HGUC No.154 MS-06R-1A シン・マツナガ専用ザクです。
HGUC シン・マツナガ専用ザクを成型色仕上げ+αで作ってみました。MSVではジョニー・ライデンと並び代表するエースパイロットであるシン・マツナガ。MS撃墜数141機、艦船撃墜数6隻でジオン公国軍第5位であり、一等兵で入隊しルウム戦役で戦艦1隻、巡洋艦5隻という戦果を挙げ、戦場任官の2階級特進で中尉に昇進するという設定は第二次世界大戦のドイツ空軍のエースパイロットみたいで説得力があります。彼が主役であります漫画の虹霓のシン・マツナガではドズル・ザビの幼なじみで戦場に出る際には護衛に就く設定はMSVからありましたがとある少女の後見人になるとかドズルの妻のゼナが気になるそぶりを見せたり、ドズルを戦死させた逆恨みで側室だったハマーンの姉にMAで襲われたり、反逆者扱いされてキマイラ隊と戦闘になってジョニーライデンに拘束されたりとかなり波乱万丈な人生だなと思ってしまいます(虹霓のシン・マツナガはムーンガンダムを描いてます虎哉孝征先生が描いていて、様々なエースパイロット達も出てきますから面白いです)。ジョニー・ライデン専用ザクを作った時から「隣にシン・マツナガのも・・・」とずっと思っていたので地味な色合いながらもエースパイロットらしい貫禄のあるマーキングを目指し、手を入れていきます。
塗装箇所とカラーレシピ
武器、腕、シールド裏等グレー→(クレオス)新ガンダムカラーMSグレージオン系
各部バーニア外部→(ガイア)フレームメタリック(2)
各部バーニア内部、バックパックのレッド部→(クレオス)GXメタルレッド
バックパック等のダークグレー→(タミヤ)エナメル・ジャーマングレー
ヒートホーク本体→(クレオス)新ガンダムカラーMSパープル
ヒートホーク刃部→(ガイア)ブレードシルバー
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはRG 1/144 MS-06R 汎用1のマツナガ専用のを中心にMSV汎用1、HGシナンジュ、余っている黒系の市販のコーションデカールを満遍なく貼っています。ジョニーライデン専用の時と同じくジオノグラフィーのよりは派手目にしました。モノアイとバズーカとザクマシンガンのセンサー部は定番のクリアー化で裏にラビーを貼っています。
シン・マツナガ専用ザクを当時は1/144ではキット化されていなく、1/100は買ったのですが作りませんでした(逆に黒い三連星の高機動型ザクは1/144は出ましたが1/100は出ませんでした)。この機体を初めて作ったのは旧MGで一部配色が違う曰く付きの物で(ジョニーライデンのはそれ以上に配色が違い、まるで別物でした)残念な記憶があります。ですが新MGの方はほぼ設定通りの色分けで肩のラインもちゃんとデカールですから感動しました。RGも一般販売でも売れると思うのですが・・・何故かプレバン限定でMSVはやはりジョニーの方が優先な気がします(汗)。
RG用のデカールがありましたのでショルダーアーマーのブルーのラインを貼るのですが・・・凹凸があるから非常に密着せずこちらはマークソフターを使い慎重にやりましたがマークソフター使うとデカールがかなり柔らかくなってしまうので案の定ラインが切れてしまいました。なので、よーく乾かしてからその部分に数字やジオンマークを上から貼って誤魔化しています。他にもマシンガンやバズーカの白ラインや肘の丸の中にある青い三角のマークは非常に貼りにくく慎重に作業しました。デカール位置はジョニーライデン機となるべく同じ位置、マークにし白狼マークも多数貼っています。
バズーカも今回はちゃんと作りました。塗装も細かい塗り分けが非常に多く、神筆の面相筆のおかげでそこそこ綺麗に塗れました。特にバックパックは赤やダークグレーなどで塗り分けないといけないので大変です。なので、最初にラッカー塗料のメタリックレッドを塗り、次にエナメルのジャーマングレーで塗って半乾きの時にエナメルの溶剤を付けた綿棒で赤の部分を拭き取って塗り分けています。エナメルとラッカー塗料を使い分けると筆塗りでも修正する事でヨレなく綺麗に塗る事が出来ます。肩のスリッドは余っている百式ゴールドで小さい面積ですから筆塗りでも十分に綺麗に塗れました。最後にスムースクリアー吹きますと多少の筆ムラはつや消し効果のおかげでわからなくなります。
最後は説明書と。
シン・マツナガの代名詞である専用ザクは白狼と言いながらも結構な塗り分けがあり、旧MGは分割が中途半端な上に白色の成形色は裏が透けていて塗装しないと見れないレベルでしたが・・・このキットは白やライトグレーの部分も含めて、ほぼ色分けされている上に深みのある成形色は技術の進歩を感じさせてくれます。バックパックの赤の部分とショルダーアーマーの青ラインだけちょっと頑張って塗り分けて、つや消しを吹けば見れるレベルになり、特徴あるマーキングだけ貼ればカッコいい白狼になるので子供の頃の自分が見たらビックリしたと思いました。RGのデカールは細かいのが多いから貼るのに苦労したのですが・・・小さい分だけ精密感が出るので使ったは正解だったと思います。RGのマツナガ機はプレバン限定ですから手に入りにくいですがHGは一般販売で今でも通用しますプロポーションですから見かけましたら是非作ってみて下さい。
ご覧して頂きありがとうございました。
ジョニー・ライデン専用ザクと。なるべく同じ位置、デザインのデカールを貼ってますから統一感は出たと思います。
赤と白の対比は大変見栄えが良く、赤い彗星のザクも一緒に並べたいです。
HGUC No.154 MS-06R-1A シン・マツナガ専用ザクを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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