【GBNW:EX】57：HGBC K9ドッグパック

第108改「リアルと現実」

この世界は、リアル？それとも、もう一つの現実？

～バー・「アルケミスト」。アルザス・リースリングの昔話～

GBNが始まって半年くらい後。「GBN酔い」っていうのが流行した時期があったの。
仮想現実たるGBNにログインして、そこでいろんな経験、するじゃない。そこでログアウトすると、なんだか現実が現実に見えない･･･っていうか。
それに苦しんだダイバーは多かったみたいよ。あの、クジョウ・キョウヤさえも。
勿論、あたしもよ？一日くらい寝込んだこともあるわ。
こんな時に武装のテストなんでできっこない。テストが自動化されればいいのになんてどこかで思っちゃってたりして。
その一方で、ダイバーとしての技術はどんどん追い越されていったわねぇ。

現在のGBNは感覚のフィードバックが（常識的な範囲で）為されてるから、そういう違和感は少なくなってるみたい。
ま、「常識的な範囲で」ってところが胆よ。
GBNで酔っ払って、二日酔いなんて･･･嫌でしょ？

HGBC編終了までのカウンター
【HGBC確保残り数：0】
【HGBCレビュー残り数：1+α】

ついにレビュー残り数は「１」に･･･「EX」編、いよいよクライマックス。
次回以降の「ラストミッション」の準備は概ね終了。
HGBC、最後に残ったのはユニバースブースター。

【武装データ】

キット種別：ＨＧＢＣ（ハイグレードビルドカスタム）
発売：2014年2月
価格：800円（税抜き）

対応ガンプラ：HGBF ジムスナイパーK9（ジョイント以外の本武装が付属）
HGBF ゴーストジェガンF（スナイパーライフルを装備。プレバン）
HGBF ゴーストジェガンM（バックパック接続ジョイント付属。プレバン）

そして今回は･･･レナート兄弟ファンの方々、お待たせしました。K9です。
終盤戦のHGBC、紅ウェポン以外は既購入のためここまで遅れました。申し訳ありません。
800円HGBCにしては薄型のパッケージが印象的。

再版は比較的ある部類。
購入したのは比較的最近ですが･･･赤バンダイのうえテレ東版権もある最初期生産の物（2014年6月生産分）。池袋ヤマダはたまに時期のおかしい物を入荷する傾向。
下箱表記も当然健在です。

ランナー。
J１ランナーはKPS。

セット内容。
・K９ドッグパック本体（本体・ビームスナイパーライフル）
・ハンドガン（左右）
・ライフル接続用ジョイントパーツ
・各ガンプラ接続用ジョイントパーツ
・ブラッド・ハウンド隊（1/144ジオン兵フィギュア）

貴重なジオン兵が特徴。複数集めれば大部隊になります。
ポーズ違いが３パターン。それについては後述。

K9ドッグパック：
ジムスナイパーK9のバックパックが分離しビームスナイパーライフルと合体して作られるサポートメカ。
四脚を持つが、基本的な移動はホバーで効率よく行う。
挟撃などを得意とするほか、本体後部には人員輸送用装甲車が接続。
そこから出撃する1/144ジオン兵・「ブラッド・ハウンド隊」による連携戦術を得意とする。

前から。
四肢はPC-7ボールジョイント。勿論基部は３ミリ軸です。

後ろから。
装甲車は四角軸で独特の接続。
スナイパーライフルは３ミリ軸接続。基部はPC-7ボール。

ライフル接続用ジョイントパーツ：
頭部となるライフル部分は他のガンプラの物に変更可能。

一般的な四角軸なら入るほか、本キット付属のハンドガンなども接続可能の多機能ジョイント。
勿論基部接続は３ミリ。

また、他ガンプラへの接続用ジョイントパーツはちょっぴり特殊。
バックパックは１穴の他特殊なスライド穴が開いておりAGP２軸には他キットの対応ジョイントが必須。
ストライカー１軸の他、HGUCネモなどにあるAGPではない２軸、HGUCゲルググなどの太軸１軸に変換可能。
HGUCジェガンに背負わせるにはゴーストジェガンMが必要。
昔ゴーストジェガンFだけ買って改造して背負わせたこともあったっけ（旧GUNSTAには投稿）。

ビームスナイパーライフル：
狙撃に適した大型ライフル。ストックを折りたたんでドッグパック頭部へ変形。
フォアグリップは左右に可動。
バックパック：
四肢部分は自在に動きAMBAC機動をサポートする。底部の装甲車部分にも補助スラスターを装備。

ネイキッド、もうバックパック接続は限界（後にまた話すことになる）。

ハンドガン：
左右一対のハンドガン。

リブ付き指かけあり。
元キットのジムスナK9には左持ち手が付属しますが･･･さすがにこちらもダブルオーダイバーの左武器持ち手は行方不明でした。
ビルハンへは写真の角度でごまかしていますが（左手）、きっちりはまるわけではありません。素直にリブと指掛けを取っ払いましょう。

ブラッド・ハウンド隊：
アルゼンチン代表・レナート兄弟は、ミリタリーチックな言動と「リアル」を大事にするバトルスタイルが特徴的。
そのプレイスタイルには賛否両論有るが、多くのビルダーからは好意的に受け止められているという。
その極致は、1/144の兵士を自らスクラッチし戦闘に参加させてしまうことだろうか。
後の「ビルドファイターズ　バトローグ」ではコックピットに乗せる自分たち自身のフィギュアまで作り、実は３つ子だったことも判明しつつノリノリでバトルに望んだが･･･

銃斜め構えが１人、銃横構えが４人、銃撃ちが３人付属。なぜこの配分かはあまりよく解っていません。

タイム・ストップ作戦：
完成した1/144ジオン兵は、それぞれが別行動可能。
パーソナル・ジェットを持ち、敵のガンプラに小型爆弾を仕込んで破壊する戦法を主とした。

人員輸送車はハッチが開閉可能。３ミリ穴も開いています。

「武装」としては最後の一作・ユニバースブースターは３改後に･･･

【次回予告予定】「ラストミッション」。限界に挑戦。
ガンダムTR-1【ハイゼンスレイ・マテウス・ラー】。