HGCEのインフィニットジャスティスガンダムに独自設定を盛り込んで、超高性能MSへと変貌させました(旧HG版からHGCE版に置き換えました)。
モチーフは、仮面ライダーゲイツリバイブです。そして、剛烈と疾風の2つのモードも、旧HG以上に上手く再現してみました。
機体名:インフィニットジャスティスガンダムリバイブ
全高:18.90m
重量:84.67t
インフィニットジャスティスガンダムがDG細胞に感染した事で、変貌を遂げた強化形態。略称は、ジャスティスR。
パイロットは、アスラン・ザラ。※ただし、IF版になります。
外観
従来のピンクを基調としたカラーリングはそのままに、腹部にはオレンジが、胸部には水色が、それぞれ追加されている。
頭部にも、ゴールドとシルバーのカラーリングが追加されている。
そして両肩は、オレンジと水色のカラーリングが表裏で成されている。
基本性能
DG細胞の力を受けて、基本性能が大幅に強化されている。
- 動力源
引き続きハイパーデュートリオンエンジンが搭載されているが、DG細胞の力でエネルギー生産量が大幅に強化されている。 - 機動力・スピード
従来通り単独飛行も可能だが、その真価は後述する疾風モードで発揮される。 - 防御力・耐久性
装甲には、VPS装甲を採用しており、関節部は銀色に発光する。
本機の場合、フレーム部はフェイズシフト装甲材で構成され、対弾性が向上、近接戦における激しい動きにも耐えうる剛性も獲得しているが、こちらではストライクフリーダムのような細かい装甲分割機構は採用されておらず、腕部・脚部のスライド式装甲の採用に留まっている。
こちらもDG細胞の力を受けて、装甲強度が高まっているが、その真価は後述する剛烈モードで発揮される。 - 攻撃能力
従来では不可能だった武器を用いない徒手空拳が可能となっているものの、ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王には遠く及ばず、その真価は後述する剛烈モードで発揮される。 - ドーピング機能
DG細胞を利用したドーピングが可能になっており、パイロットの肉体にDG細胞が浸透させ、痛覚を鈍らせつつ、反応速度を引き上げる事により、負担とダメージを限界まで無視して、戦闘を続行する事が可能。
しかし、このドーピングは、肉体のみならず、脳にもDG細胞が浸透する為、精神を好戦的な気質に変化させる危険性がある。そして、長時間使用を続ければ、自我と精神の崩壊を招くだけでなく、最悪の場合は死に至る。
特に、パイロット自身のDG細胞の適合率と精神力の低さに比例して、DG細胞の脳への浸透濃度が高まっていくのだが、肝心のパイロットのアスラン・ザラは、適合率が低く、しかも優柔不断な性格な事もあり、相性の悪いシステムである。
※この両肩のカラーリングは「同じパーツである」のを生かして、後述する剛烈モードと疾風モードで、それぞれ変更可能です(肩パーツだけを左右差し替えるだけ)。
2つのモードへの切り替え
最大の特徴は、背部の「リバイブファトゥム」の装着位置を移動する事で、パワーと防御に特化した形態「剛烈モード」と、圧倒的なスピードに特化した形態「疾風モード」という2つの形態を、自在にノータイムで切り替えられる点にある。
戦闘能力は両モードとも凄まじく、2つのモードを瞬時に切り替える事もできる。この為、切り替えのスムーズさと両モードの特性を最大限生かしたコンボを見せる事も可能。
ただし、DG細胞を使用するMSに共通する「MSが受けたダメージがパイロットにもフィードバックする」欠点に加えて、両モードともに「時間の流れを操作する」特性があり、凄まじい力と引き換えにパイロットに凄まじい負担を掛ける。
剛烈モード
リバイブファトゥムを背部に装着したパワー重視形態。
本機とパイロットの時間の流れを圧縮操作する事で、ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王に匹敵する凄まじいパワー・攻撃力・防御力を発揮でき、「防御力を生かして肉を切らせて骨を断つ」戦法が可能になる。
核ミサイルの直撃にも傷一つつかないほど凄まじい防御力を得ている他、受けた攻撃をそのまま自らの攻撃力に変換する機能も備えている。
その攻撃力と防御力を生かして、未来や行動を予測されたり敵に先手を打たれても、その防御力で耐えつつ強引に攻撃を通すことができる。
疾風モード
リバイブファトゥムを装着位置を肩に移動したスピード重視形態。
本機とパイロットの時間の流れを延伸操作する事で、宇宙・地上・空中を問わずフォースインパルスガンダムエクストリームなどに匹敵する凄まじい機動力と飛行能力を発揮でき、その場に制止したかのような残像を残しながらの攻撃も可能。
「時間の流れを操作する」という特性上、本機のスピードは単に「速い」という概念を超越しており、相手からの予測が困難になり、事実上、未来予知をも上回る次元を超えた高速移動を実現できる。
武装
出力向上とDG細胞の力によって、性能が大幅に強化されている。
- MMI-M19L 14mm2連装近接防御機関砲×2
頭部の2門内蔵されている機関砲。 - MMI-GAU26 17.5mmCIWS×4
胸部に4門内蔵されている機銃。 - MA-M1911 高エネルギービームライフル×1
近接戦闘時の取り回しを重視し、サブグリップがオミットされており、不使用時には腰部にマウント可能。
本形態では、内部に粒子化して収納し、必要に応じて手元に召喚できるようになっている。 - リバイブキャリーシールド
ビームキャリーシールドが変化した複合武装。
元々はビームシールド発生器を備えた実体シールドであり、ビームブーメラン、アンカーが内蔵されているが、本装備の最大の特徴は、新たに獲得した「剛烈ノコ」と「疾風ツメ」という2つの攻撃モードへの切り替え機能であり、これが本機の主武装となっている。
従来通り、対ビームコーティングが施された実体盾と、その中央部に光学防御タイプのビームシールドを備えており、加えてビームブーメラン発振口には、大出力ビーム砲の機能を追加されており、より攻防一体の複合兵装として性能が上がっている。- RQM55 シャイニングエッジ ビームブーメラン
キャリーシールド外縁に設置されたビームブーメラン。
ビーム場を形成する力場と空間の相互作用によって、空力が作用しない大気圏外での運用も可能。
基部が大型化されており、シールド接続時には大型ビームソードとして機能する。 - EEQ08 グラップルスティンガー
キャリーシールド外装部に格納される有線射出式クローであり、クローでの打突や拘束、ワイヤーでの捕縛、敵機を掴んで引き寄せる等の用途に使われる。
- RQM55 シャイニングエッジ ビームブーメラン
- MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル×2
腰部に2本マウントしており、柄尻で連結して薙刀状にすることも可能で、この連結状態は「アンビデクストラス・ハルバード」と呼ばれる。
アスランは、基本的にこの連結状態を好んで使用する。 - MR-Q15A グリフォン ビームブレイド×2
膝から爪先に設置されている近接格闘用武装。
斬り蹴りで敵に攻撃するタイプの武装であり、蹴撃時にはその威力を倍化させる。
アスランのイージスガンダム搭乗時代の運用実績を参考に採用されたと言われている。 - リバイブファトゥム
これまで装備していた大型リフター「ファトゥム-01」が変化したもの。
ウイングのカラーリングも、上面は水色に、下面はオレンジ色に、それぞれ変化している。
ただし、本形態のモード切り替えの要でもある為、従来のような分離しての運用は不可能であり、ハイパーフォルティス以外は全て無用の長物と化しているが、その代わりに「射出時にリフターそのものが破壊、撃墜等で消失した場合、砲撃戦能力の喪失と機動力の大幅な低下が起こる」という欠点が解消されている。- MA-6J ハイパーフォルティス ビーム砲×2
リバイブファトゥムに装備されているビーム砲で、強化前から引き続き使用可能な武装である。 - MA-M02S ブレフィスラケルタ ビームサーベル×2
- MA-M02G シュペールラケルタ ビームサーベル×1
- MR-Q17X グリフォン2 ビームブレイド×2
- 対装甲ナイフ×1
いずれもファトゥム-01に装備されていたものだが、本形態では使用不可能。
- MA-6J ハイパーフォルティス ビーム砲×2
剛烈ノコ
中央部から発生させるビームシールドの側面で、ノコギリのように扱って攻撃する。
発生するビーム刃はオレンジ色で、破壊力に特化している。
その一撃が放つ途轍もない破壊力は、戦艦クラスをも軽々と沈めてしまうほど。さらに、これによる衝撃波だけでもPS装甲やナノラミネートアーマーを破壊するほどの威力を有する。
疾風ツメ
サーベル発振口から発振させるビームサーベルで、レイピアのように扱って攻撃する。
発生するビーム刃は水色で、斬撃力に特化している。
その凄まじい斬撃力は、たった一撃だけでも、PS装甲はナノラミネートアーマーすら紙のように斬り刻むほど。その斬撃力と本機のスピードによる連続攻撃は、たった1秒で40機以上もの数のMSを破壊してしまう。
リバイブ覚醒前
アスランは、オーブの支配を目論むシン・アスカを止めるべく、彼の前に対峙する。しかし、凄惨な過去を乗り越え、心・技・体の全てを極めたシンの力は圧倒的だった。
インフィニットジャスティスガンダムに搭乗するアスランは、キラのストライクフリーダムガンダムと共闘して挑むが、シンの操縦するハーデスインパルスガンダム黄泉冥王には、有効打の1つはおろか、足止めすらできない。
劣勢の中、アスランは変わり果てたシンを、一方的に非難するが、シンはかつてのように怒り狂う事はなく、逆にアスランの慢心やプライドなど、未熟さを指摘し、シン自身はただ冷徹に論破する。
論破されたアスランは、自らの未熟さを受け入れられずに逆上し、憎悪のままシンを討とうとするが、当然シンに歯が立つはずもなく、そのままストライクフリーダムガンダムとインフィニットジャスティスガンダムを一方的に蹂躙。インフィニットジャスティスガンダムは、大破してしまうのだった。
そしてアスランは、全治1ヶ月の重傷を負わされてしまう(これでも、シンの温情で、キラと共に命までは奪われずに済んでいる)が、復帰したアスランは何とシンへの逆恨みを抱くようになり、その結果、DG細胞という危険な力を手に入れる為に、自らにDG細胞に感染してしまう。
そして、アスランは修復した本機にも、DG細胞を感染させた事で、インフィニットジャスティスガンダムリバイブに変貌させるのだった。
戦闘能力について
凄まじいパワー・スピードによるゴリ押し戦法、多彩な格闘兵装を生かした白兵戦に特化した本形態の強さは、極限に高められたスピードとパワー等の一つの分野に限れば、フォースインパルスガンダムエクストリーム、ハーデスインパルスガンダム黄泉冥王などに並ぶ凄まじいレベルとなっており、それらのMSにも有効打を与える事が可能となった。
しかし、精神や肉体への負担など、大き過ぎる危険性を孕む本機を使い続ければ、アスラン自身の精神は歪み、肉体もボロボロになり、やがて死に至る可能性もある。
実戦でも、この形態でさえシン・アスカ(IF版)の圧倒的な強さに及ばず、惨敗はせずとも、未だに軽くあしらわれている。
一応、アスラン自身が原作同様に「精神面で迷いが無い状態」であれば、本機の性能を引き出す事も可能だが、果たして………
コメント
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オレンジ色のビームシールドが良い味出しています。
ただ、塗装が甘かったせいか、実は塗装剥がれが起きやすくなってます……
好きな機体は、インパルスガンダムです。
ただ、投稿する作品の機体の設定や世界観は、原作と大きく異なるものがあり、別々のガンダムシリーズの設定をクロスオーバーさせた作品もあります。
また、ガンダムシリーズのみならず、仮面ライダーなどの特撮作品も観ている為、私が投稿する作品の機体の中には、それらを参考にした独自の設定が、これでもかと言うほど満載されています。
塗装もあまり得意では無いので、温かい目で見ていただけると幸いです…。
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