HGUC プレバン RX-78-6 ガンダム6号機(マドロック)です。
HGUC ガンダム6号機(マドロック)を作ってみました。マドロックの元ネタはMSVの文献なのでかなり古いのですが当時は知る人ぞ知るMSでした。20年以上前に出ましたPS2のジオニックフロントでマドロックは一気にメジャーな機体になったと思います。ジオニックフロントはジオン側の視点で進みますからガンダムタイプの性能の高さを体験出来て、マドロックも真正面から戦いますとあっという間に全滅する程でアムロのガンダムとそれ程遜色ない性能だったと思います。それを見て自分は「キット化してくれないかな?」と思うのですが・・・当時はゲームの機体がプラモデル化というのはほぼ無く、造形物はMGアレックス用のレジンの改造パーツとガンダムフィックスのフィギュアだけで前者は高額な上に気軽に作れる物ではなく、後者は5号機とのコンパチでしたからイメージした物とだいぶ違っていて残念な物でしたがHG化された時は本当に嬉しく、サイドストーリー用のデカールも販売されたので満を持して完成を目指す事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
バーニア、バルカン、ビームライフルマズル→(ガイア)フレームメタリック(1)
各部スラスター金色部→(クレオス)ガンダムカラー百式ゴールド
ビームライフル本体一部、シールド裏、各部凹モールド→(クレオス)ニュートラルグレー
バーニア、ビームライフルマズル以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはガンダムデカールのサイドストーリーズ汎用1とHGのユニコーンガンダム用をメインにMGガンダムver.kaの説明書を見ながらなるべく似たデザインのを貼っています。サイドストーリーズ汎用1のデカールにはブランリヴァル所属を意味するアルファベットのBRや形式番号のがあり、これはデカール出るのを待ってから作って大正解でした。カメラアイのシールはグリーンとレッドがあるのですがパイロットが戦いに熱くなりやすいエイガ―なのでレッドにしました。
前作の旧HGのブルーディスティニー2号機が完成してから作り始めたので4月中旬ぐらいからだと思います。表面処理ともモールドの彫り直しを丁寧にやって塗装を始めたぐらいから夜にみぞおちに鈍痛が走り、頻度が上がって遂には会社に行けなくなる程でした。最初は胃潰瘍だと思い、お医者さんに行き、胃カメラをしたのですが・・・異常が見つからず、GW中にも夜中に鈍痛が頻繁に起きてしまうのでネットで調べましたら胆石の可能性が高いとわかりました。休み明けすぐに総合病院でCTとMRIで検査したら案の定、胆石による胆嚢炎ですぐに摘出手術になり入院する事になり、ますますガンプラどころじゃなくなります。手術は無事に終わり5日ほどで退院しましたが・・・体調がまだまだで神経を使う塗装やデカール貼りはとても出来ず、暫くは積んであるキットをパチ組したり、表面処理をして体に負担を掛けない様にしました。
入院している間は模型誌やムックを読んでプロの作り方を勉強しツイッターを見て、フォロワー様の使えそうな技法を色々学習しました(尊敬してますHJのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生からお見舞いリプ貰えたのは本当に嬉しかったし沢山のお見舞いリプ頂けて自分は幸せ者だと実感しました)。自分は成型色仕上げですが今年はオラザクに参加し一次突破が目標でスジボリが下手なので如何にして塗り分けとデカールで精密感を出しディテールアップをするか?が今の目標なのでマドロックでそれを試す事にします。6月の中旬ぐらいになるとだいぶ体力もついて仕事終わってからでも作業が出来そうなので毎日2時間半と決めて塗装や墨入れ、デカールを貼っていきます。仕事もあり睡眠取らないと病み上がりの身体には大変堪えるので・・・塗装やデカール貼りといった精密作業も体に堪えるので無理せず効率良く作業を考えながら進めていきました。
ビームライフルやシールドの裏は塗り分けないと寂しいので広い面はエアブラシ、狭い面は筆で塗り分けていきます。各部制御スラスターは淡いオレンジイエローなのですが混色が大変難しい割合なので隠蔽力の強いゴールドで塗り分けました。ただ、ゴールドはそのままですと派手過ぎるので全ての部分につや消しクリアーを吹いて落ち着いた感じにしました(ツイッター上でメタリックにつや消しを吹いて艶をコントロールしている方がいてそれを参考にしています)。300mmキャノン砲は合わせ目が出るので処理をしたのですが・・・メタリックで塗装したらヤスリ傷が大変目立ってしまい、デカールも貼っているからそこもつや消しクリアーを吹きました。おかげで傷は消えるしデカールは引き立つしで上手くいったと思いました。
最後は説明書と。
今回は退院してから最初の作品なので気合を入れて作り、オラザクへの良いテストになったと思います。今まではメタリックに艶を消すというのは否定的でしたが時と場合によっては大変使える技法でデカールと合わせれば上品かつ精密感出るのでアピールする時の武器になると思います。今まではなるべくデカールを沢山貼る事で勝負してきたのですが、貼る量が多いのは費用も効率も悪いのでなるべく効果的な場所に貼るというのを試したのですが沢山貼るのとほぼ変わらない仕上がりになり、これからもver.kaの説明書を参考にしたいと思います。これでガンスタ様に投稿したのが98体目で100体がいよいよ見えてきました・・・二か月も足踏みしたのは予想外でしたがまずは復帰作のマドロックの完成を喜び、渾身のこの作品を沢山の方に見て貰えると幸いです。
ご覧して頂きありがとうございました。
勿論、未完成状態時に出来る様に差し替えパーツもキチンと作っています。肩はガンダムフィックス風にデカールを貼っています。
比較的ノーマルなガンダムでこれはこれでカッコいいデザインです。
脚はいつもよりデカール貼る量を減らしながらも精密感を出せるように考えながら貼りました。
ガンダムデカールのサイドストーリーズ汎用1のデカールです。これのおかげでかなり設定通りなマドロックになりました。
マドロックはアレックスに似ているのでデカールもそれを意識して貼っています。
300mmキャノン砲は艶消しのメタリックでデカールをアクセントにしています。
胸の106の機体番号はガンダムの102、4号機や5号機の104や105に倣って統一性を持たせています。
デキの良いキットに二か月以上も掛かるとは思いませんでしたが無事に理想のマドロックが出来て本当に良かったです。
HGUC プレバン RX-78-6 ガンダム6号機(マドロック)を作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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