”HOUND” RGM-89制式化選定コンペ出場機
〈ハインドリーシュトルム〉
- UC0089、第一次ネオ・ジオン抗争が終わった頃、地球連邦軍は制式量産MSであるGMシリーズの完全刷新に取り掛かった。
2. 形式番号RGM-89が与えられる連邦の次期主力量産MSの座をかけて複数の候補MSの評価試験を行うコンペ=通称“GM Nouveau(ジーエム・ヌーボー)PJT”が実施されたのだ。
3. この機体はそのコンペのエントリー機の一つで“Hound”とのコードネームでグラスレー社が開発した次世代機。グラスレー社はアナハイム社とは全く繋がりのない兵器製造企業だ。
4. 華奢に見える独特のシルエットがこれまでの連邦MSには見られない特色だが、汎用性がたかく起動は非常に俊敏だった。
5. コンペではオプションのハイマニューバーユニットとミサイルポッドユニットを装着した状態で参加。様々な運用状況に柔軟に対応できる特性がアピールされた。
6. コンペの機体には五肢に蛍光グリーンのマーカーが塗装されることが義務付けられている。これは模擬戦闘試験での機体の敏捷性や挙動を光学的にトレースするためのモーションキャプチャー用マーカーである。
7. ちなみにアナハイム社からエントリーのMS“JEGAN”には機体全体がこのマーカーで全塗装されており、そのやりすぎなまでの意欲は競合他社の度肝を抜いた、と記録されている。
8. HOUNDは、オプションのつけ外しが非常にやりやすいメンテナンスのしやすさと軽量な機体による俊敏な起動が、テストに関わって技術士官からは非常に好評だった。
9. しかし結果としてRGM-89に選定されたのは、アナハイム社のJEGANだった。
10. HOUNDが非常に良好な性能を示したにも関わらず採用されなかったのは、脚部の意匠が鳥足のようで、これまでの連邦MSのような地面をしっかり踏みしめるイメージが感じられず違和感がどうしても選出者の美学と照らし合わせて受け入れ難かった、というたったそれだけの理由だったことはオフレコ扱いとなっている。
11. …はずだったが、漏れ伝わったこの不合格理由に憤慨したグラスレー社の多くの開発スタッフが「所詮は地球の重力に魂を引かれた奴らなど、協力する価値もない」と大いに幻滅し、第二次ネオジオンに流れていった、というのがもっぱらのウワサだ。
12. 【ウラバナシ】初めて水星系ガンプラを作りました。ククルス・キャノンと同じ発売日だったので思わず一緒に買ってしまいました。最新のガンプラとして非常に作りやすくアクションフィギュア並みに可動もすばらしいのですが、デザインがいかんせん、カッコわるいというか、ちょっとまだ受け入れ難いものが・・・。
13. バイザーが「への字」のやられ役の記号でしたので、私自身の消化促進剤として、GMの後継機候補として宇宙世紀に登場するMSという想定で作ってみることに。
14. テーマは極力成型色を活かした部分塗装のお手軽製作と、100円ショップのプチブロックで着脱可能ミサイルポッドを足すことと、100円ショップの貨物台車x3とトラスセットを用いた格納庫撮影をすることでした。
15. おてがるマーキングとして、子どもたちとガンプラをやっていた頃にワタシが考案した、ガンマカ・カドッコ・ナゾリという手法で簡便にラインをマーキングしています。これ、プラモのエッジをガンマカでなぞるだけなので、お手軽ですよ。 ●とんでもカラーで個性もありつつ、思っていたよりはいい雰囲気に出来上がったので、楽しめました。 ●夏休み自由工作、完了です。
最新ガンプラはホント親切設計ですね。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
ブラボー………………!!
設定といいカラーリングといい最高です。だんだんクセになってきますよ、このジムは他とは違う……!
ありがとうございます。
イロキチガイですが、段々と見慣れてきますかねえ?
これはもうやられ量産機ではないですな、エース機です!
関係ないけどカラーリングのせいか胸がカエル🐸に見えてしまう!
RGM-89認証は逃しましたが、ケロロ専用次世代機の座は獲得したのでアリマス!!
あー、もう、そんな事言うから自分でも睨みを効かせたカエルにしか見えなくなったデアリマス…。
百式とギャンとジムの融合
を感じました。
腰の異様なくびれは百式壊やモーターヘッドのそれですね。
頭を変えればモーターヘッドとして作れるかも。
ギャンは膝ですかねえ?
顔は本家ジムよりイケメンになりました。
お手軽改造にしてはコスパよかったと思います。
スタイルやカラーリング、ディテール感がエヴァを思い起こします!
いつも感じるんですが、蛍光色や明るい差し色を取り入れたバランスが素晴らしいです✨
巨匠中光さんにそんな風にいってもらえるのは嬉しいです。
エヴァは意識したわけではないのですが、蛍光グリーンを光らせるためにブラックライトを当てると白やグレーが紫色になり、結果エヴァカラーになってしまいます。水星系はボディラインが人体のようなので、余計エヴァちっくなんでしょうね。
視覚的なリズムがほしいので、リアリティは犠牲にしますが、差し色はつい入れてしまいます。
逆に大好きなゼータプラスは、地味な一色なので上手に作ったり写真撮れる自信がわきません。
蛍光カラーはお手軽電飾が楽しすぎて、もはや中毒になってしまいました。
え!?
これ部分塗装なんですか?
それにしてはめちゃ良い雰囲気でてますすね。
…
格納庫のアイデアが素晴らしいですね!
いいジオラマになってますね。
スケール感がでますね。
…
鳥脚はともかく、ジム感がでてますね。
カラーリングのせいなのかネモっぽさもあり、いいヤラレ顔(笑)
…
でも私、結構この顔好きです👍️
そうなんです。部分塗装です。メインのグレーとライトグレーと腰とかのパープルグレー?はそのまんま成形色です。
ガンマカカドッコナゾリでマーキングするために成形色である必要がありました。ガンマカは他の塗装を侵食してしまいますので。
で、めんどくさがりなので、クリアも吹いてません。マーキングもデカールではなくシールです。
あとは写真を暗めに調整してごまかすいつもの手口です。
格納庫は撮影が終わったらバラして畳んで片付けられるので、家族にも疎まれずに済みます。サーカスの巡業みたい(笑)
家庭内エグザイルしてます。
めっちゃいいですね!部分塗装とは思えない丁寧な仕上がり✨腰のミサイルポッドもgoodです👍️水星の魔女MSってパワードスーツ感ありますよね🤔
ありがとうございます。
あ、パワードスーツ、確かに!
ジムヘッドでなくトニー・スタークの首とかに付け替えたらまんまパワードスーツですね。
すると、色は赤金かな(笑)
トニー・スタークハインド、やりますか(笑)
おお、イイです。GM風のヘッドがとても似合いますね。
ジェガンカラーへ繋がる設定とか面白いです。よく考え付きますね。
膝上までは凄い好みですが、私も膝下からがちょっとw うーん。
もんぺと表現する人もありました(笑)
膝の花びらみたいなデザインもなんだか良くわからず、ですがほんとに可動はグッドです。
ガンプラってジャズじゃね??と思っているファースト世代ゼータ好きサンデーモデラーです。
☆プロフ画像のBB-8のボディはさりげなくガンプラに。
✩息子の勧めにより2021年06月よりGunsta 戦線に住民票を移しております。
★2023ガンダムアーティファクトコンテストで「商品開発スケッチ風スタークジェガン」が7位をいただきました。感謝感謝。
Kaishi-Denさんがお薦めする作品
グスタフ・カール type ガンキャノン
ギャプラン TR-5【フライルー】 プロトタイプ1号機
ドーベンウルフ アルファタウリカラー
ガンダムアーティファクト リックディアス
MSN-04II-2 β-AZIERU <アーティファクト>
MSN-04II-2 β-AZIERU ナイチンゲール級2…
Artifact 2021-2024
時々振り返りたくなります
ORX-G59 G’GOK “ジーゴック”
ORX-G59 G’GOK “ジーゴック” <一番くじ ガン…
量産型サザビー クエス・パラヤ専用機<メカニカルバスト>
メカニカル・バスト:サザビー使用