HGUC No.66 RX-78GP02A ガンダムGP02A サイサリスです。
HGUC ガンダムGP02A サイサリスを成形色仕上げ+αで作ってみました。今回はⅩ内のフォロワー様でありますポポルガ・ポポルド様のイベントでありますオリガンカーニバル用に作った物です。サイサリスはかなり前に仮組みしたのですが・・・この頃に出たキットの多くは大半が関節がABSで粘りがあるので負荷のかかる箇所や重たい物を支えるのには有効ですが一度ハメると非常に取りにくくなるというデメリットもあり、また分解するのがかなり大変でした。「これはやりたくないな・・・」とずっと思っていたのですがイベント用ですとやはり派手なのが作りたくなるのが性で(笑)、ペーネロペーかサイサリスか迷いましたがサイサリスを選択します。これが昨年末に地獄を見る事になるとは思いませんでした(汗)。
塗装箇所とカラーレシピ
各部バーニア外部、バズーカマズル等→(ガイア)フレームメタリック(1)
バーニア内部→(タミヤ)エナメル・クリアーレッド
アトミック・バズーカ本体→(ガイア)メカサフライト
手、各メカ部一部→(クレオス)RLM75グレーバイオレット
フレキシブル・スラスター・バインダー青色部→(クレオス)旧ガンダムカラーブルー42
ラジエーター・シールド、フレキシブル・スラスター・バインダー黄色部等→(クレオス)新ガンダムカラーMSイエロー
ラジエーター・シールド赤色部→(クレオス)旧ガンダムカラーレッド11
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのHGのユニコーンガンダム用とMG Vガンダム Ver.Ka用、地球連邦軍MS用1をメインに閃光のハサウェイ用の余りや市販のデカールを使い、カトキ風にしました。今回はガトーに奪取される前のアルビオンに納品された直後をイメージして貼ってます。
アトミック・バズーカとラジエーター・シールド持たせたフル装備状態で。昔のムックに「シールドの持ち手は接着した方がいい」と記載してあったのに忘れていた為にそのままではシールドが持つ事が出来ずに後で接着しました(汗)。今回は三週間時間があったのですが・・・ABSをばらすだけで大変なのにアトミック・バズーカやバインダー、手足のあらゆる所に合わせ目があるので表面処理が全然終わらず連れに初めて手伝って貰いました。連れは同僚だったのですが非常に手先が器用で細かい作業が早いので仕上げのヤスリ掛けをして貰いましたがそれでも一週間以上も掛かってしまいました。その原因は胴体、肩、膝関節、バインダーの合わせ目をモールドにした為で特に膝関節の後ろのスジボリはアトミック・バズーカの合わせ目消す並みに非常に大変でした(笑)。
次は部分塗装ですが・・・こちらも色が全然足らない上にパーツ分けが厳しいので見ただけでゾッとしてしまいました(汗)。バインダーは黄色の部分はマスキング、青の部分は合わせ目消したらいつも通りに白化したから合わせ目の部分だけ旧ガンダムカラーのブルー42を薄くぼかすように吹いています・・・サイサリス用の色なので成型色と全く同じでこれは助かりました。バインダーは展開するギミックがありますから非常に複雑な構成なのでスラスター基部なんかは後ハメにして塗装しています。ラジエーター・シールドもほぼ単色成型ですから黄色部はマスキングせずにそのまま吹いて、はみ出した所をシンナー付けた綿棒で吹き、赤の部分は非常に複雑なマスキングでしたがテープをちまちま切って貼り、マスキングで対処しました。肩やバックパックにある「02」は彫刻してあるのですがデカールで対応したかったのでUVパテで埋めてヤスリで平面出しています。アトミック・バズーカは合わせ目消しで出来た傷が心配だったのでメカサフで塗装したのですが・・・案の定、大きな傷が多数あり消してから再びサフを吹いています。
墨入れが終わったのが12/23でしたのでクリスマスイブはほぼ家に篭ってデカール貼ってました。連れに手伝って貰いたかったのですが・・・その日はお友達と大事なコンサートがあり、支援要請は見事に却下されます(笑)。ガンダム系にデカール貼るのは慣れているのですが・・・サイサリスは異形なガンダムですから貼る位置を考えてしまうので、中々捗りませんでした。ただ、ガンダムデカールの地球連邦軍MS用1にサイサリス用のマーキングが多数あり、これは行幸でした。クリアー吹いた後に組み立てる際にABSは僅かな塗膜でもハマらなくなるので今回は各関節にグリスを塗って組み立ててます・・・おかげでほぼハマらないとか破損する個所はなく、これからもABS関節のキットには使うつもりです。
最後は説明書と。
ギリギリ2023年の大晦日に完成したから本当に良かったです・・・参加するとXで表明して間に合いませんでしたですと物凄くカッコ悪いですから(笑)。今回は本当に産みの苦しみを体験出来て、ABS関節の取り扱いについてグリスを使うという非常に良い対策も出来ました。2004年の中頃から2009年ぐらいまではHGもMGもABSのランナーが必ず入っていて、処理には苦労するのですがサイサリスの場合はアトミック・バズーカとフレキシブル・スラスター・バインダーというかなり重量があるパーツを支えないといけない為にABS使わないとキット化しなかったと思います。ですが・・・正直言って完成したらかなり気に入っており、MLRS仕様も早いうちに作るかもしれませんのでまた連れに手伝って貰おうと思いました(笑)。
ご覧して頂きありがとうございました。
関節にはこのグリスを全て塗ったので力を入れずにハメられました。
握り手にはレジンの専用パーツを使ってます・・・20年近く前に閉店セールで手に入れました(笑)。
シリンダー部にはハセガワのフィニッシャーシートを使ってます。
結構、曲面の箇所にデカール貼る事が多かったから新型のマークソフターを使いました。旧より軟化が弱く、使い易かったです。
曲面の箇所も綺麗にデカール貼れていると思います。シールドの持ち手は接着しました。
レジンの手はキットのより一回り小さいのですがこの方がカトキハジメ氏のイラストっぽいと思います。
塗分けが大変面倒でしたラジエーター・シールド。赤の部分のマスキングはかなり大変でした。
2023年最後にサイサリスが作れたのは嬉しく、これで一番美しいガンダムともいわれるステイメンに取り掛かれます(笑)。
HGUC No.66 RX-78GP02A ガンダムGP02A サイサリスを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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