C.E.75 カガリ・ユラ・アスハ主導のもと、オーブ、プラント、大西洋連合の三国を中心に世界平和監視機構コンパスが共同設立された。表向きには三国から公平に兵器・人材・活動資金等が負担されている事になってはいるが、事実上、艦船、MSなどの多くをオーブ、プラントが供出しており、大西洋連邦はその存在感を示せていない状態にあった。
GAT-X105R ストライクプラスはその大西洋連合にて、かつての試作機X105ストライクを次世代量産機として再設計・再生産した機体である。
二度の大戦を経て、かつての物量を誇った連合も人的資源の不足は深刻であり、特にMSパイロットは育成に時間とコストもかかる上で、ナチュラル対応OSをもってしても、依然コーディネーターパイロットとの遺伝的能力差を覆すには至らなかった。そこで数的不足を補う為のリモート操作可能な子機として、また戦闘型AIによる自律行動可能な無人機として開発されている。
これは同時代におけるMS戦力確保のトレンドでもあり、デスティニープランを導入したファウンデーション王国においても同様な無人機の配備が行われていた。
本機はC.E.71当時とほぼ変わらない外観を持つが、新型バッテリーによるエネルギー問題の解決、ストライクフリーダムにも採用された関節技術の一部応用、連合製ビームシールドユニット装備による防御力の向上等により、基本性能はコンパス主力機と同程度にまで底上げされている。
ストライク最大の特徴であったストライカーパックシステムは、後に開発されたシルエットシステムとの互換性をも持つ新型にアップデートされており、ザフト系バックパックの装備も可能となっている。
同時代のMSの主兵装がビーム兵器に移行したことや、パイロットの生存性を考慮しなくて良いことなどから、初期GATシリーズに採用されたフェイズシフト装甲は搭載せず、ロービジの軍用塗装を基本としている。
量産機としての完成度の高さから、本機を好んで使用する大西洋連合のパイロットも多く、有人機仕様にはトランスフェイズ装甲の発展型が搭載されている。
本機は、ファウンデーションの叛乱に際して、アークエンジェル改級強襲揚陸艦ガルガリンなどに搭載され、無人機や、予備役として臨時招集されたベテランの元連合パイロットらが登場し、数で劣るミレニアム隊を援護すべくファウンデーション艦隊の無人機掃討に当たった。
また、新型ウイングパック「プラウドディフェンダー」で出撃するコンパス総裁ラクス・クラインの護衛として、ドッキングした無人機がヤマト准将の元までエスコートしたとの逸話も残っている。
過去作ですが、SEEDコンに出したくてデカールワークだけ追加で施して撮影しました。
2020年に全塗装していたもので、まだ改造など全くしていなかった頃なので、色変えのみのHGCEストライクです。一度作った事のあるキットは基本おかわりしない自分としては珍しく、じつはHGCEストライクはこれが2体目制作でした。(正確には1体目はカラバリキットのストライクルージュ)
それだけ“平成のファーストガンダム”としてのデザイン性にも惹かれるものがあったんでしょうね(gandam1)後期主役機のフリーダムよりも好みでした。
機体の設定上、どうしてもディアクティブモードのストライクと思われそうなカラーリングですが、あくまで宇宙世紀の〇〇プラスシリーズ的な、ロービジカラーとして塗装しました。(自分の中では一時期ストライクモノクロームと名付けてました)
目が赤いので、悪役枠としてもイケそうです笑
IWSP装備もいいですね(gandam-hand2)
コトブキヤのビームシールドも専用追加装備として同系統色で塗装しました。
劇場版で、大西洋連合も一応参加しているはずなのに、オーブ、ザフト、ザフト、オーブって、コンパスでの存在感が余りにも無さすぎたんで、ちょいと量産型無人機でも供出してもらおうと、今回のストーリーを書きました!
除隊して予備役とかになった、元ストライクノワール乗りとかが、一般兵役で無人機相手に無双してもエエんやで(gundam-kao3)笑
エールストライカー武器セットのジョイントで対応出来なかったので、ストライカーパックと2軸ジョイントの互換パーツだけ簡単に自作してプラウドディフェンダーを装備させました。
劇場版ではかつての愛機との絡みも色々熱かったんで、ストフリへと託す為にプラウドディフェンダーを背負って戦場を駆けるストライクっていうのも有りだなと思いました(zaku-kao3)
ありがとう御座いました❣️
ロービジカラーの量産型ストライク
コメント
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ロービジカラー良いですね。ストライク系はバリエーションも多いので、こんな機体もあったかもしれません。
量産機やディアクティブモードに偽装して暗躍する元エースとか、妄想も捗りますね。
コメントありがとうございます(zaku-kao2)
センチネルをはじめ、ロービジカラーは作品枠を超えて男心くすぐるものがありますよね(gandam-hand2)
本編では何かと連合の活躍場面が無くて、連合のデカールとかあまりがちだったので、今回の設定に至りました笑
UC.60生まれ
ジオン第四工科大卒
1年戦争時 工兵の不足により工業科学生でありながら学徒動員・徴用され第603技術試験隊においてオリヴァー・マイ技術中尉付きのメカニック見習いとして、様々な機体に携わり無事終戦まで生き残る。これは、彼の肉眼に映った兵器たちの記録である。
主に微改造・全塗装で仕上げている初心者モデラーです。
ガンプラの取説にある機体解説やショートストーリーが好きで、それに寄せた文章を考えてみました。
お目汚しですが、よろしくお願いします。
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