【GBNW】36：HGBC ライトニングバックウエポンシステムＭｋ－ＩＩＩ

第36改「クジョウの翼」

クジョウの翼。それは紫紺の･･･ファンネル？

昨今、フォース「ＡＶＡＬＯＮ」の活動が活発化してきている。
ＧＢＮβテストからのいわゆる「初期ダイバー」、クジョウ・キョウヤの率いるフォースは、頼れる仲間の数々を集め･･･ＧＢＮのトップにほど近いところまで上り詰めている。
･･･ってのは、同じβテスターのあたしとしては嬉しいところではあるわね。
なんて言うか･･･随分と遠いところに行っちゃった、って感じだけれど。

そんなクジョウの愛機はガンダムＡＧＥ－ＩＩマグナム。
クジョウは「ガンダムＡＧＥ」が好きらしくて･･･特にアセム編が、ね～。「スーパーパイロット」になりたいんだそうよ。
もちろん、ただのガンダムＡＧＥ－２じゃ面白くない。「ＡＶＡＬＯＮ」のリーダー機として相手フォースのリーダーとやり合う、それでいて個人での継戦能力やエネルギー問題なども考えると、「一機で救世主のような働きをする」っていう「ＡＧＥ」のような作品からの選定はある意味ぴったり。
それでいて、ガンプラの完成度が高くなればファンネルとかも使えるＧＢＮだから･･･「自分の」ＡＧＥ－２として改造したくなる気持ちも分かるわ。
それで出来たのが、Ｆファンネル。ＡＧＥ－２の４枚羽根を攻撃兵器に変化させた形ね。
ハイパードッズライフルはより攻撃力を上げたマグナム仕様に、攻撃機能を持たせたシグルシールドやもちろんＡＧＥー２といえばこれのビームサーベル･･･その全てが、「攻撃」に向けられてる。
皆の先頭に立って戦うには、それくらいの覚悟が必要･･･ってことか。

かくいうあたしは･･･ＡＧＥ－２からモチーフを得たと思われる「ビルドファイターズトライ　アイランド・ウォーズ」の４枚羽根をテスト中なのでした。
コウサカ・ユウマのＢＷＳとしては３個目ね。こっちもビームサーベルを４本装備していたりする超攻撃型。クジョウ、参考にしたのかな。
本来取り付くライトニングガンダムが大型って言うのもあるけど･･･でかいわ、これ。

（小説パートの補足）
・「ガンダムＡＧＥ」の機体達には出力や威力などの具体的な設定が意図的にありません。「自分で考えて楽しんでね」だったかな。
それ故にガンプラの説明書解説についても基礎的なところしか書かれていなかったりもするのですが。
・故に、エネルギー切れ的なことも全体で何回かしか書いていなかったりもします。「ビルドダイバーズ」に近いとも言う。
・ライトニングガンダムストライダーが初めて出た時「完全にＡＧＥだ」と思った方々は挙手のこと。
「アイランド・ウォーズ」にもおおっぴらにフォトンリング・レイが出ました。

【武装データ】

キット種別：ＨＧＢＣ（ハイグレードビルドカスタム）
発売：2016年9月
価格：800円（税抜き）

関連ガンプラ：HGBF ライトニングガンダム（合体させてライトニングガンダムストライダーを再現可能）

タイトルが長いとトップ写真の「余白」の都合で同じような写真ばかりになっちゃうな。

ライトニングガンダムの背負いものシリーズその３は「アイランド・ウォーズ」登場の最終形態・ストライダー。
･･･とは言っても「ＧＢＮＷ」で取り上げるのは初めてなので簡単に解説。
「ビルドファイターズトライ」の*ライトニングガンダム*は、当初アーティスティック･ガンプラコンテストの最優秀作として登場。リ・ガズィベースの本機は、背負いものであるライトニングバックウエポンシステムを取り替えながら、「トライ･ファイターズ」の一員として戦い続けました。
本体の性能については言わずもがな、背負いものの性能を変化させることで順次パワーアップを図る･･･後継機が発売されたバーニングやウイニングと異なり、ある意味お財布に優しい仕様でした。
パックを変えても本体の塗装変更などはありませんでしたし。
その分、現在だとＨＧＢＣおよび本体の再販タイミングによっては再現しにくいという弱点は抱えます。Ｍｋ－ＩＩは青バンダイになってから再販がかかっています。

ランナー。翼がでかい。

セット内容。
・バックウェポンシステム本体
・ライトニング用シールド接続ジョイント

ライトニングバックウエポンシステムＭｋ－ＩＩＩ：
コウサカ・ユウマが第１４回大会で使用するライトニングガンダムの新たなバックパック。
装備するとライトニングガンダムストライダーとなる。

戦闘機形態、前から。
これまでの二機とは一変した赤主体の翼。カミキバーニングなどにも影響を受けたのでしょう。

コウサカ･ユウマのガンプラ：
ライトニングガンダムは上記。「トライ･ファイターズ」としては変形機能を活かしたセカイ機の輸送や高い狙撃能力を活かして活躍した。
他、メイジン杯で最優秀賞を獲得したライトニングＺガンダムがある。
こちらもカミキ・セカイやホシノ・フミナとの出会いを受けた攻撃型のＺガンダムに仕上がっている。

背面。
左右のブーストポッドは太めの軸で接続。４枚の翼は３ミリ軸で接続。
可動はブーストポッド、翼基部、翼、ビームサーベル接続部。
翼側の３ミリ穴はＰＣ－００１などにも取り替えられますが･･･ちょっとＰＣの方が短いかな。それ故キット通りのプラパーツを推奨。

ライトニングガンダムストライダー：
バックパックを交換したライトニングガンダムは、さらなる高出力とともに接近戦にも対応できる性能、ライフルの銃身交換による大火力を得た。

接続はキット通りなら１穴。１軸にも一応の対応が可能。メインユニットが背中と平行ですがこの位置が正しい。
ネイキッドに背負わせる際はいつもの２軸１穴変換ジョイントで支えます。
しかし、重い。翼が大きすぎて、限界を迎えているダイバーの背中二穴では支えきれない･･･

･･･と言うことで、ここからＧＮヴィンテージ（ガードモード）で解説です。
ＨＧＣＥフリーダムの背中２穴ほぼそのままのこちらの方が重いバックパック系統は支えやすいのです。
こちらとしても「さらなる武装テストをするための機体」として作りましたし。

専用ライフル：
ライトニングガンダムの専用ビームライフルの先端に追加装備する。
機首部分を展開することでさらに高出力のビームを放つことができる。
分離したコア部分も小型ビームガンとして使用可能。

ライトニングとの組み合わせが推奨されていますが、単体でもビームガンを介して使用可能。

ビームサーベル：
各翼の先端に装備したビームサーベルは合計４本。
戦闘機形態ではビームガンとして使用可能であると思われる。

翼本体への組み付けが少し外れやすいかな。あと彫りが浅いのでビルドハンズだと落としやすいです。
ビーム刃は別キットから持ってきましょう。説明書ではライトニングガンダム付属のものを使用するように指示。
ＲＸ-78-2武器セットの時のものがそのままはまったのでSB-6やSB-13が対応かな。

ライフル機首部分はＢＷＳ本体に付けてみました。
ライフルにはライトニングのシールドを接続可能のジョイントが付属。ジョイントは３ミリ穴ですが、ライトニングのライフルに装備する時と本写真のように分割した場合にしか使えないのが難点。

翼は大型の刀のように見える部分。サーベル部を持たせるとそれっぽくなりますが浅いです。
バインダーガンにも付けてみたり。

ランナーなどを用いて２本つなげると大型剣に見えます。
このように手持ち武器に見立てる場合はサーベルを接着、翼基部を削って持ち手部分を広げると遊びやすくなります。

00系に取り付けるとやっぱり大きく見えてしまうかな。

【次回予告予定】ばたばたしそうなのでとびきり楽な奴を。イースタンウエポンズ。
･･･武器が３つしか入ってない！