【GBNW】22：ダイバーエースユニット（SDCS版）

第２２改「GBNLives:GBNとSDガンダム」

SDガンダム。それは、小さくて自由な可能性の塊だ。

あたし、アルザス・リースリング。フォース「アルケミスト」のぼっちリーダーよ。
･･･いやぁ、今年は特に「事件」ばかりの年だったわね。現実世界もそう？･･･もちろん、GBNよ。
ゲーマス（ゲームマスター）のリアル友人として、ここまで振り回された一年はなかったわ。やれ「ブレイクデカール」だやれ「ELダイバー」だ･･･
ま、でも最終的にGBNは崩壊を免れ、今日もGBNは平和です。「ELダイバー」・サラちゃんは「モビルドール」という身体を得て現実世界とGBN世界双方に存在することが出来ました。めでたしめでたし･･･

その「モビルドール」を生み出す可能性を信じ、GBNの「未来」を作ったダイバーがいたの。
リク。フォース・「ビルドダイバーズ」のリーダー（サラちゃんも同フォースに所属）。彼の活躍は、今年のGBN最大のニュースとして語り継がれることでしょう･･･
･･･なんだかSDでその使用ガンプラを「再現」しているダイバーもいるらしいわよ。

GBN内でのSDガンダムは弱い？･･･いやいや、そんなことはないわ。
確かに、一部ルールを除いて現実のサイズ通りに動くGBN内では、1/144に1/250で勝負を挑むようなもの。関節強度は普通のガンプラには若干劣っちゃうし、武装のリーチや威力はそれなりの計算しか出ないわ。
でも、エネルギーはスケールに関係なく共通で100割り当てられているんだし、小柄な身体を活かした小回り、機動性は他のどのMSにも出せないもの。
武者とか騎士とかだとモードチェンジや必殺技（GBN内のシステム上の「必殺技」で再現するダイバーもいるわね）、不思議な力を使ったりするのもいて（こちらの使用は完成度によります）･･･世界観は未だに広がっているのよね。
ま、とにかく「自由」だってこと。子供や女性、「世代」に熱狂的ファンがいるのも頷けるわ。

あたし？「世代」じゃないけれど、時々会うわよ。「SDガンダム使い」。
現実世界はどうだか知らないけれど（仮想空間ゲームである以上対象年齢ってものはある！）、子供ダイバーが多いってのもあって･･･
･･･喜んでくれるかな。運営側からのクリスマスプレゼント。あたしもゲーマスの負担を少しでも軽くするため、それに参加予定です。

（小説パートの補足）
・今回は定例外更新の番外編のためいつもと趣向を変えて。
本連載のメインはHGBC、HGIBA、その他カスタムガンプラですが、それに含まれない流れの回は「GBNLives」編としてGBN内におけるあんなことやこんなことを筆者解釈で紹介するコーナーとなる予定。
・ただしデータやセット内容については普段の連載あわせです。
・時間軸としては現在連載中のIBA編です。次回からのクリスマス編を待て。

・･･･ところでゲーマス（年末今回と同方式で更新予定）、「何」に分類すればいいのだろう。
ダイバールックにしては換装するし自ら前線に参戦するし。ひょっとしてMS並に戦えたりするのかな。

【ガンプラデータ】

キット種別：SDCS（SDガンダム　クロスシルエット）
発売：2018年10月
価格：1000円（税抜き）

関連ガンプラ：HGBD　ガンダムダブルオーダイバーエース（リアルガンプラの元キット）
SDCS　クロスシルエットフレーム（ホワイト）（等身を変えるために必要）

今回はいつもと趣向を変えた「GBNW」です。
先に、SDCSダブルオーダイバーエースの簡単なレビューはこちらをどうぞ。
また、オリジナルのダイバーエースユニットについては第８改参照。

･･･今回のダイバーエースは、次回更新のガンダムGPー羅刹と合わせるための購入でした。しかしいざ組んでみると、とあるパーツに互換性があった･･･ということで今回の定例外更新です。
本当はドードーを進化させたかったのですが羅刹に夢中で時間が無く。今年中にはどうにかなるかな。

SDCSを触られた方はご存じの通り、SDCSのフレームには背中にAGP２穴が存在します。
ガンダムや今回のダブルオーダイバーエースはこのAGP穴をフルに使える構成になっており、一部HGガンプラのバックパックを移植してカスタマイズを楽しめます。
「その逆もしかり」なのです。

今回紹介分のセット内容。もちろん単体では販売されていません。

・ダイバーエースユニット一式（バックパック、GNダイバーソード×２、エース用GNドライヴパーツ）
・ガンダムダブルオーダイバーのバックパック

スーパーGNソードIIは無改造では使用不可だったので（軸が太く持たせられない）、膝アーマーはスリットでかぶせる方式でHGと互換性がないので外しました。

バックパックユニット：
様々なガンダム作品のバックパックを参考に生み出された新型バックパック。
フィンはHG版と同様の機構で展開可能。

･･･SDのため小さいですが、機構は中央部の可動を除いてHG版と一緒です。
接続はもちろんAGP２穴。ダブルオーダイバーの背中にはHGでも無改造で装備可能。オリジナルよりも小さなバックパックとして機能します。

ＧＮダイバーソード：
ダイバーエースでのメイン武装。ＧＮコンデンサーを組み込んだ大型剣。
SDのため色分けは簡略化。

HG版（右）と比べ、ナイフのように小さくなったダイバーソード。
SDCSに対応するため少し軸は太いですが持たせることは可能。HGにフィットさせたいならヤスリで削りましょう。

もちろん逆･･･SDCSにHG版ソードはばっちり行けます。

GNドライヴパーツ：
ダイバーエースへの改修に伴い、ＧＮドライヴは小型化された。
･･･が、ここは枠にとらわれず「自由」に楽しもう。

ダイバーソードの接続機構はHG版から変更されており、GNドライヴパーツへの直接取り付けになっています（ドライヴの穴に３点でくくりつける）。
ドライヴパーツはHG版と同じく３ミリ軸です。
このため、HG版ではできないカスタマイズも可能になりました。ドライヴパーツをダイバーソードの「接続ジョイント」に転用できるということ。

バックパック：
ダブルオーダイバーがベースキットとなっているGNネイキッドにとっては「同じバックパックが二重に装備されている」事になるのだが･･･

通常のバックパックも装備可能。バックパック接続部の可動はHGには劣りますが、雰囲気は十分。HGでは他キットに取り付けられないダイバーのバックパックを他のガンプラにも取り付けできます。
ドライヴのコーンパーツの軸は取りやすいように設計されており軸が長めです。気になる方は切りましょう。

なお、HGにフィットさせたい場合はバックパック側の軸を切り取ってあげましょう。
キットによっては底部の出っ張りも。

今回紹介分をフル装備するとむやみやたらに格好良く見えます。
オリジナルのダイバーエースユニットと違い横に広く、本来のGNドライヴパーツを取り戻しているからでしょうか。
なお、スーパーGNソードII刀身のドライヴパーツ接続はオミットされています。

これに限らず、SDCSはHGとの親和性の高さも特徴となっています。
HGからSDCSに、SDCSからSDに。「自由」な発想で楽しむと吉。

【フォース・「アルケミスト」からのクリスマスプレゼントのお知らせ】

･･･ここで告知です。
次回からのクリスマス編、および「GBNW」をご覧の皆様へ今年一年の感謝を込めて、来週中に秋葉原工作室さんの方にこれまで「GBNW」で紹介した武装の一部をジャンクパーツとして寄付する予定です。
当たり前ですが一人では使い切れない量を購入していますから。もちろん今後の「アルザスの新ガンプラ」に使用したいものや今後の回で比較用に残したい物などは除かせて頂きますが･･･

具体的な内訳は次回の定例更新、GP-羅刹の末尾に。