HGUC No.189 LM314V23/24 V2アサルトバスターガンダムです。
HGUC V2アサルトバスターガンダムを成形色仕上げ+αで作ってみました。宇宙世紀内のお約束・・・最終決戦でのフルアーマー化はその一つですが機動戦士VガンダムではV2アサルトバスターガンダムがそれに該当し、混戦極まるエンジェル・ハイロゥ攻防戦で対艦隊戦を想定した長距離戦闘用装備と対中距離、モビルスーツ戦を想定した防御用装備の併用が功を奏する理想的な装備でした。一時期は宇宙世紀史上最強の機動兵器と言われていました(アニメの映像媒体なら一番未来の話が機動戦士Vガンダムであり、戦闘機が進化する様にモビルスーツも進化するでしょうから一番性能が高いのはV2アサルトバスターガンダムであるのは当然ですが)が人類には扱いきれない技術的特異点「シンギュラリティ・ワン」が発表されてからは変わりました(笑)。ですが、宇宙世紀上でも屈指のニュータイプであるウッソ・エヴィンが乗るV2アサルトバスターなら・・・というのは今でも変わらない認識なので単機で戦局を左右する絶大な戦闘力を発揮した戦略兵器としてのV2アサルトバスターガンダムを目標に作る事にしました
塗装箇所とカラーレシピ
ゴールド部分→(ガイア)ヴィクトリーゴールド
ミサイルポッドシャッター、ビームライフル等→(クレオス)RLM75グレーバイオレット
黄色部分→(クレオス)新ガンダムカラーMSイエロー
メガ・ビーム・シールド、マルチプル・ランチャー赤部→(クレオス)新ガンダムカラーMSレッド
メガ・ビーム・シールド黒部→(クレオス)ウィノーブラック
ビームライフル、メガ・ビーム・ライフル先端→(ガイア)フレームメタリック(1)
ビームライフル、メガ・ビーム・ライフル先端以外の部分は最後に(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのHGのユニコーンガンダム用や閃光のハサウェイ用、MGクロスボーンX2用、そしてMGV2アサルトバスターガンダムなどを貼り、精密感を出しました。ガンダムホビーライフ付録のデカールも使っています。
小型モビルスーツを作るのはF91、ロトに続く三体目でどちらも作るのに大変苦労したのですが・・・V2アサルトバスターがそれらの比じゃない程に表面処理は大変で終わりのないディフェンスみたいでした(笑)。本体自体は足と頭とミノフスキー・ドライブぐらいしか合わせ目が無く、肩や腕なんかは段落ちモールドにしたのですが・・・追加武装は合わせ目のオンパレードで(笑)ビーム・ライフル、メガ・ビーム・ライフル、肩のメガ・ビーム・キャノン、スプレー・ビーム・ポッドなんかは消すのにかなり大変で表面処理だけで6日も掛かり、やっている間はその向こう側に何もない様に思えました(笑)。メガ・ビーム・シールドは手に持たせる仕様でそれだと左手にビーム・ライフルが持たせられないからビーム・シールド発生器の所とシールドを真鍮線で接続出来る様に変えました。
次は塗装ですが普通のままだとかなり派手で戦略兵器としてのイメージが薄くなるのでまずは各部にグレーを塗り、差し色にしました。メガ・ビーム・ライフル、メガ・ビーム・キャノン、スプレー・ビーム・ポッドはグレーでかなり塗っているので設定と多少違っていますが成功したと思いました。メガ・ビーム・シールドは白と青の二色でしか色分けされてないのでマスキングして塗分けました・・・直線なのでマスキングは難しくなかったです。両腰にありますヴェスバーが白一色だと味気ないから塗り分けたのですが・・・地味に大変でした。アサルトパーツは金色なので「何の金色で塗るか?」と考えたのですが・・・バーチャロンカラーにヴィクトリーゴールドというピッタリのがありましたから(笑)、即採用で使いました。ただ、かなり派手な輝きとデカール貼る都合で敢えてつや消しにしたのですが落ち着いた感じになり、こちらも悪くないと思ました。
デカールは主人公機かつリガ・ミリティアのフラッグシップな機体なのでかなり考えました。MGV2アサルトバスターガンダムのデカールにリガ・ミリティアのとかウッソのマーキングはあまり無いのに困り・・・ガンダムホビーライフ付録のデカールに該当する物があったので迷わず実戦投入しました。ウッソはスペシャルな存在かつザンスカール戦争での英雄なのでパーソナルマークのイニシャルの「Ü.E.」は追加武装のパーツに貼り、リガ・ミリティアのマーキングも右肩やメガ・ビーム・シールドに貼っていきます。小型機体なのでMGのデカールはあまり使えないので、いつものHGユニコーンガンダム用と閃光のハサウェイ用の似た様なデザインをMG ver,kaの説明書を見ながら貼っていくのですが・・・小さいので貼るのに苦労しました。当時の設定からありましたA21の機体番号のマーキングは絶対に貼りたかったので左肩や臀部に貼り、ウッソ機のイメージを出しました。所属艦のリーンホースJrの英語表記は馬のHORSEではなく、力のFORCEであり、なのでReinforceの頭文字のRFの表記を貼っています。完成した時は勿論、WINNERS FOREVERを流しました(笑)。
最後は説明書と。
V2アサルトバスターガンダム・・・HGUCは細かいパーツが多い上に追加武装は合わせ目が多い上に塗り分けもそれなりにありますが形状はアレンジ入ったMGより完全にアニメ寄りでこちらを好む方も多数いると思います。武装マシマシの形態は正に圧倒的な戦力数の差を覆せるだけの性能で戦局をリガ・ミリティアへ傾けるという、文字通りの戦略級機動兵器として戦場を翔けており、優れたパイロットであるウッソが引き出した、その絶大な戦闘力によって一機のモビルスーツでもザンスガール戦争終結の原動力の一つとなったと思いました。それを目指す為にデカールは200枚は貼り、フラグシップとして戦略級機動兵器としてのV2アサルトバスターガンダムになったと思いますが残念なのは前にプレバンで頼んだ光の翼が見つからず再現できなかった事です(笑)。ザンスガール戦争時のHGUCはV2とVガンダム系統だけなので・・・最終決戦でのカテジナ機であるゴトラタンやクロノクル機のリグ・コンティオ、V2の僚機でありますガンブラスターやガンイージ―なんかは需要あると思うので是非キット化して貰いたいです。
ご覧して頂きありがとうございました。
市販のデカールでリガ・ミリティアのとかウッソのマーキングはあまり無いのでガンダムホビーライフの付録デカールを迷わず使いました。
右肩のリアクティブ・アーマーやメガ・ビーム・キャノンのリガ・ミリティアのマーキングはあるとカッコ良くなります。
後ろも手抜きは無しで細かくデカール貼りました。
メガ・ビーム・ライフルのシリンダー上のモールドはミラーフィニッシュの金属光沢シートを貼ってます。
キットではメガ・ビーム・シールドは手に持たせる仕様でそれだと左手にビーム・ライフルが持たせられないのでビーム・シールド発生器の所とシールドを真鍮線で接続出来る様に変えました。
カトキハジメ氏のイラストを再現したかったからシールドを真鍮線で接続し、ビームライフルを二丁持ちにする事が出来ました。
ただ、つや消しクリアー吹いたら関節が硬くなった上に追加武装の為にあまり稼働しませんが・・・。
HGも作り込めば本当に形になるのが楽しいので作って損は無いと思います・・・このキットは比較的買いやすいですから。
HGUC No.189 LM314V23/24 V2アサルトバスターガンダムを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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