【ガンプラビギナーズガイド特別編】ガンダムAGEIIトリニティ

ロンメル隊長（以下ロ）「旧GUNSTAからの皆はお久しぶり。新生GUNSTAからの皆は初めまして。
私は筆者の机の中に住み込んだロンメルだ･･･「あの」ロンメルと同一ダイバーかどうかは自分の胸に聞いてくれ（[「GUNSTA投稿ガイドRe:」](https://gumpla.jp/other/10586)にも登場はしたが改めてと言うことで）。

･･･それにしても、暑いな！私も思わず脱帽（何かの拍子に取れただけだが）している。
ガンプラの聖地・ガンダムベース東京では、現在*「ガンダムビルドダイバーズフェスティバル」*として、アニメ「ガンダムビルドダイバーズ」との連動展示（無料）や組み立て体験会ガンダムを使用した製作体験（有料）が行われている（～9/2）。
春から引き続き私もいるぞ」

ロ「８月に入ってからになってしまったが･･･ようやく筆者も、このフェスに参戦することができたわけだな。当然ながら、「ビルドダイバーズ」の劇中に登場する機体やプラモで再現するバリエーション、カスタマイズ作例などが展示されていて･･･

･･･む！？あれ、は！！？
公式「ビルダーズルーム」のコーナーではないか。しかもそこには、どこかで見たような機体が･･･！
*「ガンダムAGEIIトリニティ」*･･･！
フォース名は･･･*「筆者机のロンメル隊長」*ではないか！！
どういうことなのだ！？一体何が･･･」

*～ここで話は旧GUNSTA終盤にさかのぼる～*

ロ「･･･そうだ。かつて、私と筆者は*「ガンプラビギナーズガイド」*の連載を行っていた。
ガンプラ選びから組み立て、簡単なカスタマイズまでを私の解説と豊富な写真でナビゲートするという連載であった。
筆者も私も、ここから得たものは大きい。そんな中、*「同型機体での組み替え」*という回で作成したのが、ガンダムAGEIIマグナムを使ったミキシング機体・「ガンダムAGEIIトリニティ」であった」

ロ「使用するのは、HG銘省略で*ガンダムAGEIIマグナム、ガンダムAGEー２　ダブルバレット、ガンダムAGEー２　ダークハウンド*である。
AGEー２はどれも人気機体であるがなんとか確保してもらいたい。

･･･世の中には、住環境や予算の都合で塗装ができなかったり塗装が下手というビルダーもいる。そういったビルダーのために、ミキシングの初歩として*「同じシリーズで色の違う機体を組み替える」*という方法を推奨した。
これなら予算はガンプラ分かかるものの･･･全体としては統一感の取れたかっこいい機体に仕上がるだろう？
各機体のいい・使いたい・色を変えたい部分をパーツごとに組み替え、」

ロ「･･･当時完成させたのがこちらのAGEー２３体でのミキシング、*「ガンダムAGEIIトリニティ」*である。
こちらは当時の写真。ガンダムベースでも使用されている写真そのままだ。
「ビルドダイバーズ」３話に登場した偽装ダークハウンドをモチーフに、AGEIIマグナムやダブルバレットのパーツを組み込んでいた。クジョウのようにカスタムするのは無理でも、私たちには多くのガンプラのパーツという味方がいることを伝えるためにな。
･･･が。
旧GUNSTAでは詳しい組み方は解説していなかったな？あの回は確か後半で「ガンプラの補修実録」などを入れたこともあって･･･」

*～現在に戻る～*

ロ「これが使用したパーツ。今回の投稿用に改めて撮り直したものである。
ＡＧＥ２３機は「ビギナーズガイド」第一部終了後、それぞれの機体に戻っていたのだな。これを今回の展示を受け、改めて再構成（セルフリメイク）したのだ。

左がマグナム、中央がダークハウンド、右がダブルバレット。これらを素組みし（マグナムは「ビギナーズガイド」で軽くシャープペンでのスミ入れ・マーキング貼付を行い、ダークハウンド・ダブルバレットには「ガンダムＡＧＥ」放映当時に軽く塗装しているが！）、組み上げるのみである。
ツインドッズキャノンはマグナムの肩後ろの３mm軸に差し込む。ドッズランサー上のパーツをマグナムのものに入れ替え、ダクトと腰中央のパーツを組み替えるのもこつだ」

ロ「ガンダムベースでの展示を受け、改めてセルフリメイクしたＡＧＥＩＩトリニティだ。

当時どこからどこまでの部分を使ったかは微妙に忘れていたため当時の写真とベース展示作例を参考にしたが･･･機体各部は一切変わっていない･･･と思う。
細かい塗装はしているものの、ほぼ誤差の範囲内なので上のように組み替えればこの機体になると言うところがポイント」

ロ「ポージングもセルフリメイクしておいたぞ（現在展開中の「ＧＢＮＷ」はまさにポージングが要であると筆者が）。

ガンプラは組んだ後も、いろいろなところを動かして遊んだりかっこいいポーズを取らせたり、様々な遊び方があるのだ。*君だけのガンプラを楽しもう*」

ロ「･･･さて。ガンダムベースに戻る。

この連載ののち、筆者は公式「ビルダーズルーム」に本機を投稿、多くの作品の中から見事に月間優秀賞に選ばれた。
正直に言えば、この作品を作れたのは本連載を構成したおかげ、このような「連載」形式でも「作品」と認めてくださるＧＵＮＳＴＡありきである。よってここにあるトリニティは*ＧＵＮＳＴＡの勝利*なのだ。
「ビルダーズルーム」は写真３枚までの添付が可能なので、当然ながら機体前後と決めポーズとなったのだが･･･まさかこのような形で生かしてくることになるとは！
この計らいは、正直筆者も私も予想外であった」

ロ「作例としては、私と筆者が作ったトリニティ「そのまま」である。まるでミラーミッションを見ているかのような感覚に陥ったのは言うまでも無い。
腰のマーキングはさすがに存在しないものの、機体コンセプトとして「そのまま」を意識したため同じものだって作れるのだな。コメントに記載されていない部分も写真の内容でちゃんとカバーされている。
もちろん、他の二作も素晴らしい再現度となっている。カスタマイズの無限の可能性、楽しんでくれたまえ。

なお、「ビルダーズルーム」の６月優秀賞は塗装などされている作品も優秀賞を取っているので、決して「気軽に再現できるものなら優秀賞が取れるぞ！」と言っているわけではないことは併記しておこう。
現在は８月、おそらく最終分。ジーエンアルトロンかガルバルディリベイクを使用した作品から選出されるとのことだ」

ロ「最後にガンダムベース展示版、単体を前から（「筆者机のロンメル隊長」はどこか恥ずかしいところがある！）。
展示期間は現在未定である。筆者が昨日（8/6）訪れた時点ではあったのだが、いつ見られなくなるとも限らないので･･･ガンダムベースにふらっと訪れた時にでも心に留めておいて欲しい。

･･･では、私は「ガンプラビギナーズガイド」のブログでの再連載準備に戻るとしよう。
諸君も体調管理など、十分に気をつけるように！」