【GBNW】27：HGBC ダークマターブースター

第27改「トランザム」

トランザム。紅をまとう、ロゼの輝き。

フォース・「アルケミスト」もいよいよもって忙しくなってきた今日この頃。みんな、GBNライフはどう過ごしてる？
あたしは･･･いい酒、飲んでる。ゲーマスの口説き文句そのままよね･･･それもこれも、忙しいからなんだけれど。

ニュータイプやXラウンダーのいない（パイロット側の強化システムのない）GBN世界では、スタート当初から「あのシステムはどうする」「このシステムはどうする」って議論が絶えなかったのよね。
あたしのGNネイキッドはもともと、「00」世界の機体として･･･太陽炉機体の適応力をテストするためのガンプラだったんだけれど（第１改参照）、特定作品にこだわりすぎると自由度がなくなるって事で、徐々にアップデートされてって意味合いは消滅していったの。理屈だと･･･宇宙世紀機体に太陽炉を乗せてもいいって訳。
もちろん、原作重視派には原作重視派の戦い方があるけどね。

太陽炉が乗っていれば、当然ながら･･･「トランザム！」ってなるでしょ。
ガンダム世界のモビルスーツには様々な特殊能力があるわ。オカルトじみたパワーとか世界設定に即した能力とか。「00」ではトランザムが代表格。
粒子放出量を一時的に３倍にして、スピードと攻撃力を上げる･･･だっけ。発動時は機体が赤く輝いて、非常に･･･解りやすい。
最初の方はぽんぽん使えてたんだけれど、それだと「ガンプラ」を作り込む意味が無くなるって事で･･･作ったガンプラが一定以上の完成度になった時、発動できるって事になったのよね。
当然、素組みじゃ無理。あたし、大苦戦。
そもそも･･･「完成度」ってなに。一人一人自由に作ってるのに、オカルトじみた数値を設けないでよ･･･とゲーマスに言ったりもしましたが却下。
その過程で誕生したのが、このＧＮネイキッドだったわ。

･･･さて、実践。最初の出撃時と同じ（第11改参照）ブースターユニットを補助で背負って･･･
酔ってけ！トランザム！！

･･･白ワインをイメージしたカラーのネイキッドは、その瞬間赤い燐光をまとった。
それは、紅をまとう･･･ロゼの輝き。あたしには、そう見えたー

（小説パートの補足）
・久々のＨＧＢＣ編、時間軸を戻しました。相変わらずだいたいＨＧＢＣの番号順にストーリーが進行します。
・「パイロット側の強化システムのない」ガンプラバトル世界。ガンプラがそれらを「再現」しているのです。アストレイノーネイムのナイトロシステムの解説が一番解りやすい例えでしょうか（反応速度の向上を機体側で疑似再現）。本小説では阿頼耶識もこれに倣います。
・「完成度」ってなに。これもガンプラバトルにおいては謎の･･･数値で表せない設定。
作った機体からさらに完成度を上げるというガンプラバトルでは当然の要素は果たしてどう判断されるのか。現実だとそのあたりは難しそうです。
アニメじゃない　ほんとのことさ。

【武装データ】

キット種別：ＨＧＢＣ（ハイグレードビルドカスタム）
発売：2014年3月
価格：600円（税抜き）

関連ガンプラ：HGBF ガンダムエクシアダークマター（本武装・ジョイント以外が付属）
HGBF ガンダムアメイジングエクシア（同上）

あけましておめでとうございます。「ＧＢＮＷ」は通常営業です。
アルザスは今頃樽酒か甘酒でも飲んでいるのでしょう。

第２０改以来久々に時間軸を戻したＨＧＢＣ編。今では貴重なダークマターブースター。
最後の生産は'17年3月･･･大半のパーツはアメイジングエクシア関係にも付属するのですがやっぱり単体で欲しいもの･･･
今回はなんとか確保でき紹介と相成りました。当初から内容の決まっていた「書きたかった」改です。

ランナー。ＰＣはおなじみＰＣ－７。シールは目部分のみ。

セット内容。
・ダークマターブースター
・ビルドジョイント（一軸・二軸変換パーツ、腰接続用パーツなど）

このうち、ビルドジョイントは第１１改で紹介したビルドブースター付属のものと同内容。バックパックを様々なガンプラに対応させるためのパーツ群です。
また、二軸変換パーツを用いれば、エールストライカーなどのストライカーパックを本機に直接取り付けできます。

ダークマターブースター（トランザムブースター）：
ガンダムエクシアダークマターおよびガンダムアメイジングエクシアの背部ユニット。
装備したガンプラの推力・運動性を大きく引き上げ、トランザム発動時の機体安定性も向上。
アメイジングエクシア装備時（機体色が白・青）は「トランザムブースター」。色が違うだけで能力は変わらない。

単体形態。鳥形の飛行メカに変形。パッケージの状態で飾るにはスタンドが必須。
スタンド穴を隠すためのパーツも付属します。

ブースターの単独運用：
本機とダークマター（アメイジングエクシア）本体は太陽炉を共有しており、本体側が無防備になる代わりにブースターを分離して運用する。
分離したブースターは太陽炉が載せられている分高い戦闘力を有し、ＧＮキャノンやＧＮフィールドの展開も可能となっている。

翼とダークマターブレイドを外して。
翼基部は軸可動+ボールジョイント。広い可動域を持ちます。
翼ユニットとブレイドはそれぞれボールジョイント。頭は二軸で可動。
足部分はそれぞれが可動。

装備は基本的にストライカー用の一軸を推奨していますが、本体正面にはＡＧＰ二穴に対応する半丸軸が設けられ装備可能。
キット下箱裏では、ビルドブースターと同じストライク系への装備を推奨しています。
本キット単体ではもちろんビルドジョイントも忘れずに。

後ろから。
長大なブレイドが目を引きます。

ダークマターブレイド（トランザムＧＮブレイド）：
翼下部は大型のＧＮブレイドとして運用可能。
ＧＮ粒子をまとわせた実体剣である。

持ち手を引き出して各ガンプラに装備。

シドっぽいと思っていた時代もありました。

ブレイド持ち手は３ミリ軸なので･･･ネイキッドの肩などに装備。
ちょっとＣファンネルにも似た小羽根は手持ちもできます。

【次回予告予定】旧ＧＵＮＳＴＡ「ビギナーズガイド」でも紹介したチェンジリングライフル。
ちょくちょく積み崩しも上げるかも。
問題はＨＷＳＳＶウエポンとガードガンダムの発売タイミング･･･