ギラズール×クシャトリヤMIXING VAISYA-ZULU

というユニコーンの続きをオリジナルifストーリーで妄想しました😁画像はガンダムメタバース風w

パイロットはギルボアさんの息子、ティクバ・サントです☺️

機体名につけた”ヴァイシャ”とはヒンドゥー教におけるカースト(階級)制度の名称のひとつで、上からバラモン、クシャトリヤ、そして3番目の階級がヴァイシャ。憧れていたマリーダが駆った機体「クシャトリヤ」に近づきたくもまだ及ばないティクバの想いを表してみました☺️

NZ-3√74 VAISYA-ZULU 

機体解説　※画像回ります 

強化手術を受けたティクバ・サント用に開発されたМS。本人に縁のある「ギラズール」をベースに、施された強化手術に伴い本人も接触経験のあるプルNo.12が搭乗していた「クシャトリヤ」の機構を合わせた専用機として開発

ギラズールをベースにはしているが性能は全てにおいて格段に向上している。破損し放棄されていたクシャトリヤを回収、内部に組み込まれたサイコフレームをギラズールへと移植

ファンネル等のNT兵器は搭載していないが、操作性の向上のため機体各所へのバーニア・スラスターの増設、向上した性能を充分に発揮するためにボディの大型化を図っている

型式番号は形式上はYAMSとなるが、パイロットの希望でプルNo.12が搭乗していたNZ-666 KSHATRIYAにちなみその平方根となる”NZ-3√74”としている

多用途攻撃機動支援バックパックユニット

”アルバ・ビーネ(ALBE-BIENE)” 通称”クマバチ”※略称AB

本機体のメインバックパックユニット。クシャトリヤのバインダーを小型改良した装備

独立戦闘補助システムとして「P.U.L.SYSTEM」が搭載されており、分離戦闘も可能

高速推進用バックパックユニット及び主砲ユニット

”ジルバ・リベーレ(SILBER-LIBELLE)”通称”ギンヤンマ”※略称SL

軽戦闘又は高速移動時用バックパックユニット

縦2連のバーニアに左右2基ずつ計4基のウイングスタビライザーとテールスタビライザーにより、かなりの加速力を誇る。可動式のウイングスタビライザーにより、立体機動戦闘も行える

メイン戦闘用のバックパックは上記ABとなるが、出撃時は基本的にこちらを装備

専用装備　

6連装ビームリボルバー

特殊E-PAC型ビーム兵器。回転式シリンダーに筒状のE-PACを6弾装填。通常ビーム兵器10〜15発のエネルギー量をあえて6発分にすることによって、高威力を持たせている

後述のバインダービームカノンや胸部メガ粒子砲など多彩な攻撃手段を持つため、弾数よりも威力を重視

ビームカノン

バックパックユニットの4枚のバインダーに装着されたビーム兵器。専用のエネルギータンクも備えられ威力・継戦力共に優秀な兵器

単発式高威力主砲ユニット

特に兵装としての名称はないが、サブバックパックユニットに主武装のビームリボルバーをドッキングさせることによって、バックパック内部に装填されているエネルギーを一気に放出する高威力兵器

この主砲と4基のビームカノンによる一斉射は戦艦クラスの威力を誇る

各部解説

頭

ギラズールの頭部にギラドーガのヘルメットとクシャトリヤの角をミキシングして作成。ヘルメットはまさかのシンデレラフィット😆角はスリットを彫り差し込み

モノアイはビルダーズパーツのサイトレンズを使用

胴体

ギラズールをベースにクシャトリヤのパーツをミキシング。幅2ミリ、前に3ミリ、胴体横を左右1ミリずつ幅増しして逞しい印象に

胸部にジャンクパーツを使いメガ粒子砲を作成。動力パイプはグフのヒートロッドを加工

腰

ギラズールとクシャトリヤの腰部を組み合わせてベースを作成。フロントとサイドはスクラッチ。リアスカートはクシャトリヤのものを真っ二つに

裏側にディテールを追加。くり抜いた穴から見える黄色の部分は裏側に0,5ミリの隙間を作り差し込み出来るようにしてあるので、色を変えることも出来ます

肩

外側の肩アーマー下部を延長。裏側に小型のバーニアを2基取り付け。内側の肩アーマーへの接続角度を変更

腕

クシャトリヤの腕部をくり抜いて小手を作成

脚

腿はそのまま。サイドのカバーにディテールを追加

膝下は2ミリ幅増し。膝頭と裾両側の部位をくり抜きバーニアを埋め込み。裾後ろは一度切り離しスラスター部をスクラッチして装着

靴

クシャトリヤのものをベースにセミスクラッチ

バックパック

アルバ・ビーネ

クシャトリヤの胴体をくり抜き可動式のバーニア部をスクラッチ。上部にセンサー的なものを設置

クシャトリヤ肩部を加工。胴体への接続軸を本体に干渉しないよう位置を変更。1ミリプラ板を貼り付けて一回り大きく。内部にバーニアとそのカバーをスクラッチ

バインダー接続アームはケンプの肘フレームとSDCSの内部フレームをベースに30MMのパーツなどで作成

下側のベースはアンジェロギラズールのバックパックを加工。外側カバーとサイドのパーツはスクラッチ。タンクはSDのFAユニコーンのものをそのまま

バインダー

表面上部をプラ材で増強。砲門はくり抜きバーニアに変更

裏面にはビームカノンをスクラッチにて作成

ジルバ・リベーレ

SDCSナイチンゲールのバックパック部をベースに、バーニア部分のスクラッチとサイドの接続軸を増設

内側のスタビライザーは鉄血オプションのもの、外側はスクラッチ。裏側にディテールを作成

テールスタビライザーはフルスクラッチ

サイドショット&煽り萌え😍

バックショット&バインダー展開

主砲発射😆

GAISTAZ～ティクバ編～

(またまた長いので興味のあるかただけどうぞ😅)

平穏な日々…とは言えなかったかもしれない…

だがそこには尊敬する父が居て

それを静かにしかし強かに支える母が居て

何かと面倒で手間がかかり母の手を煩わし、でも愛おしく守るべき存在である弟と妹が居て

血の繋がりはなくとも確かに「家族」の1人であり、また自らの憧れでもあり、そしてむず痒い気持ちを覚えさせるマリーダが居て

そこに自分より年上だけれども放っておけない新しい弟のような少年が加わって

絶えず戦いは身近にあって、でもそこに確かに幸せはあった

昨日までは⎯⎯

◇◆◇◆

白衣の男「⎯⎯強化手術は成功しました。ええ。被検体の肉体面精神面ともにとても安定しております」

軍服の男「⎯⎯そうか…しかし、なんだな。まだこんな子供だというのに、こんなことまでして戦いに駆り出さなければならないとは…。我々の目指す先には何が残っているのだろうな」

２人の男が話している

自分は眠っていたのか⎯⎯？

いや、記憶はある

真っ白な部屋のなか、様々な計器や機械、薬品の入っているだろう容器が見える

白衣の男「⎯⎯少佐。今の言葉は聞かなかったことにしておきます。ただ…独り言ですが、我々だってこんなことのために科学の道を選んだわけではありません」

軍服の男「⎯⎯そうだな。では経過報告の続きを」

白衣の男が軍服の男に説明を再開する

僕⎯⎯いや、俺は強化手術を受けた

これまで主流だった強化手術と異なり、『プルシリーズ』と呼ばれる強化人種のクローンの脳波をデータ化し、被検体⎯⎯脳にそれをインプットするという新たな手法だと言う

『プルシリーズ』とは、強化を施した被検体のクローンを産み出し兵士として育てていくというものだったそうだが、成長の過程で様々な要因により意図しない行動・結果をもたらすことが多く、見直しが求められていたそうだ

この新たな手法は『プルシリーズ』の純粋な戦闘技術やサイコミュ兵器への適応能力を、被検体の人格を維持したままインプットし、俺のような子供でさえあっという間に強い兵士に変えてしまうという悪魔の技術

そのせいか、これまでの子供染みた考え方はなくなっている

そして誰かの声が頭の中に聴こえるような気がする

そう⎯⎯懐かしいような、胸がむず痒くなるような声が

◇◆◇◆

俺のために強化改修された機体のテストを兼ねた哨戒任務中、突如指令が下る。

オペレーター「近くで交戦が行われている模様。近隣で任務中の部隊は注意されたし」

上官「サント軍曹、お前のすぐ近くだ。毎日テストだけでは飽きただろう。どうだ？状況は分からぬが偵察を兼ねた"訓練"というのは」

オペレーター「ち、中佐！？じ、状況が分かりません！危険かと…」

上官「なに。あくまでも偵察だ。何も交戦しろとは言っていない」

この中佐殿は俺のことが気に入らないらしい。普段から何かと突っかかってくるが、それでも上官だ。命令には逆らえない。任務了解。

２機を連れポイントへとバーニアを吹かす。目指すは暗礁宙域。俺たちとは違うジオンの部隊の根城だと言われている場所だったはずだ。

バーニアを切りライフルの有効射程距離前まで静かに接近する。まだかなり先の暗礁宙域には小さな光が瞬いている。まだ交戦は続いているようだ。

カメラを遠視モードに切り替え状況の確認を試みるが、デブリや暗礁、戦闘の影響による画像の乱れが酷くこの距離からでは何が起こっているかはよく分からない。

「本機が先行する。２機は援護射程を保ちながら続け」

「「了解」」

僚機を残し暗礁を利用しながら静かに接近する。相手のレーダーに捕捉されるだろうが、戦闘中ならば即座にこちらに標的を変更はするまい。徐々に暗礁の隙間から機影が見え始める。

「あれは…ゲルググか？」

片方の機体はゲルググタイプだろうか。見たことのない形ではあるが識別信号は「ジオンマーズ」となっている。聞き覚えのない名前だかジオンではあるのだろう。

もう片方はパッと見はザクのようではあるが、あまりにも異形…識別信号も出ておらず、なぜだか底知れぬ恐怖を感じた。

「さて、どっちだ…？」

静観するべきか、どちらかに加勢するべきか、もしくはどちらも敵なのか。判断材料は無い。この状況では上官である"中佐殿"の命令もない。

キィーーーーン

突如、耳鳴りが響く。これはいつものあの声が聴こえる前兆だ。

(あの娘を助けて⎯⎯)

(あの娘？どっちだ？)

疑問には思ったが何故だか分かる。自然と砲口を片方に向ける。

主武装であるビームリボルバーと４基のバインダーに内蔵されたビームカノンの一斉掃射。引き金を引こうとした瞬間、異形のザクがこちらを振り向いた。気付かれた？！

構わず引き金を引く。５条の光線が一斉に放たれたがその一筋も掠りもせず異形は闇へと消えてしまった。

残ったゲルググタイプの視線がこちらを向く。攻撃される気配はない。オープンチャンネルの回線を開く。

「こちらはネオ・ジオン所属、ティクバ・サント軍曹。所属を問う」

『こちらはジオンマーズ所属、アリア・ガラハウ大尉。助太刀に感謝する』

無線からは女の声。まだ若い声だ。頭の中の声が言った"あの娘"で間違いないだろう。

「問題なければひとまず同行を願う。悪いようにはしない」

『ああ。艦も一緒で構わないか？』

「…いいだろう。付いてこい」

さて、このような状況になったが…上官殿になんと言われるだろうか。考えると気が重い…

偶然に訪れたこの遭遇と出会い⎯⎯

それぞれの運命はどう絡みどのよう紡がれていくのか

おしまい

長々とありがとうございました😅これにてifシリーズの３機の制作完了です！本当はもう１機ガンダムタイプの妄想もしていたのですが、素体が手に入らないのでここまでにしておきますw 

ミキシングをテーマに制作開始しましたが結局はプラ板工作のスキルが上達したかなと思いますwもうちょっとスムーズな制作をしたいんですけどね😅

さて次作は制作スピードの遅い自分が、無謀にも２機同時制作に挑戦したいと思います！素体は高機動型ザクⅡエクバ機とイフリートナハト✨どちらも格好良い機体ですね☺️ 

テーマは「陰と陽」「光と影」「白と黒」「剣と盾」といった厨二病全開な感じ(予定)でいきたいと思いますw