「GBNWeapons」ができるまで

ここからは「ＧＢＮＷ」の経緯とか反省文とかのまとめになります。
過去の「ＧＢＮＷ」関連記事で既に言っている部分もあります、ご了承ください。
ちなみに･･･写真は１枚目・アルザスのガンプラ、２枚目・フォース「ジャスティスファイト」、３枚目・アルザスの関係者とフォース「アルケミスト」、４枚目・フォース「ウイングス・オブ・ワーズ」、５枚目・フォース「メメント・モリ」、６枚目・「完結編」のモンスーツ達となります。

始まりは、「ガンプラビギナーズガイド」なんてものをやっていた2018年、ＧＵＮＳＴＡのサーバーダウンと新生（現行）ＧＵＮＳＴＡのスタートからでした。

「何か役立つことをしたい」。
昔から自分のガンプラ製作はこんな感じでした。ＭＳＴの副管理をしていた頃は新機体の画像のためにガンプラを作ったり、トライエイジWiki管理人をしていた頃はやっぱり参戦してくる機体を紹介するためにガンプラを作ったり。周りが凄すぎて（今もなのですが）自信が無かったのです。
「ビギナーズガイド」もその一環でした。
そして「ＧＢＮＷ」も。のちのちまで見せても恥ずかしくないもの（連載当初は何度も何度も再版されることを想定していた）、散逸している情報を本サイトに集約できれば･･･と言うところで。
連載をブログ連載ではなくＧＵＮＳＴＡにしたのも、多くの人に見てもらいたい思いだったと思います。

連載に当たって、ＧＮネイキッド･･･それを紹介するための機体が作られました。
アルザスの設定は実際にＧＢＮにいても違和感のないものにし（だから意外と初期に「ビルドダイバーズ」のＥＬダイバー事件が起こって振り回されることに）、彼女が出会った事象（要はＨＧＢＣレビュー）はかつての「電撃ホビーマガジン」の公式外伝「アストレイＢ」のように、時系列をばらばらにして行うことにしました。
（余談だけど･･･「アストレイＢ」、雑誌連載時（つまりＴＶ「ＳＥＥＤ」放映時）にもう「戦争が終わった後」の話とかしていたりもしてあれはあれで好きです）

かつて、ポケプラを全種購入したことがありました（現在も継続中）が･･･それよりも中古に流れる数がはるかに多く、スタートの数年後転売その他によって混沌としていったガンプラ界で全ＨＧＢＣ（その他武装キット）を揃えることができたのは本当にタイミングが良かったというか･･･
ポケプラと同様、「これが全種できる限りの安値で集められる最後の機会だった」と言うほかありません。
もちろん当初は全部集めることを想定していなかったので、あのようなばらばらの時系列になっていったのですが･･･
模型店や中古ショップを回るのは、今でも自分の楽しみです。
昨今の様々な要因で市場に出回るプラモが限定され、その楽しみが奪われてしまったのはちょっと残念でなりません。

連載が続くとＨＧＢＣのストックも少なくなり、次第に週刊連載（無印はほぼ週刊だったんだよ）で出すための改造ガンプラが表に出るようになります。
まだ当時はそれをできた時代でもありました（「ビルドダイバーズ」熱も大きかった）。
続編の「GBNW:EX」では待望の「ダイバーズ」続編「Re:RISE」に合わせるように物語を展開。
その中心となっていくのは、ＨＧＢＣなどなどではなく既に改造ガンプラでした。
本連載は、自分にガンプラをカスタマイズする楽しさを教えてくれたのかも知れません。
･･･「Re:RISE」本編と連動させたことで、コロナ禍もあって色々と大変なことになったんですけどね（それについては「総集編」に既に書きました）。
「ラストミッション」に移行させたのも、コロナ禍の中皆を楽しませたいと言う思いあってのことだったと記憶しています。

「ＥＸ」で一度定期的には終わらせる予定だった「ＧＢＮＷ」は、甥が持ってきてくれたＨＧダブルオーダイバーを見て再び動き出します。
「GBNW:NEXus」の始まりです。
既に武装キットを連載できるような状況にはなく、連載は物語と改造ガンプラが中心となり･･･
次第に、自分の想像力に製作ペースが追いつかなくなっていったのがこの頃でした･･･
あまりにも次の機体を考えるのが早すぎて、製作したいものばかりが延々と溜まっていくような状態に陥り（実は今もしてる）、一度は打ち切りという形を取らせてこのままフェードアウトしてしまおうかとも･･･
･･･散発的に戻ってきたりはしましたが、既にこの時点でほとんどの武装キットのレビューは終えていたこと（ＨＧＢＣは終了）や市場の状況などもあり、ガンプラへのモチベーションがない時期が続きました。
塗装に次第に難儀するようになり（昔のラッカーと今のラッカーって明らかに濃度違う気がする）、プラモデル自体へのモチベーションが落ちていた時期もありました･･･

･･･で、「完結編」です。
自分がかつて作ったゲーム「さかな＆ピザッス」。そして、多くのものを許容するＧＢＮ。それを一つにした作品。
「当時は打ち切ってしまったから最後くらいは楽しくやろう」と思って取り組んだのですが･･･時間がかかりすぎて他のこと全てを犠牲にしたわりに出来はそれなりだったり小説パートの方の評価がよろしくなかったり･･･
今でも「自分は何をやろうとしていたんだ」と我に返ることも多く、結果的には失敗感のある終わり方になってしまったのはちょっと残念･･･
･･･とはいえ、ＧＵＮＳＴＡとはよりを戻し、アドベントカレンダーの方も執筆させていただきました。ありがとうございました。

今後は、かつて自分が楽しんだＳＤ方面の製作を重視したいと思います。
「放課後ガンプラグリモワール」の連載方式は「GBNW:NEXus」とほぼ変わらないミニ小説パート+ガンプラ製作となります。
他のことは、頭数が出揃うまで内緒です（決まってないとも言うしやりきれるかどうかの不安も未だある）。
今までは「何か役立つことをしたい」という向きで製作していた感のある自分のガンプラ製作ですが、「自分が楽しみたい」という向きに変えて行けたらと思います。

･･･いつかまた、ＧＵＮＳＴＡで。ありがとうございました。

･･･と言うことを本来はブログで書きたかったのですが上記の理由で出し渋っていたところにちょうどよく手に入ったのが次元ビルドナックルズだったのです･･･
･･･やっぱり武装ってフシギダネ。