HGUC No.70 MS-14S シャア専用ゲルググ

HGUC No.70 MS-14S シャア専用ゲルググを部分塗装＋αで作ってみました。シャア専用ゲルググは昔は先行量産型という設定で25機のうちシャア以外は全てジョニー・ライデンのいるキマイラ隊に送られたと昔のMGの説明書に書いてあった記憶がありますがガトーのゲルググも先行量産型という説があり、こういう事は歴史の謎みたいで面白いと思います。ただ量産型ゲルググのレビューの時も記載したのですが、めぐりあい宇宙でのシャア専用ゲルググはガンダムとある程度は互角に戦えるのですが腕を切られたり、テキサスでは撤退したりとやられ役のイメージで「派手な色なのに・・・」と当時は思っていました(笑)。それども設定上ではガンダム並みの性能を持つゲルググは第二次世界大戦時の日本陸軍機である四式戦みたいなイメージがあり、自分はザクやドムより好きなので今回も旧MGのオマージュを入れながら新鋭機のイメージで丁寧にデカールを貼る事にしました。

メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。

デカールはガンダムデカールのHGのシナンジュ用とRGのシャア専用ザク用、HGUC 汎用-ジオンMS用(4)などを満遍なく貼り、カトキ風にしました。特にHGのシナンジュ用やRGのシャア専用ザク用のデカールはシャアのマーキングや機体番号などが入っていて今回も重宝致しました。モノアイは定番のクリアー化で裏にラビーを貼っています。

前に量産型ゲルググを作っているのでコーションのデカールの位置はほぼ同じにしました。ただシャアのマーキングは相当余っていたので自己主張の強いシャアは自分のパーソナルマークは沢山貼ると思い(笑)、何か所も貼っています

初期のMGに比べますとHGUCのシャア専用機の成型色はかなり良くなっていて、つや消し吹けば玩具っぽさも消えると思います。最初のシャア専用ゲルググやズゴックも同じ色の成型色で合わせ目消しましても比較的に白化せず見栄え良く仕上げられたと思いました。合わせ目消す作業は大っ嫌いなので(笑)、鎖骨の部分や足なんかはダンモを使い段落ちモールドにしています。

HGUCのシャア専用ゲルググも成型色が大変素晴らしく、自分には調色出来ない色加減でつや消し吹くと更に質感が増しました。ツイッターでは上や下、真正面からの美学というハッシュタグが流行っていて、大抵自分もそのアングルから全て撮っているのでそのハッシュタグに便乗しています。特にゲルググは下から見ると迫力があり強そうに見えて良い感じでした。

最後は説明書と。

HGUCのゲルググが出た時はMGの2.0がまだ発売されてなく、これが決定版的なゲルググでした。マリーネやイェーガーより後に出ましたから肩のスイングやアクションベース対応など、今のHGUCとそうは変わらないフォーマットで作りやすくて人気があり、今の時期ですと中々店頭では見れないと思います。お共にHGUCのシナンジュ用やHGUC汎用ジオンMS用(4)などのデカールを貼れば更に完成度が上がり、スムースクリアーを吹いてつや消しにすればエモい作品になる事間違いなしです！(笑)。シャア専用ゲルググは成型色も良くてディテールも適度にありますから、即買いをお勧めします・・・RGでゲルググはアナウンスされないのですが、いつかはRG基準のディテール満載のゲルググも見てみたいです。