8年ほど前に製作した、旧HGの陸戦型ジムです。
実はベースになっているのはジム・スナイパーなのですが、塗装はノーマル仕様としました。
最近ではHGUCでもキット化された陸戦型ジムですが、旧HGのキットも捨てたモノではありません。
そんな旧キット(旧キットと呼んで良いのか?)ならではの良さにも目を向けつつ、どうか最後までご覧になっていってください。
また、この陸戦型ジムは、年明けに投稿した「第02特殊MS小隊」のパイロット達がオデッサで使用していた機体、という設定なので、パイロットごとに異なる仕様、武装に換装できるようにしてみました。
そういった「設定遊び」も、お楽しみいただければ幸いです。
・陸戦型ジム(カケル・クロサワ中尉機)
隊長機。
これといった改良や特殊な武装は装備していないが、パイロットであるクロサワ中尉は格闘戦や一撃離脱戦法を得意としていたため、100mmマシンガンとビームサーベルがあれば十分だったようだ。
というわけで、まずはノーマルな仕様の陸戦型ジムです。
リアビューです。
ちなみに塗装はサンディブラウンとツヤ消し白を混ぜた色に、オレンジとミドルストーンを混ぜた色のツートンです。
関節部や膝のスパイクなどは、ニュートラルグレーにツヤ消し黒を混ぜた色です。
これに、黒鉄色で軽くウェザリングを施しました。
・陸戦型ジム(イエヴァ・ハルコネン少尉機)
2番機。
狙撃や支援射撃を得意とする毒舌女性パイロット、ハルコネン少尉の機体。
各種武装を運搬できるようウェポンコンテナを装備し、180mmキャノンを使用している。
また、シールドは陸戦用のショートタイプではなく、ノーマルタイプを使用していた。
さて、こちらは少々装備品を変更してみました。
リアビューです。
ウェポンコンテナと180mmキャノンは旧HGの陸戦型ガンダムから、シールドはHGUCのジムから流用しました。
シールド裏面です。
プラ板を使ってポリキャップを取り付け、もともとキットに付属していた陸戦用ショートシールドの接続パーツを差し込めるようにしました。
実はこのシールドを装備させたのは、OVA「MS イグルー 重力戦線」の影響だったりします(笑)。
武装一式です。
この陸戦型ジムのキット、HGUC顔負けの非常に豊富な武装が付属するお得なキットです。今回はさらに陸戦型ガンダムの武装も用意したので、これだけたくさん装備させられます。
上から順番に
・100mmマシンガン ・ウェポンコンテナ
・ビームライフル ・シールド(ノーマルタイプ)
・ロケットランチャー ・陸戦用ショートシールド
・180mmキャノン
・ミサイルランチャー
陸戦型ガンダムからはビームライフルと180mmキャノン、ウェポンコンテナを流用しましたが、逆に言えばそれ以外の射撃兵装はすべて陸戦型ジムのキットに付属します(さらに言えば今回は使用していませんが、ジム・スナイパーにはロングレンジ・ビームライフルや1/1200アプサラスまで付属します!)。
もうここまでくると、「モビルスーツのオマケ付き武器セット」ですね(笑)。
ロケットランチャー装備です。
グリップ可動こそありませんが、HGUCのEz-8に普通に持たせられました(おそらく、他の連邦系のHGUCキットでも問題ないかと)。
なにより、造形が素晴らしいです!
ビームライフル&ミサイルランチャー装備です。
ビームライフルは完全なモナカ構造で可動もありませんが、造形はバッチリです。
そしてミサイルランチャーですが、なんとこちらはグリップのパーツがかなり大きく可動します!
おかげで、自然なポーズで肩に担がせることができました。
ところで、陸戦型ジムってビームライフル装備できるのでしょうか?アニメ本編だと装備していた機体もいましたが、設定資料などを読んでみるとジェネレーター出力の関係で撃てなかったという話も聞きますし、そのあたりどうなっているんでしょうね?
肘関節です。
以前投稿した陸戦型ザク同様、ポリキャップが丸見えなので、プラ板で関節カバーを作りました。
膝裏です。
そのまま組むとスカスカなので、スジボリを入れたプラ板を挟んでディテールアップしてみました。
最後までご覧になっていただき、ありがとうございました。
最近HGUCで発売された陸戦型ジムは可動範囲は素晴らしいのですが、顔などの造形や細かなディテールが個人的にあまり好きにはなれず、スルーしています。というか、付属する武装の豊富さや値段なら圧倒的にこちらの「旧HG版」がオススメです。
最後になりますが、本作品をご覧になっての感想などいただけますと幸いです。
そういえば、今現在取りかかっている旧キットですが、完成度は今日の時点で10%といったところでしょうか・・・。
というワケで、またしばらく過去作の投稿が続くかと思われますが、ご興味があればまた是非のぞきに来てください。
ところで、旧HGは旧キットなんでしょうか?一応HGシリーズだから最近のキット?
コメント
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キレイに塗り分けされ、擦れた跡の仕上げなど素晴らしいです。
キクタツさん、
コメントありがとうございます。
陸戦型の機体には、やはりウェザリングが非常に似合います。
私も過去に旧HGの陸ジムを組んだのを思い出しました。当時(10年以上前・・・)同じく旧HGの陸ガンよりもスタイルが良かった記憶があります。陸ジムにロケランの組み合わせは、ジオニックフロントを思い出す・・・。
しかし、陸系のMSにウエザリングは似合いますね!
いいものを見せてもらいました!
ASURADA10さん、
コメントありがとうございます。
確かに、同じ旧HGの陸戦型ガンダムよりもプロポーションがいいかもしれません。
ロケットランチャーだけではなく、武装が豊富に付属するのがこのキットのポイントのひとつだと思います。
陸戦用の機体にウェザリングはカッコいいですよね!
『08小隊』の旧HGも、もう四半世紀前のキットなんですね…
陸ジムって、こんなに武装豊富でしたっけ?
ハゲチョロ塗装が上手くキマってますね。
プロポーションは今の目で見てもいい感じなので、
武器や関節をいじれば、格好良く仕上がりますね。
女性スナイパーの設定で、最近観てる『ソードアート・
オンライン』のシノン(声:沢城みゆき)を思い出しました。
先ほどうpした「陸戦型ジム」作るのに、旧HGを買い、その
まま積んでいるので、関節をうpデートして作ってみたいです。
膝は二重関節なので、肩や肘を何とかすれば、イケるかな?
鯖豚定食さん、
こちらにもコメントありがとうございます。
この陸ジムのキット、武装はかなり豊富ですよ!
もっとも、旧HGの陸戦型ガンダムなんかからも武装は流用していますが・・・。
ソードアートオンラインは、数年前に関東に旅行した際、たまたま1話だけテレビで視聴したのですが、その時に登場していたのがちょうどそのシノンだった覚えがあります(なんかストーカーっぽい男の子に「朝田さん、朝田さん」とめっちゃ言い寄られていた話で、なかなかインパクトがありましたww)。
このキット、膝の可動範囲は問題ないと思うので、おっしゃる通り肩や肘を最新のHGUCあたりから移植すればかなり動くようになると思いますよ。
エッジの塗装ハゲが美しい…陸戦兵器特有のたくましさ…!
pontyanさん、
コメントありがとうございます。
エッジ部分はスミ入れのかわりにハゲチョロで線を強調するようにウェザリングを入れてあげると、メリハリがついて良いですよね。
旧HGはポリキャップ関節が露出するのが嫌でしたが、プラ板で囲うのは良いアイデアですね。
昔08小隊見て、オデッサから敗走してきたトップ小隊のアスはどこでジムのシールド手に入れたのか疑問だったので、イグルー2で陸ジムがあのシールドを持って登場した時は長年の疑問が解けたのと同時に、ノーマルのシールドもけっこう似合うなと思いました。
L-Mさん、
いつもコメントありがとうございます。
イグルー2に登場したノーマルシールド装備の陸戦型ジムには、自分も衝撃を受けました。
ちなみに先日08小隊のビデオを見返してみたところ、シローとアイナが雪山でイチャイチャする話の冒頭にチラッと登場した陸戦型ジムが、このタイプのシールドを装備しているのを発見してしまいました・・・。
5年ほど前に、スマホのネットアプリ(?)のオススメで発見して登録しました。
地味な作品が多いかもしれませんが、暇を見て投稿していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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