MS-06R ZAKU Ⅱ High Mobility Type [PSYCHO-ZAKU]

MS-06R高機動型ザクⅡをベースに、操縦系・駆動系にリユース・サイコ・デバイスを組み込み、通常のMSを遥かに超えるレベルにまで追従性と反応速度が高められている。

機体の各所には無数のスラスターが増設され、バックパックには大型のプロペラントタンクが接続された。

またこのプロペラントタンクにはシュツルムファウスト、ザクバズーカ、ザクマシンガン、ジャイアントバス等の追加武装およびマガジンのバードポイントが設けられ、火力の増強・継戦能力の強化がなされている。

同師団のMSと同様に、バックパックにはサブアーム二基を持ち、保護の為、関節部や動力パイプにはシーリング処理が施された。

師団のMS戦力の切り札として一騎当千を果たすべく、ビームバズーカを装備し敵艦隊攻撃へと出撃するサイコ・ザク。

しかしながら、パイロットと機体を直接神経接続する為に四肢の義肢化が必須であり、本来なら手足を失った兵士を救うべく開発された技術が、悪魔の生贄とも言うべき側面を見せている。

事実、パイロットとなったダリル・ローレンツ少尉は無事であった片腕まで自ら志願して義肢化を行なっていた。

だが、敵機を撃破できずに苛立ちを感じるムーア同胞団・フルアーマーガンダムのパイロット、イオ・フレミング少尉とは対照的に、ダリルは歓喜の声を上げる。

「カーラ、きみの造ったMSは、俺の、、、！俺の失った手足より自由だ！！」

この二人の心情が何よりも戦場の狂気を物語っていた。

3月9日いわゆる「ザクの日」に合わせて、過去作ですが撮影・加工してみました❗️

ちょうどコロナ禍に入り最初の緊急事態宣言中、突然に暇を持て余し、1/144としては大作の部類に入るHG Thunder bolt版サイコ・ザクを通販で購入し制作。エアブラシ塗装を始めて二作目ぐらいだったかと思います。

このキットには付属していませんが、アニメ劇中で装備して出撃したのが印象的だったので、ドムとして制作した余りのhgucのビームバズーカを持たせてみました。長物でカッコいいですが、付属武装と違い保持用のダボピンが無いので、若干ポージングに苦労します😅

機体各所に配された金色のノズルやスパイクが非常にヤンキーな見た目の印象を与える本機。とても小さなパーツも沢山ある中、無くしそうになりながらも、水性ホビーカラーのコッパーという色に魅せられ塗装し切りました。

塗装により金属パーツのような質感を纏い、満足感に浸ったのを覚えています。

本キットのちょっとしんどいところ、大量の武装作り💦まあ当時、時間はたっぷりあったんでゆっくり塗り分けまでしました。メリハリを出す為にバックパック、プロペラントタンクはガンメタ。武装類はグレーメタリックで分けました。

普段コレクションケースの一番奥側に飾っているんですが、上面ガラスの上から見下ろした角度がお気に入りです✨

ダリルは元々はエーススナイパーとしてその才能を開花させたパイロットだったので、狙撃系の武装もアリなんじゃ無いかと思い、オリジンザクやヅダの対艦ライフルを持たせてみました。

「お前をいつも狙っているぞっ！！」

サイコ・ザクの機動力をもって、神出鬼没に狙撃していれば或いはフルアーマーガンダムさえ圧倒したかも知れませんね。

ありがとうございました❗️