HGUC「ガンダムGP01ゼフィランサス」を筆塗り全塗装で仕上げました。見出しの“プチ改造”は、本当にプチなので、大したことはありません。詳しくは、「製作工程」に書いたので、宜しければご覧ください。
目つきが凶悪なので、”悪MS”での投稿です。
GP01ガンダム試作1号機 ゼフィランサス
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場する試作型モビルスーツ、GP01のHGUCです。0083のプラモデルと言えば、旧キットの出来が凄まじくアレで有名です。
HGUCシリーズのスタートに合わせて、2000年に待望のリニューアルを果たしたキットです。本キットはHGUC13番目のキットであり、HGUCで初のガンダムタイプという記念すべきキットでもあります。
HGUC初のガンダムということで、バンダイさんも気合を入れまくって作ったと見えて、今の目で見ても傑作です。可動範囲は今のキットよりも劣ることは否めませんが、造形は現行のキットに引けを取りません。
90mmマシンガン、シールドを装備
私は、GP01の武装はビームライフルよりも90mmマシンガンが好きです。一応、”陸戦” を想定したゼフィランサスには無骨なマシンガンが
よく似合っていると思います。
モンシア中尉、オムツ持参でお供します!
コウ・ウラキの名セリフ。なかなかウィットに富んだ、良い返しを持っています。思わずクスっとしてしまいます( ̄ー ̄)ニヤリ
HGUC13番目ということもあり、可動範囲や接地性はお世辞にも良いとは言えません。アクションベース等に対応した3㎜穴もありませんので、股下にピンバイスで穴をあけています。やはりスタンドを使うと、ポージングの幅が広がって楽しいですね。
ちなみに、シールドの伸縮ギミックはオミットで、白一色成形です。広面積のブルーを塗るのは、筆塗りだと少し骨が折れます。
ビームライフル
安心してください、付いてますよ。ビームライフル。私がマシンガンの方が好きなので、ライフルの写真は少なめです(笑)
全13話のスターダストメモリーで、このライフルが登場したのは第4話からなんですよね。ゼフィランサスは前半戦の機体ですし、
そりゃあマシンガンの方が印象に残るのも無理はないですよね(笑)
個人的な好みは別にして、このライフルには面白い設定がたくさんあります。RX-78-2のライフルと形は似ていますが、本ライフルはエネルギーパック形式を採用しています。これは、後に開発されるガンダムMK-2 のライフルへと繋がっていきます。アニメが作られたのは0083が後なので、うまく”中継ぎ” の設定が練られている訳ですね。
また、銃口とグリップの間にビームの展開箇所があり、小型のビームサーベルである「ビームジュッテ」を展開することが出来ます。
え、十手!? 銭形平次もびっくりの武装です。このジュッテを展開することで、ライフルを構えながら敵機のサーベルを受け止めることが可能となります。このジュッテに関しては、狂おしいほど好きです(笑)
ボックスアート風に、ビームサーベルの引き抜きシーン。可動範囲は狭いので、ギリギリです。
ビームサーベル
今でこそ、当然のようにクリアパーツが付属するビームサーベルですが、HGUC13番目の本キットにはクリアサーベルは付属しません。真っ白の棒が付いてくるので、ピンクで塗装する必要があります。
もっと若い頃は、サーベルは絶対クリア派でした。筆塗りモデラ―なので、エアブラシでやるようなグラデーション塗装とかは出来ない為、若干コンプレックス?もあったのかな(^-^;
しかし年を取ってきたのか、こうした”ベタ塗り塗装で表現するサーベル”も良い物だなと思えるようになってきました。古い物=悪とならないところが、模型趣味の良いところです。
ガトーッ!!!!!
GP01の印象的なサーベル両手持ち。せっかくなので、高出力っぽい造形のあるVガンダムのサーベルを貸してもらいました。言ったそばからクリアサーベル持たせてて草。
本当、今の目で見てもカッコいいなぁ。最高の造形のGP01です。
とはいえ成形色は原色ですし、パーツ分割も ”ほぼモナカ” なので、
塗装・合わせ目消しが必須です。パチ組みしてカッコいいかと言えば、今のキットを知っている身としては「NO!」です。
しかし、丁寧に作れば大化けする可能性を秘めた、技術を磨く練習にピッタリなキットです。
※私の制作が丁寧だと言っている訳じゃないですよ?(笑)
合わせ目も消しきれてないし、シールドとかムラが目立ちます…
以上、HGUC初のガンダムタイプ・GP01ゼフィランサスでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!(*^▽^*)
↓ プチ工作過程 ↓
HGUCのGP01は、現在の目で見ても傑作です。しかし、個人的に気になっていたのが、ヘルメットのひさしが深すぎて、目つきが凶悪になってしまうことです。
これは好みや解釈の問題で、旧キットのGP01のBOXアートは、かなりキツめの目つきで描かれています。しかし、私の中では大河原先生の描かれるような“大きめのツインアイ” の方が好みです。
プチ改造なので、あまり大きな変化はありませんが、ヘルメットの中に詰め物をして、フェイスマスクを強制的に下げています。こうすることで、若干ですが表情が和らいでおります。ツインアイを作りなおせば良いのでしょうが、私はより簡単で楽な道を選びました(笑)
嘘みたいだろ…? HGUCってNo.13までガンダム居なかったんだぜ…?
コメント
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完成お疲れさまです。
HGUCのGP01、クセ者ですよね😄。いやらしいところに合わせ目が出るので合わせ目消しがめっちゃ大変だった思い出が…😰。色も結構足らないので塗装も大変…😱、「丁寧に作れば化ける」、めっちゃ化けてますね😆、流石です。
GP01大好きなのですが、僕のGP01のイメージは曲線なので筆塗りが正解だと思います!!
綺麗で重厚感もあって素晴らしいです(≧▽≦)
武器がストーリー序盤でモンシアに勝ったマシンガンなのもわかります(*´ω`*)
今度はゼフィランサス😁
初期のHGUCですが、大化けするキットですよね😉
広範囲の塗装も、筆の達人にかかれば👍
いつも丁寧に製作されているので、めちゃかっこいいです😆
いつもながら丁寧な作品ですね。筆塗りホワイト塗装綺麗で綺麗で。僕はホワイトから逃げてばかりです。カッコいいなぁ。
おじさま、こんばんは!いつもコメントありがとうございます(*^^*) 筆塗りを褒めて頂けて嬉しいです!筆モデラ―にとって、ホワイトは本当に鬼門ですよね(-_-;)笑最近のキットは成形色が綺麗ですし、あえて白を塗らないのも綺麗に仕上げる良い作戦だと思ってます(*’▽’)✨
目つきが悪いから『悪』…(zaku-kao2)
いゃあ、キャンプラさんの仕事、丁寧ですよ❗️
格好良い✨️
T-Nonさん、こんばんは!コメントありがとうございます(^^) 悪MSが押されがちなので、こじ付けて悪に投稿してみました(笑) カッコいいと言っていただけて嬉しいです(*’▽’)✨
キャンプとプラモデルを愛する筆モデラ―です!
基本は筆塗り+トップコートのお手軽仕上げ。作り貯めていた宝物(過去作)をアップしていますので、投稿順によって、技術レベルのムラがあるかもしれません。もちろん現在も、せっせと手と頭を動かして製作しています。
※「筆塗り全塗装」と銘打っておりますが、私は完成後もガシガシ動かして遊ぶので、関節やクリアパーツは未塗装の物もあります。ご了承下さい。
ガンプラだけでなく、食玩やガシャポンも大好きです。
たま~にオリジナル機体も製作しています。
キャンプラさんがお薦めする作品
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