【GBNW:EX】62：My Sweet HGBC

第113改「エピローグＩＩＩ：終わりと始まり」

終わりがあれば、始まりもある。ＧＢＮはそういう場所。

～バー・「アルケミスト」～

俺、キルシュ・シリウスは･･･何というか、お礼を言うためにこのフォースネストを訪れていました。
「惑星エルドラ事件」でのいろんな事。アルザスさんは戦闘のメインとして、サラハチの救出のために全力を注ぎました。
俺が「生き残れた」のはミオのおかげだけど、ミオは今このＧＢＮにはいません。
「障害者社会実験」の期間が終了し、ミオが無料でＧＢＮをプレイできる期間は終わり･･･家の中での協議の結果、ガンダムベースに行く手間などを考えると「もうプレイは出来ない」という結論に達してしまったからです。
俺もエルドラ事件でスラッシュバサラが大破（現実世界でもばらばらで修復不能でした）してしまい、今は丸腰でダイブしているところ。

アルザスさんは、相変わらず武装のテスト･･･もとい、自己の鍛錬に励んでいました。
なんでも、「新生「ビルドダイバーズ」のカザミって子があたしのG-Tubeを見てこのエフェクトの使用を決めたって言うから･･･厳密には武装じゃないけど」って。そういえばアルザスさん、武装の使い方をG-Tubeで流し始めたんだっけ。

フォースネストにはハタモトさんもいました。アルザスさんの元フォースメイト。管理サイドのダイバー。今は、フォース・「アルケミスト」に再加入中。
ジェミナスルナはエルドラ事件で大きなダメージを負ったはずでしたが、いつの間にか元通りです。凄い修復技術･･･
「私のようにできるダイバーは少ないさ」と、ハタモトさん。
「自機の大破で引退したダイバーも多い。不信感は、じわじわと広がっている。アルザスも自宅ではマテウスの修繕にかかっているところ。いずれは、また新たな戦いが始まるのだろう」って。
「ＧＢＮの未来を決めるのは、戦いなんだなと思う」って･･･
先生が言っていたことと、どこか重なります。ハタモトさんは憂うと言うよりも、どこか新たな闘志を燃やしているようでした。

あ、そうそう。サラハチは元気でした。
あの時助けられたＥＬダイバーは、好奇心旺盛です。自分に今ガンプラがないことを知るとどこかがっかりしていましたが。
でも、言っておきました。ヒロトさんの武装に会えて、良かったと。君がいなかったら、こんなすてきな体験は出来なかったんだと。
･･･ここにミオも、いればな。そう思っていた矢先。

「･･･知らなかったの、キルシュ？」アルザスさんが、言いました。
「ミオちゃん。またＧＢＮ、出来るわよ」･･･え。
それ、本当・・・？
（続く）

【今回紹介のＨＧＢＣデータ】

※ＧＰベース
キット種別：ＨＧＢＣ（ハイグレードビルドカスタム）
発売：2013年11月
価格：600円（税抜き）
対応：ガンプラ用ＬＥＤユニット（各種）（レイジのアリスタを再現可能）
ガンダムトライエイジカード（各種）（カードを置いてディスプレイ可能）
※「ビルドファイターズ」最終回記念スタッフ打ち上げで配布されたクリアＶｅｒ．等も存在

※ダイバーギア
キット種別：ＨＧＢＣ（ハイグレードビルドカスタム）
発売：2018年4月
価格：700円（税抜き）
対応：バンダイプラモデル　アクションベース５（共通のスタンドパーツを使用、台座パーツのみが異なる。
HGBD ガンダムダブルオースカイ　ハイヤーザンスカイフェイズなどもベースが同じため対応）

※忍パルスビームズ
キット種別：ＨＧＢＣ（ハイグレードビルドカスタム）
発売：2017年8月
価格：600円（税抜き）
対応ガンプラ：HGBF 忍パルスガンダム（口などにビームエフェクトを増設可能）
HGBD:R ガンダムイージスナイト（クリアイエローのカラーバリエーションの本キットが付属）
※今回の解説ではイージスナイト付属エフェクトを使用しています

ＨＧＢＣの旅もいよいよ終了、「リライズ」は終わってガンプラ（どころかバンダイプラモ全般）全体の供給もおぼつかない状態で･･･ちょっと燃え尽き気味の筆者です。
現在、ガンプラ関連では次シリーズ、「GBNWeapons:NEXus」の準備を粛々と進めています。ツイッターの方にもいくつか出ていますので参考まで。

今回は「武装ではない」ＨＧＢＣ３個を一度に紹介します。元々ここまでレビューの予定はありませんでしたが、イージスナイトに忍パルスビームズの色替えが付属すること、ここまで来たら･･･と言うことで取り上げます。
ただし、ＧＰベースは発売当時にブログで紹介したときの過去写真、ダイバーギアはどこかの機会（「ビギナーズガイド」？）で紹介しようとしたときの写真の流用となります。
そして、忍パルスビームズはイージスナイト付属のクリアイエローエフェクトパーツでの代用となります。買ってはいるけれどこっちの方が写真的な見栄えが･･･

まずはＧＰベース。組み上げた状態。
隣は2011年夏に配布された非売品・ＡＧＥデバイスプラモ。

「ビルドファイターズ」作中のＧＰベースをディスプレイベースとして立体化。現在も適度に再販があります。
スタンドとしては簡易的。根元とキット側の半固定アームを持ち、先端は３ミリ軸で固定されます。

いまではこれより性能の良いディスプレイベースが多数登場した中、最大の魅力はトライエイジカードを配置できること。
ＴＲＹＡＧＥマグナム（「NEXus」で紹介予定）でもトライエイジカードが対応する今、トライエイジシステムの再現用にもいかがでしょうか。
ただしクリアの蓋を閉めるとちょっと見えにくくなってしまうのが難点。
キットにはＰＰＳＥ仕様の画面ペーパークラフトで作中のようにファイター名・ガンプラ名を出すことも可能。
ガンプラ用ＬＥＤユニット（１灯式）にも対応･･･と、以外と拡張性も高いのです。

なお、キット側面のトライエイジロゴは現行再販でも第３シリーズ「ＢＵＩＬＤ　ＭＳ」のまま。
HGBF ビルドストライクガンダム フルパッケージ初回版にはトライエイジカードが付属し、同時にディスプレイすることも可能でした。

ビルトワイバーンガンダムで。

続いてダイバーギア。

「ビルドダイバーズ」のダイバーギアを再現･･･ですが、はっきり言ってしまえば「底面を変えたアクションベース５」です。
底面の都合で値段は上がり、スタンド自体の拡張性も若干落ちます。

なお、「ビルドダイバーズ」当時から専用サイト「ビルダーズルーム」で項目を入力することで、底面の表記をカスタマイズ可能。
投稿機能などは終了していますが、こちらは現在も作成可能です。
「ビギナーズガイド」最大の遺産・ＡＧＥＩＩトリニティ、今も載ってたりして。

下箱。
現在は再販がほぼありません。

セット内容。
「底面以外はアクションべース５」なので細かい解説は省きます。
ビスレスでディスプレイできる1/144推奨ベースです。

武器用スタンドをかませば武装・バックパックユニットとディスプレイ可能。
これフルボディブースター初代の色塗る前だ。

ラストは忍パルスビームズ。
忍パルスガンダム対応のエフェクト。再販はありませんが現在でも手には入ります。
ＳＢ－７・１３や３ミリ穴に対応した汎用ビームエフェクト集です。成形色がクリアなのはちょっと意見の分かれるところだったり。

下箱。一部シールで隠れてしまいましたごめんなさい。中古だったからね。

ランナー。見ての通りクリア。わかりにくいので･･･

「HGBD:R ガンダムイージスナイト」のもので代用。
こちらはクリアイエロー成形。元キットで分割されていたランナーは一体になっています。
現在入手は困難。次の再版も未定となっており復帰が待たれます。

イージスナイトの説明書とは別にリライジングガンダムへの合体説明書が付属するだけでテンションが上がります。
ウォドムポッド、結局買ってないけど。

セット内容はこちら。
ＳＢ－７（および１３）用エフェクトＡが４バリエーション×２、ＳＢ－７を接続できるエフェクトＢが４種×２。
エフェクトＢにはそれぞれ３ミリ軸があり、３ミリ穴を持つガンプラに接続可能。
エフェクトＡとＢは繋げて使用することも可能。
ビームサーベルなどの刀身、ライフルや噴射炎などに使用してみましょう。
忍パルスビームズの場合、塗装すれば好きな色にできます。

・・・と言ったところで枚数が限界です。
時間があったらブログの方にも書きたいのですが･･･今週末から当面最後の死闘となりそうなので（ポケプラと次回予告が同時に届くはずなのです）イージスナイトの活躍は気長にお待ちください。
そしてレビューすべきＨＧＢＣは全てのレビューを終了しました。ビルナク・ハンズの丸は流石にやりません。ほぼ用途が一緒なので･･･
気になるものがあるときは「索引」からどうぞ。

なお、冒頭・小説パートのヴィンテージのライフルへの接続は無理矢理です。
また、「カスタマイズエフェクト」シリーズの汎用エフェクト台座を流用すると射撃シーンなどで非常に使いやすくなります。

【次回予告】それは、エルドラの「遺産」？
色違いバインダーガンも付くよ。エルドラウィンダム。
「ＥＸ」、残り２改。