HGUC No.81 MSM-10 ゾック

HGUC ゾックを成型色仕上げ＋αで作ってみました。ほぼPGな(笑)HGUCのゾックですがプロポーション、ディテール、色分け共に完璧でこれ以上ないカッコいい人気のあるスーパーキットだと思います(人気があるのか2021年12月現在、某通販サイトではMGのジオ並みの値段でした)。ただスーパーキットではありますが・・・意外と合わせ目があり特に肩の部分は挟み込みに挟み込みで処理が大変で難しいと思います。ゾックもカトキハジメ氏のリファインが無く、自分は是非是非見たかったので・・・なら自分で作るしかないので大きい機体特有の長い合わせ目消しを頑張りながら自分が出来る最善のゾックを目指します。

塗装箇所とカラーレシピ

メガ粒子砲内部、装甲裏、各部凹部等→(クレオス)ニュートラルグレー

最後に(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。

デカールはベルテクスのコーションやHGシナンジュ用、ジャブロー攻略作戦 水陸両用MSセット付属のゾック用などを使いカトキ風にしました。前後対称なので前後左右全く同じ位置にデカールを貼るのは初めての経験で4枚づつ同じ柄のデカールを確保しながら進めました。

アッガイと同じく内部フレームがある為に大変ずっしりした重さがあり作り応えがあります。薄いペット素材を使いました透明のモノアイガードは目盛りが書いてあるのでリアリティがあり、そのおかげで大変完成度の高いガンプラになっています。

ほぼ完璧に色分けされているので部分塗装したのは装甲裏や凹部のグレーだけで楽でしたが肩や腕の合わせ目は挟み込みの上に挟み込みなので段落ちモールドにしたり接着して合わせ目を消したりと箇所によって処理方法を変え、消えきらない所は白のラインデカールを貼って誤魔化して目立たない様にしています。おかげで多少は間延びしてないのですが・・・面が広い箇所が多く少しスジ彫り入れても良かったと感じました。

下半身は殆ど可動しない上に足が大変短いので人間なら不格好過ぎな筈なのですが・・・威圧感があってカッコ良く独特の存在感があります。 水陸両用MSセット付属のゾック用デカールは形式番号などがあり当然使うのですがコーションの方は赤や黒が殆どで白でデカールは統一したかったので殆ど使わなかったです。ゾック用デカールも凡庸性はあり他の機体でも使えそうなので少しずつ別も機体で使っています。

最後は説明書と。

ゾックは殆ど色分けされていてグレー以外は塗装しないというのは初めてでしたが機体が大きいだけにデカール貼りや合わせ目消しに時間が掛かり、良い経験が出来ました。ズゴックやゴックに比べますと一番カトキ風になったと自己満足しており、時間を掛けて作った甲斐があったと思います。このゾックも成型色が大変素晴らしく、墨入れだけしてGXスーパースムースクリアーを吹いてつや消しにすれば・・・目につくコレクションのお気に入りになるのは間違いなしです(笑)。完成度が高いゾックも人気が凄いので再版されても手に入れ難いのが今の状況ですが万が一見かけましたら、すぐに購入して作る事をお勧めします・・・箱が大きい割にはすぐに完成するしクリアーパーツのおかげで誰でもカッコいいゾックが見れますから。

ご覧して頂きありがとうございました。