HGUC プレバン AMX-102 ズサです。
HGUC ズサを成形色仕上げ+αで作ってみました。今回はX上のイベントであります俺達のUC0083_0088用に作りズサのみ、こちらで先行公開になります。シナンジュ・スタインが相当難産でしたから正直に言えば、次は楽なのを作りたいと思ってました。イベントのメインはメタスと決めていて、それもかなり難しそうなキットですから・・・今年に入ってガンダムZZの機体を作ってなかったので該当する機体を在庫から探す事にしました。ザクⅢ、ドーベンウルフ、アイザック、バウ、キュベレイMk-II・・・どれも癖が強そうで(笑)悩むのですが、黄色いズサの箱があり「ズサは比較的最近のキットなので出来が良いはず♪」と思い、メタスと同じく黄色の機体なので試したい事があり、こちらをチョイスしました。ですが・・簡単そう見えるこのキットはシナンジュ・スタイン並みの難産になるとはこの時は思いませんでした・・・(笑)。
塗装箇所とカラーレシピ
ダークブルー部→(ガイア)マーズダークブルー
コクピットハッチ、ミサイル等赤部→(クレオス)新ガンダムカラーMSレッド
装甲裏、凹モールド等→(クレオス)RLM75グレーバイオレット
バーニア外部→(ガイア)フレームメタリック(2)
バーニア内部→(クレオス)GXメタルレッド
バーニア以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールの僅かにHGのシナンジュ用を使ってますが後はベルテクスやホビージャパンのコーションデカールを使い、ガンダムデカールはあまり使っていません。意図的に赤系のデカールを多用してます。
ズサは旧キットも作った事が無く、全く初めてで手探りで作る事になります。あまり乗りたくない機体の理由にミサイルが至る所にあり、ちょっとでも当たれば爆死確実だからです(笑)。特に脚はギミックだらけでクリアランス取る為に太腿裏や脛裏をかなり削ったのですが・・・それでもクリアー吹いても動かせば確実にデカールが剥がれるの必至なのでミサイル展開は無しです(汗)。合わせ目は肩、鎖骨、ミサイル・ポッド、ブースター機首ぐらいで鎖骨とブースター機首は段落ちモールド、肩とミサイルポッドはきちんと消して対処しましたが・・・少し白化してしまったのでデカール貼って誤魔化す事にします。表面処理自体もそんなには時間掛かりませんでしたが・・・ブースター・ポッドにある姿勢制御バーニアがほぼ一体成型でマスキングパーティーを経験する事になるのです(笑)。
姿勢制御バーニアをマスキングする前にタガネを使って彫り直しました・・・曲面主体の機体なのでほぼ全部でしたが(笑)。特に下腕のフレーム部もミサイルポッド部もかなり甘いので彫り直すと墨入れが楽になります。ダークブルー部はこの際は全て塗装するのですが・・・ブースターポッドの姿勢制御バーニアはどれもマスキングが大変し難い位置にあり案の定、塗れてなかったり、漏れてたりしたのでリタッチしたり食み出した所を爪楊枝で削るという事で対処しました。こういう修正は全塗装より成型色仕上げの方が有利ですが、それでも神経質な作業が続きます。しかもプレバンのキットは説明書がカラーじゃないから、塗り忘れが結構あり(肩のグレー、スタビライザーの裏)、墨入れ直前で気付いて良かったです(笑)。
ブースターのミサイルは別パーツ化なので楽なのですが・・・問題は胸と脚部のミサイルで全く別パーツになってません。まずはMSレッドをエアブラシで塗り、その後にグレーを面相筆でフレーム部を塗るのですが・・・・入り組んでいるから筆が入らず、しかも塗ったミサイル部にも何度も付いてしまい、ここでもリタッチの応酬になり本当に大変でした(笑)。試したかったのは「黄色の成型色に赤系のデカールを貼り過ぎると煩くならないか?」で次にメタスを作るので、そのテストをしたかったのです。結果は・・・間を開ければそんなに悪くないと思い、良い塩梅だと思います。脚とミサイルポッドにある尖ったマーキングはたぶんアクシズのマーキングで(放映と当時からあり、カトキハジメ氏がプロデュースしたトイのゲーマルクやサイコガンダムMK‐Ⅱにも入ってます)、これは絶対に入れたかったので電撃ホビー誌の付録から拝借しました。
最後は説明書と。
ズサをキチンと作りたい方は覚悟をした方がいいです・・・塗分けは半端じゃなく多いですし、袖付きのならば袖の塗装があり、難易度が更に跳ね上がりますから(汗)。ですが、キチンと塗分ければ素晴らしくカッコいいズサが誰でも出来ます・・・その塗分けは本当に大変なんですが(笑)。無理にマスキングするのではなく、筆で塗った方が明らかに早い箇所もあり、筆ムラもつや消しクリアーを吹けば目立たなくなりますからエアブラシと筆塗りを併用するのがこのキットを攻略する鍵かもしれません。グレーを差し入れたから、こんなにカッコ良くなるとは思ってなく、やはりZZに出てくる機体は作り甲斐あると思いました。
ご覧して頂きありがとうございました。
ブースターのない状態。連れは「茶坊主ね♪」と言ってました(笑)。
ブースター無い状態でもキチンと塗分けました。
ブースター・ポッド単体。やはりメタスに似てます・・・今はズサブースターと言うらしいですが。
ミサイルは頑張って塗分けたのですが、装甲動かすとデカールが剥がれてしまうから展開は無しです。
この尖ったマーキングはたぶんアクシズのマークなので、古い電撃ホビー誌の付録のシールを丁寧に余白を切って使いました。
赤丸の箇所が合わせ目消した時に白化してしまったのでデカールを貼って誤魔化しています。
脚部は装甲裏もキチンと塗ったので良い感じになりました。
ズングリムックリなのに何故かカッコ良く見えてしまいます(笑)。
HGUC プレバン AMX-102 ズサを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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