【GBNW:EX】27：HGBD:R ゼルトザームアームズ

第79改「奇妙たる遭遇」

（「Re:RISE」編　2nd Season）

「奇妙」。その日は、そんな日。

～バー・「アルケミスト」～

またまた来ました。本日の「送り主不明武装」。
そろそろどこから送られたのか、確定させないとねぇ･･･とはいえ、この武装を作った元々のダイバーはどこにいるのかもわからずじまい。
そりゃあ、ＧＢＮ内に「ガンプラ」なんて、幾万幾億も存在しているからしょうが無いんだけど･･･
伸縮自在の腕部にランチャー、ランス･･･どちらかというとＩＢＡ武装風？ま、とにかく･･･やってみるか。
射出成形機でパーツを実際に起こし、ヴィンテージは顔だけガンダムモードに･･･
似合う。いいんじゃな･･･

～･･･助けて･･･～

！！？良くない、良くない・・・！

～いやだ･･･あ、ぁ・・・！～

何、これ！？何が起こってるの！！？
ヴィンテージがあたしの操作を･･･全く受け付けない！？
それよりも･･･

～あ･･･う、わあああぁぁ・・・！～

この「声」は、何・・・！？ぐ！
え、何よ、何なのよ！
ヴィンテージが自分で自分を･･･！！

～痛い、･･･痛い・・・！！熱い、よ・・・！！～

え。
あっ、･･･あああああぁぁあああ！！！

～この直後。
　起こった謎の通信障害により、アルザス、強制ログアウト～

【武装データ】

キット種別：ＨＧＢＤ：Ｒ（ハイグレード「ビルドダイバーズRe:RISE」シリーズ）
発売：2020年1月
価格：700円（税抜き）

関連ガンプラ：HGBD:R　ガンダムゼルトザーム（本武装のカラー変更前が付属）
HGBD:R ガンダムテルティウム（ゼルトザームアルム以外を装備して「Re:RISE」作中登場仕様に）

小説パートに不穏な空気を漂わせつつ･･･
「Re:RISE」編、次回はアヴァランチレックスバスターで。
そう書いていると言うことは間に何改か挟まると言うことです。システムウェポンキットとかシステムウェポンキットとか。

色々あって遅れましたが今回は１月発売のゼルトザームアームズ。700円武装としては珍しく横長パッケージ。
放送開始あたりで発表されたこちら、のちにガンダムテルティウムが発表されたことでそちらに使える武装となりました。
･･･作中仕様といっても劇中での活躍はイメージ程度のものですが。
武装説明はゼルトザームの説明書からの引用が主です。

ランナー。青以外はＫＰＳ。
入っているパーツとしてはゼルトザーム付属のものと全く同じ。余剰パーツもありません。

セット内容。
・ゼルトザームアルム
・ハイパーデストランス
・シールドバインダー
・フォールディングデストランチャー
・バックパックパーツ（本体、バックパックアーム左右一式）

このうち、バックパックパーツは元キットのゼルトザームからカスタマイズ用パーツとして付属しているものです。
テルティウム/ゼルトザームのバックパックへの接続は左右のアーム部分を使用して行います。

ガンダムテルティウム　フル装備形態：
ガンダムテルティウムが、さらなるミッションに挑むため武装を増設した形態。
この状態で、ダイバー・シドはあらゆるミッションを戦い抜いたという。
ゼルトザームアルムは惑星・エルドラで何らかの形で増設されたもの。

今回は顔もガンダムモードに。ちょっとテルティウムに近い出で立ちになりました。
バックパックはいつものＡＧＰ２穴で接続。左右に３ミリ穴を持った小型で簡素なもの。
パッケージ写真で使用している「ＨＧＢＦ　グフＲ３５」（要はリバイブグフ）には対応していません･･･とありますが、

キルシュ「あれ？普通に付いたぞ」

･･･付きました。動力パイプがなければなんとか接続できそうです。

ゼルトザームアルム：
惑星エルドラで新生「ビルドダイバーズ」が相対した謎のガンプラ、ガンダムゼルトザーム。
テルティウムから増設されたのは仮面状のアンテナなど、そして、悪魔的な印象を持たせる異形の右腕だった。
フレーム状の腕部は伸縮自在。単純なパワーにも優れる。

一般的なガンプラ（ＰＣ-001以降）の腕部にボールジョイントで装備可能。
左右対称で設計されており、左腕や両腕に付けることができます。

製作の際、外側の指はボールジョイントだけを残してニッパーで切ることで独立可動可能に。
中央３本は非可動です。
また、手首のボールは通常のガンプラの手首よりも太いためそのまま装備することはできません。

ハイパーデストランス：
テルティウムが元々持っていた武装。
巨大な槍状の近接武器。ゼルトザームアルムで運用することによって、有効射程と破壊力はさらに向上する。

ゼルトザームアルムは通常の武器を持たせることができず、掌に伸びているスリットでランスを固定します。

ランス基部は伸縮可能（「慎重に動かします。」表記あり）。
持ち手を伸ばせばテルティウム他一般ガンプラに装備可能。
ランス本体側に４個開いた四角穴はバックパックアームへの懸架用です。

シールドバインダー/フォールディングデストランチャー：
バックパックにフレキシブルアームで接続された多目的防御兵装。
砲身折りたたみ式のバスターランチャーを装備。

バックパックアームはいつもの３ミリ軸。ちょっとＩＢＡのジョイントアームっぽい。
ランチャーは後部に可動部と３ミリ穴を持ち、通常はそちらで使うほか･･･

シールドバインダーは３ミリ軸を２個、デストランチャーは左右に３ミリ穴を２つ持っておりレイアウトを変えられます。
ゼルトザームアルムの上腕接続軸も３ミリ軸なので自由に組み合わせてみましょう。

「ミッション」の失敗：
謎の通信障害によりＧＢＮから叩き出されたアルザス。
傍らには、分解されたＧＮヴィンテージが転がっていた。
アルザスは本武装のテストミッションを凍結（せざるを得なくなった）、通信が回復しない中でゲームマスター・カツラギに直接会い、レポートを提出した。
今回の事件と謎の通信障害、その因果関係を明らかにするために。

通信回復後、ゲームマスターから提示された答えは、アルザスの予想を上回るものだった。
そして、アルザスは別方向でのある「危惧」を抱く･･･

ヴィンテージ、大破（なおこのあとの撮影で実際に股関節軸が大破、別キットから差し替え･･･）。
それは、新たな「ビルド」の始まり･･･か？

【次回予告予定】システムウェポンキット。やっぱり偶数の方が人気なのだろうか・・・？