ベースガンダム&モビルハロ販促、「GBNWeapons」。設計上のこだわりなど。
【第31改「ミス・トーリ」:GBN-ベースガンダム+モビルハロ】
第31改「ミス・トーリ」
ミス・トーリ。あたしの「存在」を認めた、もう一人のゲームマスター。
それは、GBNが稼働して1年半から・・・2年くらいだったかしら。
あたしはリアルのゲーマス命令で、GBNの開発会社に出向くことになったの。
あたしって、なんていうか・・・「風変わり」でしょ。ゲーマスの命令で武装のテストばっかりやってる。
そのような存在が誰か、向こうも興味を持ったんじゃないかって・・・今だと思ってるんだけれど。
みんながよく知っているように、GBNの運営と開発は違うわ。
ゲーマス(ゲームマスター)は「安定した状態でGBNを運営するための維持管理」をその存在目的にしてる。
それに対し、ミス・トーリが率いる開発者チームは「GBNの基本システムを初めとした各種システム、武装などの基礎データの開発、イベント企画」などを行っているの。
トーリさんは「仮想現実空間」・・・GBNのシステム自体の創始者でもあって。つまり、トーリさんがいなければGBNは生まれなかったわけで・・・
・・・リアルの姿については、あたしはこの1回しか会ってないのよね。守秘義務はあるのでその正体については割愛することとして・・・
この際だから、聞いておいた。「何故、あたしが必要か」・・・って。
正直、自信が無かったのよ。
ガードフレームによる武装テストの自動化検討とか(第19改参照)、「アルケミスト」自体のごたごたとか、相当色々あって・・・あたしだけが今、このフォースにいる。
それでもあたしは、あなた達が開発してゲーマスが精査した武装をテストしている。
いいのかって。
・・・どんな状況でも、この世界にとって正しいかどうかを判定するのは「人」。
ゲーマスと同じ言葉を、トーリさんは口にしていた。
GBNの未来は、ダイバー達が切り開くもの・・・って、足してね。「ダイバー」であるあたしに、GBNの武器の未来がかかってる・・・そう解釈したのかな。
・・・その後、トーリさんが表に出たのは・・・あの、「ELダイバー事件」の時か・・・
最後のレイドボス戦、ゲーマスの護衛機として現れたガードガンダム。それはトーリさんの最高傑作の一つであり、同時にGBN最強のガンプラの一つ。
トーリさんとゲーマスの和解の証のように見えたわ。
(小説パートの補足)
・「GBNW」も33回目となるとそろそろつじつま合わせが厳しくなってきたぞ。
ともかく、ガードフレーム配備(第19改)からはかなり後の話です。
・肝心のベースガンダムなどの解説は下に回します。
【ガンプラデータ】
・GBN-ベースガンダム
キット種別:HGBD(「ガンダムビルドダイバーズ」ガンプラシリーズ)
発売:2019年1月
価格:1600円(税抜き)
関連ガンプラ:HGBD GBN-ガードフレーム(本キットの一部ランナー変更品)
・ハロプラ モビルハロ
キット種別:ハロプラ
発売:2019年1月
価格:1200円(税抜き)
関連ガンプラ:ハロプラ ハロ各種(ハロ部分を入れ替え可能)
今週と来週は新作キットレビュー編。GBN-ベースガンダムとモビルハロ、共に今年になって発売された最新ガンプラ。
よく動き多くのキットと互換性を持つ名キット達です。
双方共にキット開発はポリキャット氏(こちらにはあえて実名は記載しません)。本来なら両キットについて設計時のこだわりなどをツイートしてくださっていたのですが・・・昨日(1/22)消されてしまっていました。
それらについても思い出せる限りここに書いておこうと思います。以下斜体部分はポリキャット氏のツイートから。
余談ですが、モビルハロのようなキットにおける「プラモ初心者が組みやすくできるような設計上のこだわり」というのはこういった形でしか世に出ず少し寂しいところがあります。
これについてもこちらの本領がポケプラ(昨今キットには恐ろしいまでの「こだわり」が詰まっている)だからということによるものなのですが。
ゲインアーマー:
GBN-ガードフレームに用いられる換装装甲システム。
内部に機体特性の変化や性能向上を可能とする特殊ユニットが組み込まれており、この状態で使用する武装各種もそれに倣う。
バリエーションとしては各作品の主人公機やライバル機そのものの活躍を模しており、基本的に、換装後の性能はGBN最強クラスとされる。
まずはベースガンダムから。ランナー。
「ガードフレームに「ゲインアーマー」と呼ばれる装甲換装を行った形態」であるため、関節部は「HGBF1」、Aランナー・Bランナーの一部をガードフレームから流用。
Bランナーはブリッジを構築しベースガンダム用のパーツを追加しています。
上写真のいろプラランナー、Eランナーが完全新規のゲインアーマーパーツ。
セット内容。
・GBN-ベースガンダム本体
・ビームライフル×2(1本余剰)
・ビームサーベル刃(SB-13)×2
・シールド
以下は余剰パーツ。
・ガードフレーム各種対応シールド接続パーツ×1
・ベースガンダム用バックパックパーツ
・ガードフレーム用ライフル×2(第19改参照)
・ガンダム・レオパルド・ダ・ヴィンチ用各種パーツ(第19改参照)
(第19改参照)と記載してある部分はGBN-ガードフレームと同じ余剰パーツです。
また、余剰となる方のベースガンダム用のバックパックパーツはそのままでは接続不可能(対応する2軸パーツは1個のみ付属)。
ライフルは都合3本余剰です。ライフルかホルスタービットをやれと。
総合的には、ガードフレームと同じ値段でより遊びやすくなっています。
GBN-ベースガンダム:
RX-78-2ガンダムの特性を持たせたゲインアーマーを装備し強化された、ガードフレームの最高級指揮官機と言える存在。
ゲームマスタークラスに当たる上位管理者が直接GBNに介入する場合、ダイバーであるゲームマスターの随伴機として使用される。
「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイが見せた超人的な活躍と同等の強さを持って、その姿は全てのダイバーに感動と興奮を与えるのである。
ガードフレームと。
いかにも量産機然としたガードフレームと、各部関節、腕部、脚部の基本構造は変わりなし。
頭部、膝アーマーや足首、肩、胸部などが新規パーツ。可動範囲はガードフレームと変わらず。
後ろから。
1穴だったガードフレームと異なりベースガンダムは2穴。もちろん、バックパックを外せばAGP2穴が出現。
このバックパック部分、腰サイドアーマーに3ミリ穴がないことを除けば、それ以外のハードポイントはガードフレームと一緒です。
発光する装甲:
本機が見せる独特の蛍光色は、ゲインアーマーの仕様によって発光した装甲である。
シールドもゲインアーマー扱いとなっており、相手の攻撃に対し最適なコーティング能力(ビームコート。PS装甲、電磁装甲、ナノラミネートアーマーなど)を発揮、最大の防御力を持たせることが可能。
同時に、その神々しさを増す一助ともなる。
ダブルオースカイ(ハイヤーザンスカイフェイズ)と同様の水色の部分、それとは少し異なる白の成形色。
「プラモの成形色」でしか出来ない表現に挑戦、発光については本編でもう少し取り上げて欲しかったとのこと(本編の登場については「もっと出ると思ってた」とのこと)。もちろん気に入らない方は塗ってよし。
自分もこの話を知るまでは「???」だった成形色も今となっては納得。
ブラックライトで発光します。発光させると美しい。
これに限らず…ガンプラ側とアニメ側の意思疎通がうまくいってないガンダム、結構どころかかなりの確率であるよね(現行商品に多い)。
ビームライフル:
本機の使用するライフルは、GBN内で登場する戦艦の主砲並みにまでその威力を高められた特別仕様である。
頭部はガンダムの頭を元に、ひさしやアンテナなどを削ることで最適なRX-78-2顔を作れるようになっているとのこと。
作画負担などを減らすため、自由な筋彫りができるようにモールドは減らし気味に。
また、身体のスタイルについてはいわゆる「バリってる」ものを参考にしたとか。
ビームサーベル:
本機の使用するサーベルと切り結べるのはGBN内でも数えるほどであろう。
規格の同じガードフレームには、シールド用ラック、ビームサーベルラックを無改造で移植可能。
特にシールドラックは1個余剰。3ミリ軸を立てることでネイキッド(AGE-1)のシールドを付けるなどより遊びやすくなります。
カスタマイズすれば「ちょっと強いガードフレーム」なども作れることでしょう。
モビルハロ:
GBNの初期アバター、ハロには幾多のアクセサリーパーツが存在する。
その中でも最高級なのが、ボディユニット。「ハロのままで十分」なダイバーが「手足」を得るために利用する。
こちらについてはブログの方で更新した「GBNW」特別改も参照。
枚数がありませんがここからモビルハロです。
ハロプラシリーズもここまで来たとばかりのボディユニット。ベースとなる白色のハロは通常のハロプラと変わりないので割愛・・・
関節パーツはKPS。なお、ハロプラシリーズでは現在唯一、ボディの組み立てにニッパーが必要です。
ハロ正面外装パーツの四角穴は子供が簡単に外せるように。上下左右のカバーパーツがスタンドにはまるのも説明書なしでも大丈夫なように。
ちなみに一番苦労したのは四肢パーツのスタンド裏への収納とのこと。
ダイバーの武器携帯:
「仮想現実空間」において、ダイバーの武器の携帯は認められる。
これを用いて他のダイバーと戦闘したり、時にはMSを素手で殴り倒す猛者もいることであろう。
なお、撃たれるなどして「死亡」扱いとなった場合、ダイバーはその場でログアウトされる。
手首はビルドハンズに対応(第13改参照)。デフォルトでは握り手のみなので、遊び倒したいのなら持っておきましょう。平手は特に使えます。
設計協力は石垣純哉氏。
手足については互換性よりも可動を重視した大型の太丸軸。各部に開いた3ミリ穴で他HGBC等との組み替えを促進。
肘・膝は一軸であるが、足首ボールで可動範囲を最大限に高める。
手首パーツは挟み込みだと強度が出ないため3パーツ構成に。
サザメス:
現実世界における、女性向けの超有名アパレル会社。
GBNW内の女性限定イベント・「ナデシコアスロン」では主宰を務め、優勝者にはサザメスのイメージガールの座を与えるはずであった。
この際、社長はモビルハロで登場。選手宣誓などを行った。
ゲーマスと商談(ビルドハンズ使用)。
モールドのある部分はウェザリング、モールドのない部分は筋彫りなど、プラモデルに必要な特性を基本的に備えた設計に。
ハロとは3ミリ軸で接続するが、無改造で軸を逆にすることでより汎用性が広がる。
なお、説明書では挟み込みになっている腰パーツは無改造で外せるようになっている。
ハロ自体を90度回転させた時目が隠れるのはキット仕様。
なおランナー名は共通ランナーっぽい名であるが特に理由は無い。ポリキャット氏の趣味っぽい。
バックパック:
土星エンジンっぽい大型スラスターと排気管が特徴のバックパック。
バックパックはAGP2穴接続で分離し他のガンプラに取り付け可能。
ダブルオーダイバーなら無改造で可能。他はダイバーエースユニットかダブルオースカイ付属の2軸延長ジョイントを使用しましょう。
その逆として、モビルハロに各種AGP2軸バックパックも取り付け可能。
横のプロペラントタンクは分離可能。こちらも各部に3ミリ穴が開いているので活用しましょう。
ライドオン:
1/144ガンプラに対しても大型のボディユニットは、工夫次第では様々に使えることだろう。
ミス・トーリ率いる開発者チームは、胸部と頭部のみのガードフレームを用いて本「手足」のテストを繰り返したという。
それは、手足を失ったダリル・ローレンツに対するリユース・サイコ・デバイスのごとく。
(「GBNW」での設定であり公式のものではありません)
様々なものを載せられます。そちらについてはネットの記事や各種SNSを参照。
【次回予告予定】新作レビュー編、続きます。HWS&SVカスタムウエポンセット。
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ガンプラビギナーズガイドとかGBNWeaponsでお世話になった者です。
ヘルプセンターにいるロンメル隊長は自分の作品です。本当はポケプラの人。
シリーズ索引は「おすすめ作品」からどうぞ
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