2025年最新作はこちら、ランバ・ラル専用旧型ザクです。
HGUCのキットをミキシングしたお手軽改造ですが、武装と塗装にはかなりこだわって製作しました。
どうか最後までご覧になっていってください。
正面素立ちです。
使用したキットはHGUC ザクⅠと、同じくHGUCのザクⅠスナイパータイプです。
胴体や前腕部、ショルダーアーマーをザクⅠスナイパータイプから移植しつつ、基本的にはザクⅠのキットを使って製作しました。
基本塗装はインディブルーと、明灰白色にブルーグレーを少々足した灰色、ミッドナイトブルーです。 モノアイは、銀色で下地塗装した上からクリアレッドを塗って赤くしてみました。 MGのザクⅠ ランバ・ラル専用機でもモノアイが赤くなっていたので、ここはオリジナル(?)リスペクトとしました。
マーキングも、基本的にMGのランバ・ラル専用ザクⅠと同じような感じに施してあります。
また、スミ入れはいつも通り鉛筆です。
リアビューです。
関節は、私のいつものザク系、ジム系の作例通り、ミッドナイトブルー、黒鉄色、銃鉄色(ツヤ有り黒に黒鉄色を混ぜた色)の3色で塗り分けてあります。
そういえば塗装に関してですが、今回はあえてツヤ消しトップコートを吹かずツヤツヤ仕上げとしました。 と言うのも、この全身ツヤツヤな感じがランバ・ラルのエース機っぽさを表しているようで、とても魅力的に思えたので(MGのボックスアートも、ゲーム出身の機体と言うこともあってかツヤツヤでしたし)・・・。
サイドビューです。
大型ヒートホークは、ラッチを介して左腰に装備できるよう加工してあります(大型ヒートホークと装備用ラッチについては、後ほど詳しく説明します)。
武装一式です。
上から順番に
・105mmザクマシンガン
・ザクマシンガン
・ザクバズーカ最初期型
・ザクバズーカ
・大型ヒートホーク&装備用ラッチ
105mmザクマシンガンとザクバズーカ最初期型はキットに付属していたモノを塗装してあります。
ザクマシンガンとザクバズーカは旧HGUCの量産型ザクに付属するモノ、と言うか、1年半ほど前に投稿した高機動型ザク(ジョニー・ライデン機)に装備させるために製作、塗装したモノを引っ張り出してきました。
大型ヒートホークは、プラ板によるスクラッチです。
105mmザクマシンガン装備です。
銃器類はすべて銃鉄色で塗装してありますが、ランバ・ラル機の鮮やかなブルーの機体色に非常によく似合うと、個人的に大満足です。
ザクマシンガン装備です。
MGのランバ・ラル専用ザクⅠにも付属していたので、装備させてみました。
やはりザクマシンガンは、ジオン系のモビルスーツならたいていの機体に似合ってしまう万能アイテムですね。
ザクバズーカ最初期型装備です。
本来、旧型ザク用に開発されたバズーカのはずですが、なんとなくイマイチ似合わないように感じてしまうのは気のせいでしょうか・・・?
ザクバズーカ装備です。
そういえば、今回は機体のモノアイを赤で塗ったため、少々変化を出したいと思い、このザクバズーカをはじめ武装類のスコープはピンクで塗ってみました。
ちなみにスコープの塗装は、モノアイと同じく下地を銀色で塗装した上から、マッキーのピンクを塗ってあります。
大型ヒートホーク装備です。
実は旧型ザク本体よりも、この武装を製作するのに一番時間が掛かりました・・・。 しかし、ランバ・ラル専用旧型ザクを製作する上で外すことのできないこの武装、一からプラ板でスクラッチしました。
結果として時間も手間も掛かったぶん、かなり良い出来になったと自負しています。
塗装前の状態です。
ご覧の通り、ザクⅠとザクⅠスナイパータイプのミキシングです。
ザクⅠのキットに、以前東京は秋葉原のパーツバラ売り店で買ったザクⅠスナイパータイプの胴体と両腕、ショルダーアーマーを移植してあります。
大型ヒートホークの設計図です。
高校生の頃、母親に買ってもらったMGのランバ・ラル専用ザクⅠに付属していた大型ヒートホークを大きさもそのまま紙に描き写し、各部の長さや幅を定規で測ってから、1/144にダウンサイズした図面を引いていきます。
ちなみに、各部の長さを0,7倍すると、大体1/100のキットを1/144にすることができます。
この図面を引く作業がなかなかに大変でした・・・。
塗装前の大型ヒートホークです。
0,5mmと0,3mmのプラ板を貼り合わせた0,8mmのプラ板でヒートホーク全体の形を作り、各ディテールを削ったランナーや切り貼りしたプラ板、パテなどで再現していきます。 途中でヒートホークの柄が真っ二つに折れたりとトラブルもたくさんあり、何より思った以上に時間は掛かりましたが、そのぶん満足のいく仕上がりになってくれました。
ちなみに動力パイプ部分は、旧キットMSVの高機動型ザクに付属するヒートホークから移植しました。
ヒートホーク装備用ラッチです。
HGUC ザクⅠのキットに付属するヒートホーク装備用ラッチ(画像右側)を加工し、自作した大型ヒートホークを装備できるよう新たなラッチを製作しました。
ザクⅠ(S)ゲラート・シュマイザー少佐機とのツーショットです。
「ジオニックフロント」の小説板では親友同士だったというランバ・ラルとゲラート・シュマイザー、ひょっとしたら一年戦争初期には、こんなふうに肩を並べて戦っていたのかもしれませんね。
そして、せっかくならザクⅠ(S)の方にもフェンリル隊のマークを貼っておけばよかったかもしれません・・・。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
実は他にも現在いじっているキットがあるのですが、今回は2025年最新作と言うことで、年が明けてから製作を開始したコチラの機体を投稿することにしました。
さて、2023年から2024年にかけて、仕事を一旦辞めて世界を旅して回りましたが、今年はどんな年になるでしょうか。 とりあえず4月からは仕事に復帰することになると思うので、それまでになるべく積みプラを消化できるよう頑張ってみたいところです。
それでは皆様、本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
「この風、この肌触りこそ戦争よ・・・!」
コメント
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ランバ・ラルのザクⅠはあんまり気にしてよく見てなかったんですがこうして見るとあちこち違ってるんですね^^;
ヒートホークをキッチリ図面に起こされてからの作り込みとか、妥協無しなトコなんかも凄いです(≧∀≦)
大型ヒートホークの図面スゲェ…。
見切り発車しか出来んオイラにゃこんな緻密な設計無理や(gundam-kao9)
さすがZooさん!!!
正確な図面や緻密な縮尺だけでなく、精密な加工技能……細やかな装飾も見事に再現された大型ヒートホーク!挑戦者の心を折る難関を、よくぞ……!
節々で普通の05ザクと形状が異なるラル専用ザク、お見事です!!
ヒートホークすごいですね。ワタシもランバ・ラル専用ザクⅠ作ったことあるのですが、ヒートホークは作る気にすらなりませんでした。また作りたいと思っていますが、ヒートホークはワタシにはムリです。次回作も頑張って下さい😊
コメント失礼します。
ヒートホークすげぇ!!の一言です(≧▽≦)
このサイズでこの完成度、愛と熱意とこだわりの爆熱ヒートホークですね!!
現在、同じような組み合わせで自分好みのトップ機を作っているんですが、旧ザクとスナイパーのミキシングは手軽にできてカッコいいですよね(*´ω`*)
縮尺の計算の仕方、違うやり方があるんですね〜
さすが先生(//∇//)
1/100から1/144にする計算、100倍にしてから144で割ってました
右側の計算めっちゃあってびっくりしました〜(//∇//)
手間かかって成果が出ていますわ〜
マウントラッチも付いているなんて
5年ほど前に、スマホのネットアプリ(?)のオススメで発見して登録しました。
地味な作品が多いかもしれませんが、暇を見て投稿していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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