【ＧＢＮＷ+】特別編：ＨＧ水星の魔女　デミトレーナー＆デミトレーナー用拡張パーツセット

第163改「１年と数ヶ月ぶりの再会」

久しぶり。あたし、アルザス・リースリング。
ＧＢＮのゲーマスから依頼を受けて武装テストをすることになったのは･･･今絶賛放送中の「水星の魔女」の武装。
･･･あれでしょ、ガンプラは瞬く間に消え去り、そこには武装パーツだけ山のように残っていた･･･って奴。ガンプラとしては久々の武装キットだものね･･･
それを触らせてもらうわ。

元々あたし、ファンネルとは非常に、非常に（大事なことなので２回言いました）相性が悪くて、ガンビットひゅんひゅん飛べる踊れるエアリアルとかは完全にスルーしてたのね。
そこで、今回は郷に入ればと言うことで･･･デミトレーナーを一機、シールすら貼ってない完全な素組み状態だけど仕入れてきたのよ（今回の記事のために予約しておきました）。
アスティカシア高専でごく一般的に利用されるモビルスーツ。そもそもモビルスーツ最大手・ベネリットグループが運営しているだけあって･･･学園内には最新鋭のモビルスーツがひしめき、いろんなものをかけて行う「決闘」はまさにモビルスーツ見本市ね。
そんな中でも無個性なデミトレは、その扱いやすさと整備性、モビルスーツの基本を学べると多くの学生に親しまれているわ。

【ガンプラデータ】
種別：ＨＧ水星の魔女シリーズ（双方とも、振り番共通）
発売日：2022年12月10日（双方とも）
価格：1320円（税込み）（デミトレ）、880円（税込み）（拡張パーツ）
関連ガンプラ：ＨＧ水星　デミトレーナー（チュチュ専用機）
（デミトレ本体の仕様変更、拡張パーツＤ１ランナーが付属）

年末でいっぱいいっぱいの筆者です。
ただでさえ仕事でいっぱいいっぱいなのに･･･パルデア地方で宝探しをしたりナウイ・ミクトランを冒険したり･･･実はまだ言えない（ガンプラの方の）次回作も密かに進めていたり･･･
それ以外にも体調面など様々に重なった結果、武装はもちろんのこと（素組み状態でレビューするのが「GBNW」の仕様です）･･･今回デミトレはシールすら貼っていない完全素組み状態でのレビューです。申し訳ありません。
ともあれ、１年と数ヶ月ぶりのガンプラ武装キット。昨今、バンスピ武装キットは「カスタマイズウェポンズ」･･･３０ＭＭ用武装キットに切り替わっていたからね。
そっちの紹介「GBNW:MM」はこちらで。

ともかく、久々の普通の「ＧＢＮＷ」。楽しんで酔っていきましょう。

「水星」売り場を維持するにはちょっと心許ない拡張パーツセット。
チュチュライフルや平手は既にチュチュ専用機に付属しており、チュチュ先輩のデミトレを買っている人には少し物足りない内容。値段も２ランナーで８８０円、「ビルド」シリーズの武装と違ってなんだか高めの設定です。
元々のデミトレの単価が３０ＭＭ並みというのもあるのかな。

ただし！武装パーツキットとしては非常に珍しく、説明書の余白部分に武装の解説が載っかっていたりすると言う嬉しい変更点もあります。
これに合わせて解説できると言うこと。

Ｄ１ランナー。チュチュ専用機にも付属。

拡張パーツセットに付属するのはこちらのＤ２ランナー。
「水星の魔女」作中を再現するユニットともう一本ライフルが付属。もちろんＫＰＳです。

パーツ一覧。
・ビームライフル
・ガトリング
・給弾ベルト
・コンバットナイフ
・丸ノコ
・ドリル
・ミサイルランチャー
・デミトレーナー用平手ハンドパーツ（左右×１）
・ジョイントパーツ各種

･･･公式のパーツ紹介から引っ張ってきましたが、キットでの武装解説は若干異なる名称です･･･

デミトレーナー：
アスティカシア高専でごく一般的に使用されているモビルスーツ。
余分な要素をそぎ落としたことで操縦性や整備性が高められており、初めてモビルスーツを学ぶために最適な機体。
特にパイロット科の訓練によっては本来の専用機ではなくこちらを使用して演習することもあり、スレッタ・マーキュリーなども使用した。

シールを貼っていない状態（実際には胸部などにシールあり、５色から選択可能）。
「水星」機体は独自の可動範囲強化機構と後はめに特化したパーツブロック構造が特長。そのため、他ガンプラとの互換性は少し低め（特に腰部分）。

平手パーツ：
表情が広がる平手パーツ。手首のダミー甲パーツも当然付属。

このあたりは「鉄血」のオプションセットと同様。
普通のデミトレを持っている場合は甲を差し替えます。
他ガンプラ・３０ＭＭへの転用も当然可能な軸径。

ビームライフル：
チュチュ専用デミトレーナーが使用するビームライフル。
本来はリード線で本体に接続し基部パーツもあるが、本キットにリード線は付属しない（リード線接続パーツはお好みで取り付ける扱い）。

ジョイントパーツを使用して腰にマウント可能。ジョイントは二軸で少し持ちにくそう。

一番汎用性が高いのはこの武装（写真下）。
先端は３ミリ軸接続。今までのガンプラ武装キットの一部にも使用されてきたもの。本キット付属の先端にパーツ切り替え可能。
後部は･･･「３０ＭＭ」の射撃（長方形）タブ接続！
元々のタブと前後が異なるので使用法は限られますが、３０ＭＭの代表的武装カスタマイズ（写真中央）をある程度使えると言うこと。
ちなみに一番上は「ＨＧＢＣ　紅ウェポン」の武装。３０ＭＭよりも太い長方形接続でパーツを切り替えます。
武装テスト（レビュー）もこれだけ多くやっていると･･･色々とその時勢に応じた組み替え提案になっているのだなと実感。

さらにサイド部は本キット付属の弾倉パーツに切り替え可能であるほか（本キット用のパーツで接続）、先端には３ミリで武装を拡張可能。コンポジット装備に出来ます。
ちなみに「３０ＭＭ」のデコレーションタブ関係との互換性はありません。

デダラス：
デミトレーナー用の統合武装システムの通称。
各機能に特化した同規格のブロックユニットを切り替え、最小限の部品構成で最大の効果を発揮する。
各武装はマニピュレーターとの交換によって機体前腕に接続可能。
代表的なものに４連装ミサイルランチャーやサーキュラーソー、ハンマードリルなどがある。

本キット用ライフル基部に各種３ミリ軸武器を接続。
ミサイルランチャーに限り３ミリ軸→軸のジョイントが付属するのでそれを介して接続。

もちろんチュチュライフルでも。
怒りにまかせて資材をぶった切ったサーキュラーソー。

スレッタの地球寮加入のきっかけを作ったミサイルランチャーは専用ジョイントで手首の代わりに使用可能。
かつてアヴァランチレックスバスターで使ったものも思い出させますがこちらは一般的なガンプラ用。
ただし、ジョイントパーツの３ミリ軸は「３０ＭＭ」の３ミリ穴だとちょっとゆるめ（逆はＯＫ）。うまく調整を。

また、他の武装は３ミリ軸接続です。「３０ＭＭ」のカスタマイズジョイント各種などで凹凸を調整してあげよう。

コンバットナイフ：
小型実体剣。切断作業にも使用される。
ナイフ用マウントパーツも付属（３ミリ軸）。

ああ、写真枚数に制限のないブログの「マクスミッション」と違ってこっちは１６枚制限なのだった。
製作ストーリーの方でちょっとだけ延長戦を･･･

そして良いお年をお迎えください。