ASW-G-67-Amd:R-AD MAGATU-IKARUGA

## [EB-AD1 KASASAGI 鵲(カササギ)]
秘密裏に開発が進められていたEB-AX2グレイズ・アインの予備パーツを元にクラタ・アーレイのプロジェクトチームにより開発された斑鳩の支援用MS。

支援用MSとされているものの、不安定要素が多く斑鳩への搭載が見送られたエイハブドライブシステムの実証試験機という側面が強い。
そのため、通常のMSの脚部にあたる部分が存在せず、MSとしては異形とも言える姿をしている。

パイロットは設計者であるクラタ・アーレイ本人が務める。
これはエイハブドライブシステムの調整が非常に困難なためシステムに精通した人間でないと扱えないためであり、本機が抱える課題一つである。

## [エイハブドライブシステム]
本機に搭載されたエイハブドライブシステムとは、機体背部に6基、機体下部に1基搭載されたエイハブドライブによりエイハブ粒子を圧縮し、機体上部と下部に力場を発生。反発させることにより浮力を得るという浮遊システムのことで、火星にて撃破、回収されたハシュマルの解析データから再現された。

厄祭戦時代の技術であるため、現状では完全な復元には至っておらず、浮力自体はMS2機分は飛行させられる程度の出力を実現したもののMS用エイハブリアクター1基では、出力のほとんどをエイハブドライブシステムに傾けなければ稼働しない代物となってしまった。
結果として鵲は「浮遊できる」だけのMSであり、機動力はあるものの戦闘力は著しく低下する結果となった。

## [スナイドル]
カササギに搭載された唯一の武装。
対ナノラミネート装甲用に開発された速射砲で、装甲の貫通を狙うのではなく、連続した衝撃によりナノラミネート装甲を削り取ることに主眼が置かれている。
そのため、速射性には優れるものの一撃の威力や貫通力が犠牲になっており、決定打に欠ける。

## [武装運搬能力]
鵲には斑鳩の支援機として予備のソーデッドカノンをはじめとした携行武装を運搬する機能が備えられている。

## [基本運用]
基本的には上空にとどまり、近接兵器の射程外からスナイドルによる牽制支援と早期警戒を行う。

## [合体機構]
鵲の真価は斑鳩との合体機構にある。
これにより、斑鳩に、その戦闘能力を維持したまま飛行能力を付与することを可能としている。

## [ASW-G-67-Amd:R-AD 禍津斑鳩(マガツイカルガ)]
鵲と合体した状態の斑鳩。
鵲のもつエイハブドライブシステムによる浮遊と斑鳩の攻撃力及び機動性が複合され、非常に高い戦闘能力を誇る。

一方で2機のMSの操作系が結合した状態にある禍津斑鳩をコントロールするためには Aileシステムを全力で稼働させる必要があり、継戦可能時間に限りがあるという欠点を持つ。

*「これより僕たちは、あなたがたにとっての禍となる。ゆえに征きましょう、禍津斑鳩！」*

禍津斑鳩は飛んでこそ、ということで空の背景と合成し飛行しているイメージ画像を作ってみました…！

最後は作ったナイツマ×ガンプラ作品の集合で！