【GBNW】12：HGBC バリスティックウェポンズ

第１２改「飛べよファンネル」

飛べよ、ファンネル！･･･そう言って飛ばしたら、あさっての方向に飛んでった。

あたしがこのGBN内で武装のデバッグテストをするにあたり、最も苦手とするものがある。
それが、ビットやファンネルと言った遠隔操作兵器。GBN内では、ガンプラの完成度が一定以上（６要素で数値化はされてるんだけれどどこからかは明言なしね、ゲーマスの秘密）になると使用できるのよね。
この「縛り」もあって素組みとかだと使えないことになるけれど･･･それでも飛ばしたい人、いるじゃない？初心者用に構築された簡易ファンネル、それがこの武装なんだけれど。
ちなみにスペルは「BALLISTIC」･･･「BARI」じゃ無いわよ。

バグか、と思えるくらいに飛んでいかないファンネル。敵にロックオンする前に敵に直接ぶつかってしまうファンネル･･･それはファンネルミサイルか。
今のフォース・「アルケミスト」はぼっち、だから･･･最初のうちはゲーマスにも確認を取ってたんだけれど、のちのち「それはただの･･･アルザスの技量不足だ（ゲーマスの声で）」と言われるに至り。
仕方なく、ビームトマホークとかGNバスターキャノンとかのテストをするあたしなのでした。

いやぁ、ほんと･･･クジョウって、凄いわ。

（小説パートの補足）
・「ガンプラの完成度」の数値化については「HGBD　ガンダムダブルオーダイバーエース」の説明書から。

【武装データ】

キット種別：ＨＧＢＣ（ハイグレードビルドカスタム）
発売：2017年10月
価格：600円（税抜き）

関連ガンプラ：HGORIGIN シャア専用ザクII（トマホーク・ファンネルとの組み合わせで「ビルドファイターズバトローグ」登場のバリスティックザクを再現可能）
HGBF リバーシブルガンダム（GNバスターキャノン（商品上表記はバズーカ）構成パーツなどが付属）

今回は解説のためランナーも。すべてＫＰＳ。
左（E２ランナー）が本キットの新規パーツ。大半はバリスティックザクの再現パーツとなります。
右（E１ランナー）は「バトローグ」１話で戦ったリバーシブルガンダムのパーツとなります。このE２ランナーにE１ランナーのパーツを組み付けることで追加武装が完成･･･と言う趣。
このため、E２ランナー部分の武装はどちらかというと「ガンダム00」感の強いものになっています。

ビルドカスタムの中でも「名に偽りのある」キットというのはいくつかあるのですが･･･本キットはまさにそれなのだと思います。
*「ジオン系MSにぴったり」*というコピーはばっさり捨てておきましょう。

セット内容。

・Wビームトマホーク
・ファンネル（本体・展開状態ファンネル×３）
・ライフル（GNハンドガン）
・バズーカ（GNバスターキャノン構成パーツ）
・ファンネル懸架用ジョイント
・バズーカ懸架用ジョイント

セット内容。さらに分けるとこんな感じとなります。
各部の分解については下記。この分解機構のため、想像以上に「楽しめる」キットです。

Wビームトマホーク：
ビームの刃を発生させる大型格闘兵器。
柄は半分に折りたたんで懸架可能。
ファンネル：
サザビーなどが使用した円筒型の誘導兵器。

勇者パースをやらせたくなるトマホーク。HGIBA（鉄血オプションシリーズ）にはいくつか採用されていたものの、HGBCでは少ない長斧型武装です。
刃部分は取り外し可能。柄は２段階調節可能、さらに折りたたんでファンネル懸架ジョイントで推奨キットのHGORIGINザク系に取り付け可能。
ファンネルはそのままでは推奨キットにのみ取り付け可能、懸架ジョイントでようやく３ミリ軸を持ちます･･･が、推奨キットあわせなのか若干かみ合わせが悪いみたいなのと取り外すときに奥まっているので注意。
なお懸架ジョイントのファンネルへの利用ですが、なぜか取扱説明書に記載はありません。

さらに、各柄の先には互換性があり、バスターキャノンから取り外したクロー、バスターキャノン後部パーツである展開式ランスを取り付け可能。
GNパルチザンっぽい遊びも可能です。

ファンネルはポッドと一体化したファンネルが２パーツ構成なので若干見栄えが悪いかな。
展開状態のファンネルは別パーツで、小説パートの写真のように３ミリ穴を後ろに持っています。
※*なお小説パートの写真はイメージです*

GNハンドガン（ライフル）：
リバーシブルガンダムが持つハンドガン。速射性に優れる。

こちらはリバーシブルそのまま･･･ですが、単純な手持ち武装になっています。
ＧＮバスターキャノン（バズーカ）はクローを外せば折りたたみも可能。

GNバスターキャノン（バズーカ）：
リバーシブルガンダムのGNバスターキャノンを、他ＭＳにも装備できるようにレイアウトの見直しなどを行ったもの。
バズーカには見えない。むしろＧＮバズーカにも見えない。

特に一年戦争系のジオン系ＭＳがこんなにおしゃれなバズーカを使うはずはない。
ＨＧＢＣの中でも特異な構造を持ち、「リバーシブルガンダムのＧＮバスターキャノン+ＧＮバトルシールドのクラビカルアンテナ+クロー+本ＨＧＢＣのバズーカ基部パーツ+ランス中間パーツ」という非常に複雑な構成となっています。
バスターキャノンから別武器が出来ている、という感じです。
ランス中間パーツとクラビカルアンテナは展開式ランスを構成。いつか解説するイースタンウェポンズ付属ランスよりも遊び甲斐があります。

中央に手持ち軸が来ないため、懸架は本ＨＧＢＣ専用のクランク型ジョイントで行います（バスターキャノン部分の３ミリ穴で接続）。
バズーカ軸とジョイントを両手持ちで普通に撃たせます。

基部パーツの後部の本来展開式ランス先端を接続する部分、同中間部の本来クローを接続する部分もトマホークと同じ接続様式を採用（ＨＧＣＥフリーダムのビームサーベル接続部のような感じです）。
このため、本来の用途を越えた武装を自在に作成できるあたりは流石メイジンとアランさんです。