GBN世界のガンプラビルダーに贈るHGBCガイド、「GBNWeapons」。
【第11改「いい酒を飲みたいか」:HGBC 001 ビルドブースター】
第11改「いい酒を飲みたいか」
いい酒を飲みたいか。それが、あんたの殺し文句。
GBN・・・ガンプラバトル・ネクサス・オンライン。
仮想電脳空間の中に「ダイブ」して、自分のガンプラでミッションをこなすネットワークゲーム。
現在は2000万を越えるプレイヤーのいるそこも、最初は・・・いや、そのもっと前は寂れていたわよね。
仮想空間でのゲームは色々あるけれど、このゲームの凄いところは「現実世界のガンプラがそのまま反映される」って所にあったの。
ガンプラの出来は、そのまま性能に反映される。それを実際に操縦して戦うのよ。
まあ、先にGPDでの「プラネット」システム・・・だっけ?あれで実際にガンプラを動かせちゃったから、仮想空間でも出来るはず、できます・・・っていうのがこのゲームの「売り」で。
クローズドβテストにおける実証実験の後、本オープンに向けて設備などの付け足しやバグの対応、要望の受付などをするって予定だったわ。
あたし?・・・アルザス・リースリングのこと?うん。
あたしは、あたしだった。カツラギ・・・ゲーマス(ゲームマスター)のリアルでの友達だったあたしは、それを手伝うことになったの。
「いい酒が好きなだけ飲める」・・・って、魔法のような言葉で誘われてね(実際そうだったんだけど)。
ダイバーは当然ながら、ダイバーネーム・・・名前を決めなきゃならない。
あたし、ガンダムアニメはよく見てたけれどガンプラは素組み程度・・・ネットゲームは初めてだったから。
「リースリング」・・・その場にあった白ワインの名前にしてしまいました。
なお、容姿(ダイバールック)についてはまだまだ未完成で、その場にあった女性アバターのものにしてしまいました。
それから数年。現在の所、衣装はともかく「本体」を変える予定はありません。
そして迎えた初出撃。後に本ゲーム内で「チャンピオン」と称えられるクジョウ・キョウヤ他、約100名が最初のミッションに臨んだの。
あたしは組んであったガンプラの一つ、10th版のダブルオーガンダムに買い足したビルドブースターを付けて出撃・・・
・・・出力が高すぎて扱いきれず。数機の撃墜で終了・・・他のダイバーがGPD経験者もいる・・・手慣れだったこともあって、成績は下から数えた方が早いくらい。
・・・ま、それがあたしの「馴れ初め」だった訳よ。
(小説パートの補足)
・「ビルドダイバーズ」放映終了後初の「GBNW」です。「最初」の話を。
今まで通り、時系列はHGBCの番号に準じます。
・「アルザス・リースリング」。実際に存在します。白ワイン売り場で探してみましょう。
・番号順では「000」にあたる「HGBC GPベース」はこちら。
それと「HGBC ダイバーギア」も同ページで。
なお、個人的に一番好きなアクションベースは3です。
【武装データ】
キット種別:HGBC(ハイグレードビルドカスタム)
発売:2013年10月
価格:500円(税抜き)
関連ガンプラ:HGBF ビルドストライクガンダム フルパッケージ(本武装が付属)
※2014年度「ガンプラ組み立て体験会」でも使用
2014年、静岡ホビーショーサテライト会場にて。
ビルドブースター組み立てと貸し出しガンプラへのカスタマイズ体験がセットになったもの。
「GBNWeapons」、「ビルドダイバーズ」放送終了後初の回はビルドブースター。
アメイジングブースターと同時発売された、最初のHGBC(ハイグレードビルドカスタム)です。
ガンプラの「武装」をばら売りするシステムであったHGBC。
その原点は旧キットの武器セットやシステムアップパーツ・・・では必ずしも無く、「ダンボール戦機」の「LBXカスタムウェポン」(2011~2013)だったりもします。
LBX用の武器が一つにまとまっており、それでゲームと同様の武装強化のカスタムを行うもの。それをガンプラにも持ち込んだ形で・・・
ほとんどが共通規格のLBXに対し、ガンプラの仕様は時代によって大きく変動します。
それゆえ、どんな時代のガンプラにもなるべく装備可能であるような拡張性も求められることになりました。
初期HGBCを見るとその試行錯誤が伝わります。
セット内容。
・ビルドブースター本体
・ビルドジョイント(3mm延長軸・3mm→3mm軸×2・3mm延長丸軸×2・2軸→1穴変換パーツ・腰穴取り付け用接続アーム)
余剰パーツはビルドストライクガンダムの腰中央部。
ビルドブースターはビルドストライクに入っているものでシールは翼の白部分など。
ビルドジョイントは本キットにのみ付属します。
ビルドブースター:
ビルドストライクガンダムの背中に増設するバックパック。
機体に装着すると出力は160%以上アップ、分離して支援戦闘機としても使用可能。
・・・という「解りやすい」設定でおなじみの初代ブースターシステム。
青単色ですが、価格は500円とリーズナブル。
ロンメル隊長「そのまま、でも!大丈夫、つけ、られる!」
変形させてバックパック形態に。ストライカーシステム対応の1軸(箱裏では「ジョイントパーツを使わずに取り付けられるSEED系HG」を紹介)に加え、ジョイントを1/4回転で1穴、逆方向に半回転でRGストライク系統対応コネクターに変化。
ビルドストライクとしてはのちにRGそのものが発売されますが、「当時発売していたストライク系ガンプラ全てに装備させる」というコンセプトでした。
ダブルオースカイにもまさかの無改造で装備可能(「ビギナーズガイド」も参照)。
翼が二重になっていかにも強そうになりました。
ビルドブースター:
装備した状態ではウイングの角度を自在に変更可能。
フリーダムガンダムのような空力制御能力を得る。
いつも通りGNネイキッドに付けてみる。
こちらは1軸→2軸変換ジョイントを使用。俗に言う「AGP2穴」はこの年にようやく導入が始まったばかりの共通規格でした。
大型ビームキャノン:
ビルドブースターにアームで接続されるビーム砲。
グリップを持って精密射撃も可能。同様のコンセプトは後のセイ機にも受け継がれる。
ボールジョイント2個で可動。通常PSのため保持力はお察しください。
長らく再販されていないので「本キットにだけ付属するビルドジョイントだけ気になる」方も多いかと。
ビルドジョイントで印象的だったのは「腰の3ミリ穴を使ってビルドブースターを腰接続するためのパーツ」。
両側に3ミリ穴のついたアームですが、片側にはさらに3ミリ軸が立っておりそちらで各ガンプラに接続します。
ダンタリオン(月鋼)に付けてみたところ。「鉄血」キットではAGP穴が無いため、必然的にこの接続方法を採ります。
もちろん腰の3ミリ穴は塞がれるので、アクションベースは挟み込み式で支えることになります。推奨ガンプラはHGUCユニコーンなど。
パーツを追加して胸挟み込みに変更することも可能。
最後に10thダブルオーとGNネイキッド。
「GBNW」の設定上では、本機を元にネイキッドが作られたということになっています。
HGBCガイド、「GBNWeapons」。【第11改「いい酒を飲みたいか」:HGBC 001 ビルドブースター】
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ガンプラビギナーズガイドとかGBNWeaponsでお世話になった者です。
ヘルプセンターにいるロンメル隊長は自分の作品です。本当はポケプラの人。
シリーズ索引は「おすすめ作品」からどうぞ
ブログ:https://solphis2.blog.fc2.com/
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