HGUC 百式 Revive + バリュートパック
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先日フランスのパリに出来たバンダイ直営のガンプラ販売店でのイベントで先行発売されたHGUC 百式 Revive + バリュートパックを作りました。
というのは半分嘘です。パリに直営店が出来たのは本当ですが、バリュートパックのキットは発売されていません。
バンダイさんがいつまで経ってもHGUC用のバリュートパックを作ってくれないので、頑張ってスクラッチして百式さんに装備させてみました。
攻撃力も防御力も機動力も全く向上しない地味な装備で、どれだけの人が興味を持ってくれるのか謎ですが、個人的には格好いい装備だと思っていて、人生初のスクラッチにチャレンジした作品ですので見ていただけると嬉しいです。
キットの感想
HGUC百式は流石200番を記念するキットだけあって、パチ組みするだけで非常にスタイリッシュで格好いい百式さんが出来上がります。
パーツ割りも良く考えられていて、後ハメを必要とする部分は武器とバインダー以外には殆どありません。
この完成品の見処
私のガンプラ人生のライフワーク?!であるグリプス戦役コンプリート計画の一環として百式さんを制作しました。
実はこの百式さんを骨の髄までしゃぶり尽くして楽しむために、関連するキットやら小物やらを以前からずっと作り続けていました。そしてやっとの事で百式さんの制作に着手する事が出来、このたび私なりの「HGUC百式 Revive + 劇中再現セット」の完成となりました。
もちろんこの完成品の目玉はスクラッチしたバリュートパックで間違いありませんが、このセットの醍醐味は、その他キットや小道具と合わせてグリプス戦役時の各シーンを再現出来る事にあります。
バリュートパックについて
基本的にはデザインはMG版を可能な限り忠実に再現しましたが、HGUCで発売されたらこんな感じかな〜って程度にディテールは控えめにしてあります。
作り始めた当初はバリュートパックの内部構造や蓋の展開ギミック等を作り込んでいたのですが、地球降下作戦に参加したその他の機体用にも複数(計9セット)作る必要があるため、当初の予定を変更して量産化のために極力複雑な機構やディテール等を排除して簡素化しました。
このバリュートパックはアタッチメントを介して機体に装着されるように作ってあります。
なのでそれぞれ各機体専用に個別に作ったアタッチメントを付け替えるだけでバリュートパック自体はそのまま流用できるようになってます。
この百式さん用のアタッチメントはネオジム磁石を使っていたりフック状の仕組みを使っていたりします。
バリュートパックだけだと面白みが無いので、飾り台として展開状態のバリュートもスクラッチしてみました。あくまでもオマケとして作ったので、設定に忠実に本格的に作ったわけではありません。雰囲気重視です。
各機体との連携
百式さんは劇中に他の機体を装備の一部として一緒に作戦行動する事が多いです。
現在までにGUNSTAさんにて以下の完成品を投稿させていただいています。
・メタス
これら過去作も興味があれば見ていただけると嬉しいです。
特にメタスさんはTV版のイメージを大切にすべく、一見何の変哲もない地味で貧弱な普通のメタスさんに見えるように作ってはいますが、かなり手をかけてディテールアップや装備の強化を行っているので特にお薦めです。
劇中再現用のシールド
バリュートパックも劇中再現用の小物の一つですが、百式さんは劇中でハイザックさんのシールドを使っていたり、デブリをシールド代わりに使っていたりするので、それらを装備出来るようにしてみました。また、ネットでよく見かけるネモさんのシールドも装備できるようにしてあります。
シールドは専用のマウンタと角度の違うアタッチメント2種類を使って接続されるようになってます。なので基本的にはHGUCの一般的なシールドであれば何でも装備出来るようになってます。デブリシールドはマウンタではなく取っ手で装備しています。
私のブログ「なにとぞ」にて製作記事やらここで紹介しきれなかった別の画像等がまだまだ沢山ありますので、よろしければそちらも合わせて御覧くださいませ。
シンプルに百式さんだけの状態です。
クレイバズーカの塗り分けはTV版と異なりますが、私の個人的な趣味で一部を白に塗り分けています。
ビームライフルは塗り分けがし易いように後ハメ加工をしました。
まだだっ!! まだ終わらんよっ!!
ネットでよく見かける定番のネモさんのシールドを装備させてみました。
やっぱり似合いますね。
まだだっ!! まだ終わらんよっ!!
劇中で装備していたデブリシールドをスクラッチしました。雰囲気重視のオマケ的存在なので作りはテケトーです。
デブリシールドって百式さんに結構似合うと思うのですが、コレを作っている人はネットで殆ど見かけません。地味だからでしょうか。
まだだっ!! まだ終わらんよっ!!
劇中で装備していたハイザックさんのシールドです。
これは自作したマウンタを介して装備していますが、もちろん劇中ではたまたま流れてきたシールドを持っているだけなので、接続方法が劇中のものとは違うはずです。
でもせっかくシールド用のマウンタを作ったのでそれを介して装備させてあげました。
まだだっ!! まだ終わらんよっ!!
百式さんの定番の装備と言えばメガバズーカランチャーですね。
これもMG版のディテールを可能な限り再現し、塗装し易いように可能な限り後ハメ加工を施してあります。
まだだっ!! まだ終わらんよっ!!
TV版ではレコアさんが搭乗したゲルググさん(外装だけがゲルググで中身はネモのレストア機)が追加ジェネレータとして随伴しました。
HGUCゲルググのキット標準ではメガバズーカランチャーとの接続用の仕組みが備わっていないので、メガバズーカランチャーからのコネクターを差し込める仕組みを追加してあげました。
百式さんとの連携を再現するためだけにこのレコアさんのゲルググを作りました。
まだだっ!! まだ終わらんよっ!!
劇場版ではレコアさんが搭乗したメタスさんが追加ジェネレータとして随伴しました。
メタスさんは百式さんとの連携を再現するために劇中の印象を変えないように作りましたが、実際には見えない部分にしこたましこたま(大事な事なので2回言いました)ディテールを追加していたり、本来の設定に忠実になるように鬼のように追加武装を作ってあげて、通常の貧弱なメタスさんからは想像もできない程強そうに見えるようになってます。まだ見ていない人はこの機会に是非っ!!
まだだっ!! まだ終わらんよっ!!
ギャプランさんと交戦するシーンが再現できるようにド・ダイ改も作りました。
劇中の印象を変えない程度に配色は変えてあります。
お待たせしました。
HGUC汎用に作ったバリュートパックを装備した百式さんです。
背中と脚部のユニットはネオジム磁石で接続されています。
胸部はフック状のアタッチメントを介して接続されています。
胸部と脚部のユニットは若干角度が変えられるようになってます。
デザインはMG版を再現したものですが、MSへの接続は独自の方法に変更しています。
背面はこんな感じです。
バリュートコンテナの蓋はそれぞれバラバラに外れるようになってます。
脚部ユニットの内側はMG版ではシンプルなデザインでしたが、「推進剤が無いと変だよね」って事で、推進剤タンクを作り込んでみました。
展開状態のバリュートをスクラッチしました。
クリスマス等の飾りとして使われる発泡スチロールのボールにティッシュを貼り付けて塗装しました。
蛍光塗料を使用して割とテケトーにグラデーション塗装したのですが、大気圏降下中の熱で光っている感じが予想以上に出てくれて嬉しいです。
展開状態のバリュートは2つの異なるサイズを作りました。こちらは小さい方のバリュートです。
バリュートはこんな感じになってます。
それぞれバラバラになっていて、塗装後に組み立てられるようになっています。
因みにエゥーゴ用なので、暗めのグレーで塗装しました。
今回百式さん自体にディテールアップは殆どやってませんが、ささやかながらのポリキャップ隠しや、脚部のシリンダーの可動化や、腰アーマー、アンクルアーマー、足の裏の裏打ちをしました。
左側が百式の腕に装着するマウンタで、右側2つがアタッチメントです。
百式さんの左右の腕とこのマウンタにネオジム磁石を仕込みました。
2つのアタッチメントはHGUCで一般的なものと同様に真っ直ぐと真横にシールドが付けられる用になってます。
こちらが今回百式さんと一緒に作ったもの一式です。
・百式さんと付属している装備一式
・EIGHT製ハンドパーツ一式
・ハイザックさんのシールド
・ネモさんのシールド
・デブリシールド
・シールドマウンタと2種類のアタッチメント
・バリュートパック一式
・展開状態のバリュート台座2サイズ
となります。
こちらが「HGUC 百式 Revive + 劇中再現セット」です。
他にも沢山の写真を撮ってあり、ここではご紹介出来なかったものもまだまだあるので、気に入っていただけたら是非私のブログ「なにとぞ」へどうぞ。
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HGUC 百式 Revive + バリュートパックを作りました。
コメント
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コメント失礼致します！😆
スゴイ！😁
素晴らしい！
カッコイイ！
お見事でございます！🤩
無いものは作る…😚いいですよね！😆
フォローありがとうございます！
どうぞよろしくお願いいたします！🤗
hidetanさん、ありがとうございます。
お気に召して頂けたようでありがたいです。
こちらこそよろしくお願いいたします。
ここまで大掛かりなスクラッチでバリュートを完全再現されてしまうとは脱帽です！
外装だけでもすごい出来ですが、まさかの展開状態まで再現できてしまうとは・・・。
製作されている方を初めて見ました。アイディアも出来栄えも素晴らしいですね！！
ネモのシールドやデブリシールドを装備している百式も初めて拝見しましたが（「デブリシールド」なんて初めて知りました・・・）、違和感もなくカッコいいですね！
最後のゲルググやメタスも合わせたフルセットの画像も圧巻です！！
普通にコレでセット販売してほしいくらいです！！
本当に申し訳ありませんでしたっ!!
また気付くのが遅くなりましたorz
お褒めの言葉を頂き非常に有り難いです&嬉しいです(*^-^*)
>作り始めた当初はバリュートパックの内部構造や蓋の展開ギミック等を作り込んでいたのですが、地球降下作戦に参加したその他の機体用にも複数(計9セット)作る必要があるため、当初の予定を変更して量産化のために極力複雑な機構やディテール等を排除して簡素化しました。
まるで実際にMS等を開発しているかのようだ…
完成度の高さを重視するかコスト/量産性を重視するか、プラモデルですら問う/問われるという、とてもリアルな体験ですね。
ありがとうございます。
流石に同じものを9セットともなると、色々と考えなくてはならない事が出てきてしまいますので(^_^;
アラフィフのガンプラ大好きっ子(おっさんですが)です。HGUCを主に作ります。グリプス戦役や0083が大好物で、現在グリプス戦役MSコンプリート計画遂行中です。
ブログ(模型Only)は今のところほぼ毎日更新しております。牛歩ですけどね(^^;
現在ファレホ・シタデル奮闘中。サンプルもブログ上で色々取り揃えております。参考になるか分かりませんけどね(^^;
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