機体解説 FA-78-2ヘビーガンダム

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一年戦争中のFSWS計画により開発されたFA-78-2ヘビーガンダムは戦後極少数が生産されたのみで終わったが、研究はアナハイムを中心に続けられていた。追加生産機は戦後の大軍縮とデラーズ紛争によるガンダム開発計画の破棄により得られなかったものの、米軍との共同開発計画により米軍の局地型ガンダムを戦中の星一号作戦に投入された実験機から得られた実戦データをフィードバックしてヘビーガンダムへと改造した。この機体はデラーズ紛争後にMSの国家保有を禁じた”ガイデルプラン”により国連へと譲渡された後もアナハイムと国連による試験機として運用されていた。

主なパイロットは原型機を操縦していた元米軍少佐のシンディ・アイケルバーガーおよびシンディの友人で一年戦争時のエースだったジオン共和国軍大尉のヘクター・ハモンド。

グリプス戦役からラプラス事変まではシンディが操縦し、ラプラス事変ではブライト・ノア大佐率いるロンド・ベル隊に一時編入されてシャイアン基地強制査察に参加した。ラプラス事変後は国連上層部とジオン共和国ミネバ派との裏取引でパイロットごとサイド3のメガラニカへ退役機扱いで移されたが、シンディの身体的不調からパイロット交代となり、シンディとミネバの推薦でジオン本国から派遣されたミネバ派のアグレッサーパイロット、ヘクター・ハモンド大尉が2代目パイロットとなった。”不死鳥狩り”時点ではガランシェールJr配備となり時代に合わせた近代化改修も続けられている。

コメント

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  1. cinnamon-1 6か月前

    フルアーマー、迫力すごいですね🤩

  2. 与一 6か月前

    流石フルアーマー😯武装が凄い‼️🤩

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