アドヴァンスド・デルタカイ＆MSハンガーver.アーティファクト

機体名:アドヴァンスド・デルタカイ

型式番号:MSN-001X［A］

武装:バルカン×2、ビームサーベル×4、メガスマートライフル×1、ビームガン×2、ビームカノン×4、試作型ビームランチャー×1、ハイメガキャノン×1、プロトフィンファンネル×2、リフレクターインコム×2、シールド×1

特殊兵装:ナイトロシステム＋、Iフィールドビームバリア

概要:模擬戦の途中レイヴン隊に強奪されたガンダムデルタカイは特殊装備の技術実証が不十分であった。地球連邦軍とアナハイムは急遽同等の機体をデルタカイの予備パーツと現存の部品で再現不可能な箇所をEX-Sガンダムの予備パーツで応急処置的に製造した。同じZ計画のアナハイム製ガンダムだったためか互換性が高く予想に反してベース機よりも性能が高くなった。大きな特徴としてはバックパックが換装可能であり本機には3つの専用バックパックが用意された。任務や状況により様々な形態で対応できる。ベース機には地上用の兵装も存在したが本機は完全に宙域戦闘用の兵装のみである。そのため武装もほとんどがビーム兵器で構成されておりベース機以上の攻撃性を持つ機体となっている。EX-Sガンダムと共通のパーツを多く使用しているためIフィールドビームバリアやリフレクターインコムも使用可能。膝アーマー裏にビームサーベルも備えておりシールドの物と合わせると4本のビームサーベルを備えている。

ナイトロシステムのデータは元のベース機で十分得られていたため、研究所は強化人間をさらに強化するシステムとして新たに「ナイトロシステム＋」を開発しこれをアドヴァンスド・デルタカイに搭載した。そのため完全に強化人間専用機として完成した。

ナイトロシステム＋:一般兵にニュータイプ並みの戦闘力を与えるのがナイトロシステムであったが、ナイトロシステム＋は強化人間をさらに強化してニュータイプを超える戦闘力を与えるために開発されたシステム。もし一般兵が搭乗してシステムを起動した場合精神が崩壊し確実に死に至る。非常に危険で非人道的なシステムである。

パイロット:キム・カーリン

元ピョンヤン・ニュータイプ研究所の強化人間。宇宙世紀0072年8月3日生まれ。22歳。グリプス戦役後U.C.0094年まで地球連邦軍に幽閉されていた。戦闘能力はあまり高くないが精神が比較的安定しているのと強化人間としては長期生存している貴重なサンプルだったためアドヴァンスド・デルタカイのパイロットとして選ばれた。

ノーマル形態。この形態でもMSとしては十分な戦闘力を持つが実験機としてこの形態で出撃することはない。

第1兵装。ウイングバインダーにプロトフィンファンネルを装備した形態。ベース機のデルタカイに最も近い形態である。ウェーブライダーへの変形も可能で3つの兵装の中では攻守のバランスがとれているが、サイコミュ兵器を搭載しているため制御が難しい。プロトフィンファンネルはベース機の物に比べて小型化しており再充電のエネルギー効率と機動性に優れる。

プロトフィンファンネルはマウントした状態でもビームを撃つことができる。推進器としても機能する。

第2兵装。ユニバーサルブースターポッドを備えた高機動形態。3つの兵装の中では最も運動性に優れる。GP計画のフルバーニアンの物をアドヴァンスド・デルタカイの仕様に調整した装備。使用頻度が高くパイロットの負担も少ない。

バックパック中央の三角形のスラスターはナイトロ＋が起動した際に強化されたパイロットの反応速度に対応するためのオーバードブーストであり限界を超えた運動性能を発揮する。

第3兵装。3つの兵装の中では攻撃力と推進力に優れる。ブースター・ユニットを2基装備しており、ノーマル形態に比べて全備重量は8割増しになる一方で総推力は11倍になる。そのためパイロットへの肉体的な負担はかなり高く強化人間でやっとまともに運用することができる。第2兵装のような小回りは効かないため拠点攻撃用の装備となっている。

EX-Sガンダムと同等の装備であり互換性が高い。EX-Sガンダムで言うところのGクルーザー形態に変形可能であり変形形態の方がより拠点攻撃能力は上である。

第1兵装フル装備形態。右腕に装備しているメガスマートライフルはビームスマートガンとロングメガバスターのデータを元に取り回しの良さと継戦能力を重視した性能になっている。シールドにはハイメガキャノンとビームサーベル、ビームガンが装備されておりベース機ではシールドに様々な装備が換装可能になっていたが、本機のシールドはハイメガキャノンが固定装備となっている。出力はZZの物と比べて60％ほどであるが連射が可能。ちなみにシールドとは名ばかりで防御能力は皆無に等しい。

第2兵装フル装備形態。試作型ビームランチャーは本機の装備の中でも総合的な火力に優れており、カートリッジ式を採用しているため機体への負担も少ない。第2兵装との相性も良く戦闘データの成績も良好であった。

第3兵装フル装備形態。この形態はGクルーザーの変形の際にシールドが不要になるため左腕にはなにも装備されていない。シールド未装備のこの状態でも3形態の中で一番重量が重いのでシールドを装備すると重量過多になるため装備は現実的ではない。

MSハンガーです。某100均アイテムを半分に切って幅を詰めてアーティファクトサイズにしています。下の真ん中にはロゴを付けてそれらしく😁ダボ穴等に武器類も引っ掛けられるので格納庫っぽく飾ることができました！

アーティファクトでここまで付属品を作ったのは初めてかも？お気に入りはビームランチャーとブースターポッドですかね🤔✨プロトフィンファンネルは一応取り外せるようにしてみました。

パイロットのキム・カーリンは名前と写真だけZガンダムに登場しています。名前と写真だけなので強さとかは謎ですが生きていればUC0094の時点で22歳くらいのはず…😅なんとなく掘り下げてみたくなってアドヴァンスド・デルタカイのパイロットになってもらいました！

今回は換装とかMSハンガーとかデルタカイみたいに実験的な試みが多かったけど、作業自体はとても楽しめました。次のアーティファクトネタは決まってないけど第4弾までにはあと一つくらいは作りたいかな💡最後までご覧いただきありがとうございました<(_ _)>

ちなみに小ネタとしてシールドのハイメガキャノンは前後にスイングできます！変形する際にハイメガキャノンは機体の下面にくるので飛びながらハイメガキャノンで地上にいる敵をなぎ払える感じになりそう🙀笑