから並ばなくても普通に沢山在庫がある時代でした)。ミサイルポッドが難物で大変なのはわかっているのですが・・・今回は2週間しかなかったので迷いを捨てて作り込む事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
各部バーニア外部、ビームライフル先端、アンテナ→(ガイア)フレームメタリック(1)
各メカ部、ライフル本体、シールド裏、ミサイル等→(クレオス)RLM75グレーバイオレット
グリーン部→(ガイア)エメラルドグリーン
バックパック→(クレオス)新ガンダムカラーティターンズブルー1
襟、胸ダクト等→(クレオス)新ガンダムカラーMSイエロー
メタリック以外の部分は最後に(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはHGユニコーンガンダム用、閃光のハサウェイ用、オリジン用などをメインに市販のデカールも使い、カトキ風にしました。ジムⅢはカラバとアナハイムエレクトロニクスの共同開発という設定なのですが後に連邦軍に正式採用されたいう資料を見た事があるので地球連邦軍の英語表記でありますEarth Federation Forceを示すEFFのマーキングを使いました。アルファベットのDKはダカール守備隊所属で089はジムⅢが完成品の89体目なので(笑)そうしてます。
ジムⅢのボディやスリッパの緑は前から「鮮やかな緑の方が絶対に似合う」とずっと思っていましたから、ガイアカラーのエメラルドグリーンを前から買っていました。その時が来てエアブラシで吹いてみますと・・・サフを吹かなくても素晴らしい発色で二回でこの色合いになりました。白の部分や関節なんかは成型色ですがスムースクリアーを吹けばまるで全塗装したような色合いになるので楽が出来ます。膝や太腿脇や肩のスラスターの赤はマスキングしてエアブラシで吹いています。
ジムⅢの本体の合わせ目自体は頭、脛、腕、肩ぐらいで処理は難しくないのですがバックパックは消しずらい合わせ目の宝庫で狭い箇所に多いです(同型のガンダムマークⅡも同じく消しずらいです)。今回もアルゴファイル様のカッター型ヤスリでありますダイヤモンドフィニッシュを使って狭い箇所を消しています。次に面倒なのは腰や肩のミサイルポッドの塗り分けで肩のは前と後ろのダクトをグレーバイオレットで吹いてはみ出した所をシンナー付けた綿棒で吹くとピシっとなります。逆に腰のミサイルポッドは全て筆塗りでムラにならない様に塗り重ねて、黒で墨入れしまうとかなりピシっとなります。膝後ろの動力パイプや太腿脇のスラスターの一部も筆塗りで塗り分けています。内部カメラはいつものガンダムマーカーのメッキシルバーを筆塗りで塗っているのでピカピカになってます。
ガンダム・センチネルでヌーベル・ジムⅢという完全な新規製造機という設定の機体があるのですが、それに繋がる様な事を意識しながらデカールを貼りました。マーキングについてはMGのカトキガンダムの説明書を見ながら貼るのを基本としているのですがデカールのデザインが全然違うのでその辺は上手くアレンジしながら貼っています。前に作りましたジムⅡも参考にしていて、なるべく同じデザインのデカールを貼り、統一感を出しています。ですが・・・細かいデカールが多いので全部貼るのに4日程掛かってしまい完成したのはイベント前日になってしまいました(汗)。
最後は説明書と。
ジムⅢは逆襲のシャアにも出ていて、作りたかったので丁度良かったです・・・おかげでHGUC化された逆襲のシャアに出た機体は真の意味でコンプリートしました(笑)。脚のディテールが少々甘いのでタガネで彫り直したのですが大変カッコ良いデザインなので墨入れしますと一気に精密感が増すと思います。ミサイルポッドが沢山付いていますからジム系らしからぬ重武装で作っていて面白かったです・・・本当に何年も待っていた機体でしたから完成すると嬉しいですね。どの作品でも劇中ではやられ役や端役で目立たないのですが良く可動もする好キットなので作られるのをお勧めします・・・ガンダムチームと絡めてもジェガンやギラドーガと絡めても良しなので再版を望みます。
ご覧して頂きありがとうございました。
素組みですがドダイ改に乗せてみました。
可動域が高いのでポージングも決まります。
カメラ内部はガンダムマーカーのメッキシルバーで塗ってますから光をよく拾ってくれます。
資料に明確にアナハイムエレクトロニクス製と記載してあるのでいつものAEのマークを入れてみました。
ミサイルポッドはダクト部分をグレーで塗り分けますと一気にリアルさが増すと思います。
使わなかったのですが肩のミサイルポッドが開いたのもちゃんと塗装もしてデカールも貼っています。
最後は模型誌風の画像で(笑)。構図が良いと素立ちでもかなり決まると思います。
HGUC No.126 RGM-86R ジムⅢを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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