AGEヒストリー 第1話
人類が宇宙に進出して、数百年が経過していた。
かつては宇宙の覇権をめぐり人間同士で争う血の時代を経ていたが、地球連邦の成立を期に宇宙にも平和が訪れた。
だがそれも長くは続かなかったのだ….。
A.G.101年、突如地球圏に襲来した謎の敵UEによって、スペースコロニー「エンジェル」が破壊された事件「天使の落日」を端緒とし、UEと地球連邦軍の戦いは終わることなく続いていた。
UEが何処から来たのか、何者なのか、それもわからぬまま、地球連邦軍は戦う事を強いられるのだった….。
A.G.115年。スペースコロニー「ノーラ」
フリット「今日はガンダムの起動実験だ。もうすぐ、僕のガンダムが完成する…!」
エミリー「フリット〜!待ちなさいよ〜!そんなに急がなくってもいいじゃない!」
フリット「急ぐよ!僕のガンダムが完成するんだよ!?動くガンダム見たいじゃないか。」
エミリー「えー!?まさか今から横浜に見に行くの〜!?」
フリット「それは僕のガンダムじゃないよ!」
エミリー「違うの〜?」
フリット「そっちじゃなくて、僕の!」
エミリー「えー!横浜のガンダム見たいんだけどな〜。」
フリット「僕も見たいけど!いいから連邦の研究所に行くよ!」
oyz「おお〜来たか、フリット。エミリーも。」
エミリー「おじいちゃん!」
フリット「oyzさん!ガンダムの起動実験はどうだった!?」
oyz「もちろん順調じゃ!問題なく動いたぞ。まさかこの時代に動くガンダムを見ることが出来るとは。福眼じゃったの、ありがたい!まさに感動モノじゃったわい!」
フリット「…..ねえ、おじいちゃん。横浜のガンダム見に行ったんじゃないよね?」
oyz「えっ!?Σ(゚Д゚)ああ!いや!!もちろんフリットのガンダムの事だって!!疑うなんてヤダなあ。いやちょっと待って!パイロット呼んでくるって!多分聞けば上手くいったかどうかわかるから!うん!」
エミリー「ねえ、フリット。おじいちゃんさ、フリットのガンダムの起動実験見てないよね?きっと。」
フリット「…..うん。そうだね。クビにしようかな、アイツ….。」
oyz「パイロットを呼んできたぞ!」
ラーガン「オレがガンダムの正規パイロットだ!」
フリット「うん。知ってるよ、ラーガンさん。」
ラーガン「オレがいちばん上手くガンダムをあつかえるんだ!」
フリット「どーしたの?ラーガンさん?」
oyz「まあちょっと興奮してるが、出番ココしかないんで許してやってくれ。」
フリット「ねえラーガンさん、ガンダムの起動実験はどうだった?」
ラーガン「コイツ、動くぞ?っていう感じで起き上がって、敵の2機のザクをちゃんと撃退したぞ!コロニーに穴空いちゃったけどさ!次からコクピットねらうさ!」
フリット「だからそれ、ファーストのガンダムじゃないか。そこから離れようよ。」
oyz「まあ、起動実験は上手くいったという事じゃな、フリット。」
フリット「うん。めちゃくちゃ納得出来ないけどね。」
エミリー「良かったね、フリット。」
フリット「うん。良かったんかな....。」
エミリー「ついに動いたんだね、ガンダムが!」
ラーガン「......いや、 動いたのはガンダムじゃないよ。」
フリット「....は?」
ラーガン「動いたのはみんなの心です。」
フリット「コイツ誰か黙らせてー!!」
エミリー「ねえ、フリット。このAGEってなんの事なの?」
フリット「AGEシステムの事かい?」
エミリー「AGEシステム??」
フリット「僕が持ってるAGEデバイスに記録された戦闘データを元にして、このデバイスの中で新たな兵器を開発するんだ。
そして連邦軍に協力してもらって完成したのがAGEビルダー。
この研究所にあるAGEビルダーでAGEデバイスが提案した兵器を実際に組み上げるんだよ。
AGEデバイスはアスノ家に伝わる家宝なんだよ。」
エミリー「フリットったら、軍事機密っぽいのをサラっと解説しちゃうのね〜。私、一般人よ。」
フリット「まあ、エミリーだし。」
エミリー「じゃあ、ガンダムの設計図は自動的に出来ちゃうって事?」
フリット「そうだね、何にも無いところから出来ないからガンダム作るのに苦労はしたけど、ここまでガンダムが形になったから、後は戦闘を経験していけば、どんどん進化してくよ。」
エミリー「スゴイのね〜。」
フリット「これであのUEとも戦えるんだ...!」
oyz「だがの、解らない事も多くての〜。」
エミリー「どうゆう事?」
oyz「実は昔に失われた技術、ロストテクノロジーがこの中に入ってて、今の技術じゃ解らない事が沢山あるんじゃよ。
つまり、AGEシステムと同じ様な工場を他に再現はする事は出来ないって事なんじゃわい。」
エミリー「じゃあそのAGEデバイスは解析出来ない“ブラックボックス”って事なのね。」
フリット「そうそう。......ねえエミリー?なんでそんな言葉知ってるの?」
一般兵「敵襲ーー!!敵襲だあー!!UEが攻めて来たぞー!!」
フリット「やっぱり来たか!僕の言った通りじゃないか!」
ラーガン「あああーー!!逃げなきゃ..!逃げなきゃ...!!」
フリット「ラーガンさん!ガンダムで出撃して!」
ラーガン「ええええーー!!?」
oyz「フリット!まだムリじゃ!ガンダムは機動実験に成功しただけなんじゃぞ!?なんならワシも動いてるトコ見とらん!ムリじゃ!」
ラーガン「そ...そうだよ....。ヤダよ....。実戦なんてムリだよ....!」
フリット「oyzさん!機動実験やっぱり見てないんじゃないかー!お前なんかクビだクビ!!
ラーガンさん!!ザク倒したって言ってたじゃないかー!」
ラーガン「アレは言葉の綾っつーか、なんつーか、あ!!!お腹イタイ!!あ!!ムリ!!今日はムリ!!色々ムリ!!じゃあ、後は頼んだっ!!」
フリット「え!?ラーガンさん!!何処へ行くのーー!?」
エミリー「アイツ逃げちゃったーー!」
oyz「フリット!ワシらも避難せねば!」
フリット「ダメだ!ガンダムならやれる!僕がガンダムに乗る!」
oyz「ムチャじゃ!正規のパイロットでも無いのに!」
フリット「ガンダムは僕が作ったんだ!僕がいちばんガンダムを解ってるんだ!行かせて!」
oyz「ダメじゃ!危険すぎる!行かせる訳なかろうが!」
エミリー「ヨシ!行ってこいフリット!!」
oyz「えっ!?エミリー!?」
エミリー「あーだこーだ言ってても、どうせ行くんだからムダに尺使ってないで行ってこい!フリット!!」
フリット「ありがとうエミリー!パワーユニット異常なし、AGEシステム起動!
フリット・アスノ、ガンダム、出ます!」
oyz「ホントに行きおった.....!フリット〜!生きて帰ってくるんじゃぞー!」
エミリー「フリット....。気をつけてね...。」
oyz「なんでしおらしく見送れるんじゃ...。将来が思いやられるのお....。」
フリット「僕は戦う!母さんが遺してくれた、このガンダムで....!」
oyz「聞こえるかの?フリット。」
フリット「oyzさん?」
oyz「ワシがオペレーターとして手助けするぞ。」
フリット「わかった。ありがとう。」
oyz「うむ。敵はこの先に居るぞい。」
フリット「了解。いた!あれか.....!......え?アレが...敵!?」
oyz「何があった!どうしたんじゃ、フリット!」
フリット「アレは....!母さんを襲ったのと違う...!アレは...まるで......」
oyz「どうしたんじゃ!」
フリット「アレは....。アレはゴキブリじゃないか!!」
oyz「なんじゃと!?モニターを...ホントじゃ!!ゴキブリの大群じゃああー!」
フリット「なんなのアレ!?」
oyz「待っておれ!データ分析する。アレは...“プルーマー”じゃ!」
フリット「プルーマー!?」
oyz「UEのMS型とは別に最近発生しているらしい。ビームは撃たない様じゃが群れで活動するのが特徴じゃ!」
フリット「ああ、もう!気持ち悪い!!僕はゴキブリ苦手なのに!わかった!僕が全て駆逐してやる!戦うって決めたんだ!」
フリット「ガンダムの武装は!?」
oyz「オーソドックスな装備じゃが、ドッズライフル、ビームサーベル、シールドじゃ。」
フリット「わかった!このお!当たってくれ!」
フリット「囲まれた!?」
oyz「落ち着くんじゃ!ガンダムの装甲は特別製じゃ!ビームサーベルをつかうんじゃ!」
フリット「わかった!負けるもんか!でやあぁぁっ!!」
フリット「ハア、ハア....!」
oyz「フリット!新たな敵!!MS型じゃ!!」
フリット「あれは...!!空を...飛んでいる!?」
??「.....。」
フリット「戦わないのか!?ゴキブリが撤退していく...?」
oyz「良くやったぞフリット。初勝利じゃ!研究室へ戻ってくるんじゃフリット。」
フリット「うん....。」
エミリー「フリット!良かった、無事なのね!」
oyz「おお、帰ってきたか、フリット。」
フリット「うん。oyzさん、あの敵は一体...?」
oyz「まだ解らん事が多すぎる。なんせ今まで連邦軍ですらUEを撃破した事は無かったのだからな。今回の敵の残骸から、おそらく何か解るじゃろう。」
フリット「そう...。」
エミリー「ゆっくり休んでね、フリット。」
−後日−
oyz「フリット!敵の正体が解ったぞ!」
フリット「ええ!?本当に!」
oyz「ああ、もちろんじゃ。アイツ等の正体は....ゴキブリじゃ。」
フリット「....え?」
oyz「ゴキブリなんじゃよ。あのゴキブリのメカの中に大きな人型のゴキブリが居たんじゃ。」
フリット「え......なに言ってるんだよ.....?」
oyz「コイツを見るんじゃ、フリット!」
フリット「うわああああーー!!なんだよコレ!?僕たちは宇宙人と戦ってたの!?」
oyz「....実はそうではないんじゃ。」
フリット「なにそれ....。どうゆう事なの?」
oyz「アイツ等は火星から来たんじゃよ。」
フリット「火星から??火星になんて生物はいないんじゃなかったの??」
oyz「それがいたんじゃよ。フリットは“テラフォーミング計画”って知っておるかの?」
フリット「テラフォーミング計画??」
oyz「地球から火星に移住しようという計画じゃ。はるか昔、コロニーを建造するより以前に、地球人口が飽和状態にあった人類は、火星に移住しようと考えたのじゃ。」
フリット「でも火星に人は住めないでしょ?」
oyz「そうじゃ。テラフォーミング計画、つまりは火星を人の住める環境にする計画じゃ。
火星の地中に内在していることが判明した大量の二酸化炭素を火星を暖めることで流出させ、それによる温室効果で徐々に気温を上昇させることで、火星を人の住める星にしようと考えたのじゃ。」
フリット「そんな事が...?」
oyz「20世紀の科学者達はその最初の手段として、なんだかんだ改良して生まれた特殊な苔(藻類)とそれを食料とするように改良したゴキブリを火星に大量に放ち、
地表を黒く染めることで、太陽光を吸収し暖めることが可能ではないかと考え、実行したのじゃよ。」
フリット「そんな事が本当にあったなんて...!」
oyz「そして随分と長い時を得て、調査隊が火星に向かったのじゃが....火星に向かった調査隊は忽然と消息を絶ってしまったんじゃ。
こうしてテラフォーミング計画は失敗に終わり、人類はコロニー建造計画に移行したのじゃよ。」
フリット「何故火星への移住を辞めたの?」
oyz「リスクが多すぎての。その頃には地球の技術も進歩し、コロニーを建造する方が圧倒的に有利になっておったんじゃな。」
フリット「知らなかった...!」
エミリー「おじいちゃん。もっともらしい事言ってるけど、もちろん“テラフォーマーズ”のパクり設定だよ!知らない人は漫画を調べてみてねっ!」
oyz「いや〜壮大な話になってきおったわい。まさかゴキブリがあんな進化を遂げておるとはのう。」
エミリー「おじいちゃん!とりあえずAGEファンとテラフォーマーズファンに謝っておいてね。」
oyz「ハハハ。」
フリット「笑い事じゃないよ!」
oyz「ところで先の戦いで、AGEシステムが新しいウェアを開発しおったぞ?」
フリット「え?あれだけでもう開発したの?開発早すぎじゃない?」
oyz「そうじゃ。敵の空を飛ぶMS型に対峙する為に開発された支援機じゃ。」
フリット「支援機!?」
oyz「そう、コレがAGE−ファイターじゃ!!」
フリット「AGE−ファイター....!」
oyz「コイツはガンダムAGE−1との組み合わせで、ガンダムの汎用性を極限まで引き出す事が出来るんじゃ!乗って空を飛ぶ事も出来る!」
フリット「空を...!」
oyz「ではAGE−ファイターのパイロットを紹介しよう。ウルフ君、来たまえ。」
ウルフ「お前がガンダムを作ったってヤツか。俺はウルフ。ウルフ・エクアニルだ。宜しく頼むぜ。」
フリット「ウルフさん、宜しくお願いします!」
ウルフ「ところでよお、俺は今不機嫌だ。何でか解るか?」
フリット「いえ。」
ウルフ「フリット、お前、俺がなんとよばれているか知ってるか?」
フリット「わかりません。」
oyz「白い狼?」
ウルフ「そう、つまり白いモビルスーツは俺のモノ。つまり、そこにあるガンダムとやらも、俺のマシンという訳だ。逆に言えば、この白くもないAGE−ファイターってのは、俺のマシンじゃないんだよ!」
フリット「うわ〜めんどくさい事言ってる〜。」
ウルフ「なんで俺が白くもモビルスーツでもない戦闘機に乗らなきゃいけないんだよ!」
oyz「なんとなくスレッガー中尉ポジションっぽいし、ええじゃないかのう。」
ウルフ「い・や・だ!っつってんだろうが!」
oyz「めんどくさいのう。」
一般兵「敵襲ーー!!敵襲だあー!!UEが攻めて来たぞー!!」
フリット「また敵が!?ガンダムで出撃します!」
oyz「おお、頼んだぞ。」
フリット「パワーユニット異常なし、AGEシステム起動!
フリット・アスノ、ガンダム、出ます!」
ウルフ「あーー!!白いモビルスーツはオレが乗るんだよー!!待ちやがれー!!」
フリット「ゴキブリなんて...!一匹残らず駆逐してやる...!」
敵「じ....じょーじ...!」
敵「じょーじ..!」
フリット「何!?この数.....!でも、やるしかないんだ!この!このー!!」
敵「じょーじ!」
敵「じょーじ!」
フリット「倒しても、倒してもどんどん湧いてくる!このおー!!」
ウルフ「おーおー、見てらんないじゃないの。」
フリット「ウルフさん!」
ウルフ「白いモビルスーツじゃないってのは不本意だがな、そう言ってもいられねえ。助けに来てやったぜ!」
フリット「ありがとうございます!」
ウルフ「さあ、フリット!ゴキブリ共を蹴散らしてやろうぜ!」
フリット「はい!」
ウルフ「フリット!乗れ!空中のヤツらを蹴散らす!落ちるんじゃねえぞ!」
フリット「ハイ!」
ウルフ「さあ、覚悟しやがれゴキブリ共ー!!」
フリット「スゴい...!これがAGE−ファイター...!」
ウルフ「違うぜ、フリット。」
フリット「え?」
ウルフ「この機体がすげえんじゃねえ。この俺がすげえのよ。AGE−ファイターの最大の売り……それはこのウルフ・エニアクルがパイロットって事だぜ!」
フリット「えーっと、えーー、はい。」
フリット「倒しきりましたね、ありがとうございましたウルフさん!」
ウルフ「まだだぜ。次に行くぜ。」
フリット「はい、でも何処へ?」
ウルフ「もっと敵が多い場所へ移動するぜ。合体するぞ。」
フリット「合体?」
ウルフ「AGE−アーマーだよ。輸送形態になるぞ。聞いてねえのかよ。」
フリット「すみません...まだ。」
ウルフ「仕方ねえ。教えてやる。機体の補給しつつ移動出来るんだよ。そこの左のレバーを引け。ガンダムが可変すっからよ。」
フリット「え!?そんな機能無かった筈だけど?」
ウルフ「いいからやれっつんだ。可変したな?ヨシ、行くぜ!」
フリット「ハイ!お願いします!」
ウルフ「いたぜ、いたぜ!ゴキブリ共がよ!」
フリット「ウルフさん!あれ!」
ウルフ「MS型か。出やがったな、ゴキブリの親玉が!フリット!ウェアチェンジするぜ!」
フリット「え?」
ウルフ「空中戦だ!俺のスラスターをお前に貸してやる!」
フリット「は、ハイ!」
ウルフ「コレがガンダムAGE−1グラストロだ。」
フリット「行きます!」
ウルフ「しかし、あの敵の機体....動きが他の敵とまるで違う.....。....人間が乗ってる?まさかな。フリット!俺はAGE−ブルで支援するぜ。こういうのはガラじゃないがな、活躍の場を譲ってやるぜ、フリット!」
敵「....。」
フリット「お前たちは一体なんなんだ!火星から何しに来た!?」
敵「....。」
フリット「火星に帰れ!ゴキブリめ!」
敵「.....ボクはゴキブリじゃない...!」
フリット「...言葉!?人の言葉を話した!?」
デシル「ボクの名はデシル....。ボクはゴキブリじゃない!!人間だ!」
フリット「人!?人が!?なんで!?」
デシル「.....お前たちはこんなコロニーで、のうのうと平和に暮らして....!許せない!!全部破壊してやる!!」
フリット「どうして人がコロニーを襲うんだ!?」
デシル「ボク達は火星の人間だ!ゴキブリの蔓延る過酷な火星から来たんだ!ボク達を忘れてのうのうと暮らしてる、オマエ達を許しておけるか!」
フリット「火星に....人が!?」
デシル「そんなの関係ない!お前たちは全員死ぬんだよ。」
ウルフ「フリット!そいつが何者だろうが関係ねえ!!俺たちの敵、ゴキブリの親玉だ!」
デシル「アハハハっ!そんな動きでボクの動きについて来れるかよー!」
フリット「速い!!」
ウルフ「フリット!AGE−1単体でも可変出来る!負けんじゃねえ!」
デシル「ええ!?AGE−2の立場はー!?」
デシル「こんな.....この僕が...!」
フリット「もうやめるんだ!」
デシル「こうなったら...!宇宙要塞アンバットの総攻撃だ...!めちゃくちゃにしてやる...!」
ウルフ「やべえ!!フリット!戻って来い!!こっちも奥の手だ!!合体するぞ!」
フリット「ハイ!ウルフさん!!」
ウルフ「いくぞ!!フルアーマー形態ってやつだ!合体するぞ!」
フリット「ハイ!」
ウルフ「コレがガンダムAGE−1フルグランサ・バーストだ!!」
ウルフ「やるぜ!要塞ごと蹴散らすぜ、フリット!」
フリット「.....。」
ウルフ「ん?どうした?」
フリット「殲滅じゃ....!」
ウルフ「は?」
フリット「ヴェイガンは殲滅じゃー!!!!」
ウルフ「フリットーー!?なんで急にジジイになってるんだよーー!?」
フリット「奴らは我々から多くの大切な者を奪っていったのだ!!ヴェイガンはこの手で殲滅する。一人残らずだ!!」
ウルフ「絶対殲滅ジジイじゃねえかー!!」
フリット「ウルフ、敵は目の前じゃ!ぼやっとするな!」
ウルフ「ああ!?ぼやっとなんかしてるかよ!」
フリット「デシル!お前はなんでユリンを巻き込んだ.....!?」
デシル「........え?」
フリット「ユリンは....こんな戦いに巻き込まれる様な人じゃなかった....!」
デジル「え?ユリンって.....誰...?」
フリット「命は......命はおもちゃじゃないんだぞーーーー!!!」
デジル「ええええー!?いったい何にキレてるんだよおーーー!?うわああーー!!」
フリット「この機に乗じて一気に片をつける!喰らえ!!フルバーストじゃあー!!」
どがーん!!!
デシル「ああ!そんな!!ボクの大群が..!」
フリット「残るは要塞のみじゃ!!」
ウルフ「オイオイオイオイ!?」
フリット「ヴェイガンは殲滅じゃああああーー!!プラズマダイバーミサイルじゃああああー!!!
殲滅じゃあああーーーーっ!!!」
ウルフ「ジジイー!?どっからそのミサイル持ってきたんだよーー!?」
ばっかーん!!!
デシル「ああああーー!?宇宙要塞アンバットがーーー!?壊滅!?ち、ちっくしょう!覚えてろー!」
フリット「 これでまたひとつ、平和に近づいた。私は救世主になれただろうか…?」
ウルフ「さあな。まあ間違いなくジジイにはなったな。」
フリット「作戦完了!帰投するぞ。」
ウルフ「なんだよこの話はよ....。」
こうして、地球と火星の、100年に渡る長い戦いは幕をあげたのだった。
こんな感じで無理矢理話を進めて大丈夫なのだろうか?
oyzの胸には不安の暗雲が立ち込めるのであった...。
三つの運命が 歴史になる___
AGEシリーズ可変開発始めました。(´ω`;)AGE -1からFXまで可変開発してこうと思いますので宜しくお願いします〜。よろしかったら感想お願いしますね。(´ω`;)
コメント
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「じょーじ」に吹いたww
コメントありがとうございます〜!
AGE世界では、火星をテラフォーミングしたんだ〜。て言ったらコレしかないですよね〜wアハハ。(*゚▽゚*)
!?
ということはアセムたちは
ナニと学園ラブコメやって
キオはナニと友達になるんだ!?
ハァハァ…ゴクリ…
コイツは見逃せねぇ…!!
執筆しますよ〜続き!(;´∞`)
AGE−2、3、FXやってエデンやって、AGEのストーリー補完しますよー!
さあ!この後の展開はどうなる!?
自分にもさっぱりわからん!!
はじめまして!ガンプラの出来もさることながら、ストーリーに引き込まれて笑わせて頂きました(笑
毎度毎度どうやってこんなにネタが浮かんでくるんだとww
そして可変のアイデアもいつも素晴らしいと思います✨
コメントありがとうございます〜!
まさか過去に遡って全て閲覧していただけるとは!!Σ(゚Д゚)
ビックリ!そしてお疲れ様でした〜!
ストーリー作り、意外とガンプラ作り並みに時間かかってますうー。(´ω`;)
頭にはこのネタ使おうって思ってもなかなか筆が進まない事が….って!ガンプラの話じゃなくなってるー!?。゚(゚´Д`゚)゚。
閲覧&イイね、ありがとうございます〜!また宜しくお願いします〜!
完成おめでとうございます(о´∀`о)
あのAGE1がまさかの可変機に!
ここからAGE2になったかと思うとワクワクしちゃいますね。
FXまでめっちゃ楽しみにしてます(゜▽゜*)
コメントありがとうございますっ
AGE−1殆どノーマルガンダムだから、どうしようかなぁと思ってましたが、バックパックのチカラを借りて、なんとか可変出来ました。
それだけじゃつまんないので、Gファイターに模して追加パーツ足してったら、かなりの可変バリエーションに…!
この話始めちゃちゃんで、AGEの話あと5話くらい作るかも….しれない…です。
ちょ!自分の推しのラーガンさんが酷い扱いに(´;Д;`)
天才のフリットと凄腕のウルフに挟まれて劣等感を味わいながら強くなると予想してたのに最後まで何事なく過ごしてましたねw
Gアーマー+フルアーマーコンセプトのAGE-1。こいつはご機嫌にかっけぇですね😆👍
歴代ガンダムを踏襲してるのにGアーマー無かったからこれで胸のつっかえが取れました!マジありがとうです😭
AGE−1フルグランサってFAガンダムのリスペクトなのかー。
……Gファイターは!?!?
ってなったんで作ってみました。
コレで納得っ!
「動いたのはみんなの心です。」って言ってた時のドヤ顔のラーガンさん載せといたんで許してねっ!
安心と信頼の壮大なストーリー楽しませて頂きました!!可変機を実現させる素晴らしい技術力にいつも感動させてもらってます(*´ω`*)
コメントありがとうございます
安心と信頼のブランド、oyz商店でございます。ストーリー構築に定評がございま….(´ω`;)
今回もなかなか面白い可変機構が出来たかなーって思います〜w
いつもの壮大な(?)ストーリーありがとうございますwww
それはそうと可変機に作りかえる技術、とても羨ましいです!
これからのAGEも楽しみにしています!
コメントありがとうございます〜
壮大なストーリーw
フリット編を無理矢理詰め込んでしまいました〜。(´ω`;)
今回はガンダムAGE−1自体は比較的シンプルな可変機構だったので、AGE−ファイター組み合わせでボリューミーにしてみました〜!
AGEストーリー勉強中ですっ!
続き楽しみにしててくださいねー!
写真よりも文字に釘付けになってしまいました(*´﹀`*)
いつか短編小説の本にしてください(,,>ლ< ,,)ww∗˚ 買います😆✨
コメントありがとうございます〜!
ストーリーにチカラが入りすぎて、ガンプラに目がいかない本末転倒なヤツですうー。
本になったら….イイなあ。(´ω`⚫︎
色んなネタ転用しすぎてるんで、売れないなあー。(;´∞`)
フォース“GUNSTARDOM”可変開発室 室長。
可変機が大好き!作品毎にストーリーを書きます。最近小説みたいになってガンプラの写真が挿絵の様になってます。
嫁がガンプラアンチでナイショで深夜のみで制作。なので塗装は筆です。(´・ω・`)
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どーも、こんにちは!可変開発室のoyzです! 今回は、“可変…
可変検証試作型サザビー
宇宙世紀0093年。シャア・アズナブルは新生ネオ・ジオン軍を…
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