【GBNW】６：HGBC　スカイハイウイングス

第６改「想像の翼」

想像の翼って･･･羽ばたかせたこと、ある？もちろんあたしは、ある。

あたし、アルザス・リースリングのフォース（ぼっち）･･･「アルケミスト」にも、その報が届いた。
このGBN世界には、電子生命体・「EL（エル）ダイバー」がいるって事。
それが、GBNにおける昨今のバグの根源だって事も。

･･･信じられる？いくらこの仮想空間が画期的って言っても、その中にデータとかじゃなくて「命」が宿るって事。
少なくともそれは、ゲーマス（ゲームマスター）には信じられることじゃないし、ブレイクデカール事件を自身の手で収拾し切れなかった責任でぴりぴりしてるし･･･
同事件の首謀者については、いまだ（リアル世界での）逮捕に至っていないらしいし。ま、そのELダイバーこそがブレイクデカール根絶の原因だったんだからそっちの線は否定するけれど。

ゲーマスから、またパーツのデータが届く。妙に象徴的な、翼だった。これ以降、パーツのデバッグの依頼は来ていない。
･･･こんな時に、思い出させるように出してきちゃうか。解ってるわよ、ゲーマス。
あなたが、どうしても守りたいもの。この、GBNよね。

（つづく）

（小説パートの補足）

「ビルドダイバーズ」20～21話から。前回・第５改は前後しますがこの直後の時間軸です。
「翼」についてはダイバーズコンの２作目にも関連しますが後日･･･

･･･そしてブレイクデカール事件の首謀者（シバ・ツカサ）の武器・ノーネイムライフルが放送期間中最後のHGBCとなることに･･･

【武装データ】

キット種別：ＨＧＢＣ（ハイグレードビルドカスタム）
発売：2018年8月
価格：800円（税抜き）

推奨ガンプラ：HGBD　ガンダムダブルオーダイバーエース
HGAW　ガンダムダブルエックス
HGUC　シナンジュなど

かつて「ダンボール戦機」に存在した名アタックファンクション（エフェクトパーツ）・「ホーリーランス」。
生物的な翼のプラモデルという意味では画期的でしたが･･･ガンプラでもついに登場。
GBNW、初の「新作レビュー」です。

セット内容。すべてKPS。

・*翼（大・小）各左右*
・*バックパック接続パーツ各種（通常・T字・腰穴用、１軸→２穴変換パーツなど）*

スカイハイウイングス：
GBN内で入手可能の汎用パーツデータ。
飛行能力の強化にとどまらず、強靱な構造により攻撃や防御などの様々な局面に対応。
なにより機体をグレードアップさせる美しさを兼ね備える。

早速、接続パーツを介して大翼を装備。非常に大きいです。
翼は大小それぞれで同じ構成で、かつてのプラフスキーウイング（HGBF　スタービルドストライクガンダム等に付属）と同様のボール可動に加え、各パーツの基部にさらに上下動軸が存在。
無理な可動をさせてもスタイルが崩れにくく、今まで発売された翼パーツの中ではトップクラスの見た目です。
翼先端には縦に軸が伸び、バックパック接続パーツに差し込んだあとAGP２穴で接続します。

背中から。
接続パーツの下の３mm穴は小翼などをT字接続ジョイントで着けるためのもの。
T字ジョイントは両翼の軸を差し込み可能、先端は３mm軸。こちらを使うことで、機体の様々な場所に翼を「生やす」事ができます。

こちらは小翼。構造としては同様。
SD関係などに使ってみましょう。背中がAGP２穴のSDCSなら完璧。

他、ストライカー系対応軸変換パーツ、メインの接続パーツを介して胸部挟み込み、AGEIIマグナムのような腰後ろの３m穴に対応させるためのパーツも付属します。
挟み込み用は旧キットなど穴のないキットに対応しますが、挟み込みパーツの下側に３mm穴が開いており単独でのディスプレイも可能。翼を使わずに旧キットを飛行させることもできます。
基部自体にも３mm穴が横に開いており、説明書ではアクションベース５（ダイバーギアなどでも可）の長い３mm差し込み用パーツで接続できます。

翼は大小それぞれで共通構造のため、先端だけ小翼に変更なども可能。

大小両翼を装備。２キット使えば双方大翼も可能。
どこかのウイングガンダム的になってしまいそう。

最後にホーリーランス翼（上）と大翼比較。もったいなくて結局使えなかったのです。
ホーリーランスはほぼ一パーツ成形なのに対しこちらは可動重視で大きいです。