砂漠の前線基地〜Aina〜

まずは一周、ご覧ください！

プレバンのアイナザクは再販ないし、中古だと高いしなので、ミキシングにて再現しました。

頭…リバイブザク（積みから）

胸…F2ザク（パーツ請求でこの部分だけ入手できてました）

腕…オリジンザク２（ジャンク）

肩…グフフライトタイプ（余剰パーツ）

腰…ドム試作実験機（新規購入）

脚…ドム試作実験機（新規）、ドム（ジャンク）

足はジムでいうスリッパの部分と、膝当ての部分はドムを使い、それ以外は試作実験機を使っています。ボールジョイントを新規で作ったり、ヤスって形を整え、接着したりしました。

また、胸と腰もそのままでは接続できないので新規にボールジョイントを作り、ウエストの部分を元のパーツからセミスクラッチしたりで調整しました。

今回のコンセプトは「現地改修」です。０８小隊に登場したザクはあそこでシローにやられてましたが、おそらく１体だけではなく他の機体も作られていただろうと考え、その機体が各地の戦場で改修を繰り返され終戦直前のアフリカに集められた。というような妄想をしています。

カラーリングは設定をある程度守りながら本来紫の部分はデザートカラーを調色して立ち上げ塗装風にあえてムラが出るように吹いてます。他の色はNATOブラックとインターミディエートブルーと、いつものスタメンカラーですね。

関節部分や装甲パーツはガンメタサフで一発の部分がほとんどですが、一部塗り分けでフィニッシャーズのライトガンメタルを使用しました。

現地改修その１、追加装甲です。

①　コトブキヤのエクスアーマー（だったと思います）で耐久力強化のイメージで装備しています。肩はマグネット接続、足元は３ミリ穴を開けて接続しています。

② 　簡易な耐久力強化だったり、補修のイメージでプラ板とボルトパーツで装甲を追加しました。

③ 　ミキシングの関係でちょっと隙間が開きすぎてる気がしたので、マラサイとかの装甲をイメージしてパーツを追加しました。多分ドムの肩の内側の赤いやつだったかなぁと思います。

現地改修その２、金属線たちです。

①排気なのか動力源なのかはわかりませんが、何かが流れているパイプのイメージです。0.8mmのアルミ線を使用しています。

②戦車のスラット装甲的なイメージで0.5mmの真鍮線を使って表現してみました。もう一箇所、フロントスカートにもこんな感じのものがあるんですが、載せ忘れました（他の写真で見られると思うので見つけてください）

③前作のジムスナでやり始めたアンテナです。真鍮線、真鍮パイプ、スプリングを組み合わせるだけなんですが、結構リアルな感じするなぁとご満悦ポイントです。

現地改修その３、AFVのパーツたちです。

フライトタイプ、ジムスナでもある程度練習していたのはこのためでした。と言わんばかりに各所に追加しました。

とにかく細かいパーツなので塗装前に瞬着で接着し、塗装後に一部部分塗装くらいで勘弁してもらってます笑

…２枚の写真を並べてみたら偶然全身写真みたいになってますね、これ笑

現地改修その４、追加装備です。

①シュツルムファウストは基本的に在庫を切らさないようにしていまして、できることなら装備させたいと思っている、自分の性癖ですね。ちなみにこれはガンダムベースで売ってるタイプのやつで、パーツが分割されているので塗り分けが楽で助かります。

②F2ザクについてくる手榴弾？なんですが、いつも使わずに取っておいてたので、ここで使用。塗り分けに悩みましたが弾頭が４ミリとわかり、偶然４ミリ穴が空いているものを見つけたので無事マスキングできました。

③なんかシルエットが変わるくらいの現地改修感のあるものできないかなぁと考え、腰になんかのタンクとラックを追加してみようとやってみました。タンクは以前ジオラマでも使用したもの、ラックはいろんなプラ棒で簡単に組んだだけですが、今見るとボルトなりリベットなりあってもよかったなぁ…。

現地改修その５、動力パイプです。

砂漠での戦闘を想定しているため、サンボル風の動力パイプを熱収縮チューブとアルミ線で作成しました。

オフ会で仲良くなった方がtwitterでやり方を教えてくれたのでパk…参考にさせていただきました。

ほんのりサンドカラーでウェザリングしてみたらめちゃくちゃ色気出てきてご満悦です。

本当は関節部分も何かシーリング出来るといいなぁと思いましたがやり方がわからず断念。未来の自分に期待します。

現地改修その６、防塵カバーです。

なんかそれっぽいことを言っていますが、以前行った八王子の展示会でエポパテでマントを自作している方がいたのをパテが余ったタイミングで思い出し、半乾きくらいの時に肩のパーツに合わせて整形しました。

ザクパーに参加した時のお土産デカールがお気に入りです。

スペシャルサンクス①、モノアイレールです。

以前から使用している「あすぱら模型」さんで、ハンドパーツを購入した際についてきたおまけのモノアイレールがどうやらリバイブザクなら無加工で付けられることを知り、わざわざ積みから頭だけ持ってくるくらいにはこのモノアイレール、お気に入りなんです。

モノアイ部分は初めてHアイズ使ってみました！ガンプラ始めてから1年半、ザク系を１５体くらい作って初めてモノアイにちゃんと向き合ってます。おそらくキットのままのモノアイの感じが嫌いだったんだと思います。

スペシャルサンクスその２、ハンドパーツです。

ザクパーでお世話になった方から購入させていただいたハンドパーツでして、ごつっとした雰囲気の見た目と、関節の見え方がとても気に入ってます。

最近、バンダイ純正の手はあまり使いたくないという上級者ぶったこだわりが出てきてしまったため、今のところ他の方から購入していますが、いずれ自分で作れるようになりたいですね。練習します。

スペシャルサンクスその３、PLASTaさんのデカールです。

前回も書きましたが、埼玉県鴻巣市にある制作スペースでフォトレクチャーを受けたり、その方がザクパーにきて写真を撮ってくれたりとたくさんを世話になっているので、フォトレクチャーの際にいただいたデカールを宣伝のつもりで貼っています笑

おまけ　デカールについて

プロモデラーのコジマ大隊長さんとお話しする機会があり、その中でデカールに関しての気づきがあったので、今回はその実験として「ここのボルトは気をつけて閉めろよ！」みたいな超細かいデカールは貼らずに、遠くからみた時にも気づくようなマーキングだったり、大きめのコーションマークに絞って貼ってみることにしました。

お台場のユニコーンガンダムとか見に行って、近くで見て、「おぉ！こんなにコーションマークいっぱい入ってるのか！」って思うけど、遠くからみた時にはそれには気づかないよね？144ってそれくらいのスケール感だよねぇ〜みたいな話でハッとしたので実験してみましたが、結構いい感じかもしれないと、個人的には大きな気づきとなりました。

いつも通り制作工程は１枚で笑

サフの状態でのかっこよさは異常ですよね。

（全然関係ないけど、twitterでサフの工程アップする時に「＃サフはいいよなぁ」ってタグをつけるようにしています。上記タグで検索するとDBのサフ状態の作品一覧が見られるようになってますよ！！笑）まだ３体くらいなんですけどね…

それではジオラマです。前作フライトタイプとともに。

現地改修期には整備車両が似合いまくりますね。

こちらはその前のケンプファーと共に。

下からアオリめの画角、いいですねぇ

ジオラマについては（確か）ケンプファーの記事で色々書いてますので気になる方はご覧ください。

というわけで以上になります。そしてこのアイナザクの完成を持って「砂漠の前線基地」のジオラマも完成となります。

オフ会の楽しさから、開催する側になり、皆さんに楽しい時間を過ごしてもらうために自分ができることは持ってきた作品を載せて一緒に写真が撮れるジオラマを作ることと考え、着手から３ヶ月ほどですかね、頑張ってまいりました。

その間にも個展に行ったり、展示会に多数行ったりでそろそろ自分も展示会に参加してみたい欲が出てきましたので、応募してみることにしました。（早速、８月１９日に北千住で行われる展示会に参加してきます！！）

今回の「砂漠の前線基地」や以前作った格納庫を持っていって皆さんに見てもらおうと思っています。もし見かけた際には優しくしてあげてください。

それでは今回はこの辺で。

最後までご覧いただきありがとうございました！